少年は源氏の子
このお話は、
隠れて暮らす、源氏の生き残りとして産まれた中学生の少年、源太陽炎義経は、自分の血族や、友を守る為に、仲間と協力し、隠平家に立ち向かう!
しかし、自分の血族だけでなく、やはり中学生として悩めるものが多くって…。
そんなこんなで、学校と源氏との掛け持ち波乱生活を送る少年の物語!
源氏あり!友あり!!青春あり!!!
現代版源平合戦、いざ、幕開け!!
はじめはナレーション、あとは、ほぼ主人公サイドで書かせていただいています。
5月6日、隠れて暮らす、源氏の生き残りの家に、綺麗な顔立ちをした男の子が、誕生しました。その名を、「源太陽炎義経」と、申すそうです。
「太陽!!」
「何?」
「隣のクラスの女子がお前の事呼びに来てっぞ!」
と、俺の肩をぽんっ、と叩く。
「ふーん、あっそ。で?」
「…まぁまぁ!ちょっとは構ってやれって!女子やぞ?いくらお前が隠れて暮らしてる源氏の生き残りやからってちょっと話すくらい…」
「黙れよ、あんたに俺の家の何が分かる?」
俺は遮った…つもり。とか、思ったのもつかのま。
「何って?そりゃ、いっぱい!」
ま、眩しい笑顔…!!これはっ…!嫌味か?!?!?!
「しゃーないやんか、そーゆー関係だし?色々お話してくれたのわぁ、太陽の方からやったやろぉ?」
何その懐かしいこと語るように、甘えた声出すのは。無駄なお芝居はおやめ下さい。…そーゆー関係って…。(意味深)
「…龍牙、よく聞け。俺はお前に何言われても許す。……あと、深夜も……。」
はぁ…小声といえ、恥ずいぜ…。幼馴染な親友って、よく分かんなくなるよな…。
「うん…、やっぱ幼馴染みって最高っ!!!…って、女子んとこ行ったれよっ!」
「ぃいいいい嫌だ!!女子となんか関わりたくない!」
すると、そんな俺を見ていた女子達が騒ぎ始めたっぽい。
「きゃあっ!太陽炎君ったらツンデレっ!」
「やばいっ〜!もう、まじかわいいいいっ!!!」
馬鹿にしてんのか。
「たーいよっ!」
後ろから深夜が飛びついてきた。今喋ってた女子並にうるさいぞ、深夜…。
「痛ぇよ、バカッ!!!」
「見て見て!※イケカッコカワイイ、3人が揃ってる〜っ!早く!!盗撮っ!!」
※=イケメンでかっこよくて、可愛い
盗撮って…声に出てるよ…。
「やべ、俺らって、モテモテ〜…!」
とか言いながら、深夜と龍牙は来ていた女子達4人に、ひらひらと手を振ってみせた。すると、他の静かだった女子達までもが騒ぎ始めた。
「バカッ!何やってんだよっ…。」
できる限り小声で。でも、それも限界に達し…。
「俺らはアイドルじゃねぇ…!!!!!!!!!」
俺は教室で、そう叫んだ。
続
初めまして、Night・Boss と、申します。初めて小説を書いて、初めて小説を投稿しました。まだまだわからない事も沢山あり、未熟者ですが、どうか、よろしくお願い致します。
最後まで読んで下さり、誠にありがとうございます。とても嬉しい気持ちでいっぱいです。少しでも読んでいるあなたが笑顔になってくれれば、幸いです。
これからは太陽炎達が本格的に動いていきます。ぜひ、あったかい目と心で見守ってやって下さい。
これは連載小説の予定です。
1話ごとに投稿させていただきます。
ほんとうに、ありがとうございました!