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o.s.wtf ショート

作者: ちぇん

初投稿です。

『ああ、今日が来た』

灯りがつく、目の前の人物が眠そうな眼を抱え忙しそうに働いている、誰の為なのかは知らない。


...何故彼らは毎度、同じような時間に集い、同じような作業を終えて帰るのだろう。


毎日決まった時間に灯りを燈し、決まった時間に食事を運んでくれる。


今の環境は特に困っていない、腹を空かせ、蒼色の世界で佇んでいた自分にとってはむしろ好都合かもしれない。


食事に時間、どれを取っても不自由はしていない、不満を言うならば行動が制限されている事くらいか。


だけど僕には仲間が居る、行動の制限位では不満を問うには些か贅沢か。


翌日、仲間の一人が外へと旅立つ。


さらに翌日、僕が好きだった子が旅立つ。


そして今日、僕も旅立つ、おいそれと今の場所に未練があった訳じゃない。


僕が考えていたのは、《退屈》からの決別と、今の旅立ちが《時間》と《継続》に見合う物であったかと。


…「898円でこの味か、ロウニンアジなんて始めて食べたけど、凄く美味しいよ、やっぱり活魚は違うね」



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