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金だらいは、愛ですよ。愛。(神様談)

毎回短いですがご免なさい。

更新も不規則になるかとですご免なさい。

「あー……やっぱ閉まってるのか。」


始めて出会った同級生の青年は、エンカさんという銀狼の半獣人さんでした。始めて人と精霊以外の種族の人をみましたが、耳と尻尾が見た目モフモフサラサラしていて、今は垂れています。


後ろで「最初の攻略対象エンカウント……名前っぶふっ!…もふもふキター!」と騒いでるメイドは無視してください。触ろうともしないでクロコ。


地元の小国ではエルフ・ドワーフ・そして精霊たちしか見たことがなかったので、私もつい見てしまいますけどね。耳尻尾。


「ごめんな、うちのクラスは人数も少ない分、それぞれ特化したクラスにすぐ出掛ける事が多いんだ。……今日はまえから転入生がくるから、久々に集まって挨拶するまで居る筈だったんだけどな?ホウエイ先生まで、まだかえってきてないからなー…」


ちょっとゴタゴタがあったんだよ。だから教室も閉めたみたいだ、とエンカさんは頭を掻きながら説明してくれました。

なんだか大変?だったのでしょうか?

教室まで案内してくれて有り難うございます。


基本、わたしたちのクラスは多岐にわたる能力を持っていたり、事情があってあまり他の生徒や研究者と接点を持たない方が良いひとが所属するクラスで、学園長いわく『保護と区別』のための別枠クラスなんだそうです。

貴族や王族のような偉い方々も学びに(修行に)来てますからね。コネを作りたいだけのひとや、他種族や能力を差別する方々とは更に離して学ばせいるそうですが。

さすが学園都市、広いんですね?


「帰ってきたら携帯(元はクロコ作・学園支給)に連絡が入るだろうし。教室を開けてくれるホウエイ先生や皆が戻るまで、もう少し時間つぶしがてら、クラスの回りを案内しようか?」


ニッコリ笑顔で申し出てくれます。なんだか眩しくてありがたいです。

案内してくれることといい、とても良い人のようですね。

拝んでも、よろしいでしょうか?


「宜しくおねがいします。」


ツンツン

「お嬢様お嬢様。」


なにかしらクロコ?

「これから出逢う人はエンカさんを含め、お嬢様に今後深く関わるひとたちですよ。頑張ってアピールです!出逢いイベント制覇で好感度あげてください!!」


なんだかえらい勢いでせまられても困るわよ?


「ちなみにお嬢様じつはモフモフパラダイスがお望みですたk!ぐふっ!」


エンカさんが案内してくれるといってるのに、訳のわからないことを言われてもこまります。

ちょっとお口に鍵をかけました。


「それでは案内宜しくおねがいしますね?」

相手に笑顔は基本ですよね?ニッコリ笑ってたのみます。


「あ…ああうん。無詠唱ですごいのな。お前。

ちなみにそのちまいメガネ(精霊)、大丈夫か?」


大丈夫です。問題ありません。金だらいよりは。






隠せないモフモフ愛がですね?


人外って、ほんとうにいいですよね。

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