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学園へ。…行かないとだめ?ホントに?

一応クロコさんはメイドさん。


なぜかって?なりたかったからです。


次回から学園予定しときます。

「あっあー♪

学園案内書よーし。入学書類よーし。化粧ポーチよーし。手土産よーし。お嬢様の身だしなみ服装よーしよーし!!」


うん、か・ん・ぺ・き♪

と汗をぬぐう動作をしてきめぽーすなクロコ。これで通常運転である。


ちなみに服装はクロコがいつもの黒地に白エプロンのメイド服。ミリィは学園指定・支給の基本的な型の制服に、クロコが色々な魔法効果をつけてくれたらしい。

…少し不安はある。


「わたし、ほんとに今日から通っても大丈夫かしらね?」


今日から大国の学園という未知の場所にいくのだ、そこに通う者や、学園にもはや住んでるといった者たちは、差はあれど、いずれも魔法や技術に優れた者や、研究オタクな筋の人や、国の未来のため学ぶ意思のある者が大半である。

身分・種族や年齢は学園内では問われないといっても、基本・小心者のミリィは乗り気でないのだ。


自分はどちらかといえば全属性の魔法を使えても、知識も器量も一般市民だし普通の娘なので、むしろクロコだけが学園にいけばよいのではないかと、ここ数日のやりとりをくりかえす。


「あー!まだいいますか?!ワタシ、イキタクナイワ…とかいっちゃいますかっ?お嬢様がいかないと意味がないんですぅ!素敵な出逢いも幸せな未来も、物語が始まらないとぉー…ゲフンげふんっ。

とにかく見守り隊支え隊な私のしあわせのためにも、ついでにこの世界のためにも、お嬢様が学園に通うのは、必・然!!!なんですからねっ!?」


と剣幕だ。

でも大国の望みはクロコだけだとおもうわよ?

契約精霊だから私が一緒に行動しないといけないのは解るけど、通うのは自宅から転移陣でだから、学園の技術に興味がなければ私は地元小国でのんびり暮らしたかったのだけど。


「だいたい、お嬢様は自分が普通だ普通だとおっしゃいますがね?5年もクロコ特性の美少女育成カリキュラムで育て上げたんですから、うつくしーんです!

おまけに中のくらいと思ってる魔法だって、ワタシと比べてですからね?この世界ではじゅーぶんに凄い部類だってわかってくださいよもう!…このぅ、天然ガスめっ(ぼそっ)」


クロコ、あいかわらず口が悪いわ。、また金だらいが降ってきてるし。


たいへんね、運命のかみさまに見られ(めをつけられ)てるって。


そしてそろそろ出掛けるじかんだから、クロコはまだ天井に叫んでるけど転移陣を発動させる。


「ほら、クロコ行きましょう?遅れるわよ?」てをさしのべる。


「そしてなんたるマイペース!これがヒロインのやりかたか?!

ああぁまってくださいよー!乗ります乗ります!駅員さーん!」


こちらに急いで飛んで来るクロコ。

一緒にいるから、きっとなにがあっても大丈夫よね。


私の契約精霊て、家族でメイド?の、


貴女といっしょなら。

ヒロインもやはりチートありなようです、よ?

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