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エンカさんの失敗。シルシの意味…。

これからは不定期更新になりそうです。

毎回みじかいですが、ヨロシクです。

「ないよねぇ…」

「ないな。」

「これはちょっと…急ですねぇ。」

「エンカの、すけべー(?)」


エンカ「ミィ!なんだよスケベってそれ…」



と、ルイゼさん・アクロスくん・ホウエイ先生・ミカエルくんの、みなさんにいわれているのは、やっと獣化のとけたエンカさんです。

…何やら責められていますが。


ちなみに今はお昼。

サロンに皆さんで集合中です。


エンカさんが暴走(バーサク)から落ち着いたあと、 行き過ぎた攻撃についてきちんと謝っていただけて、「守護の印」というエンカさん達『銀狼(ぎんろう)』の一族さんの守護を(ひたい)にいただいたのですが…


『仲間の印』とエンカさんにいわれた「印」の存在をみなさんが見た反応が、先程になるのです。

見た、といっても、見た目は無印なので、みなさんは「印」の放つ微量な魔力で解ったとのことですが…コレ、何か問題があるのですか?と先生に聞いてみます。



「あー…、問題、は、その効果的(・・・・・)には、確かにないんですけどねー?

獣人のつける『印』の効果は、付けた者への『守護』『加護』になります。

物理攻撃、特に獣人族の攻撃を減退しますし、彼らに『守護印』が有るものとわかると、仲間として優遇されますからねぇ。」


ただ…と、ホウエイ先生は言いにくそうにミリアムをみる。

と、見ていたミカエルがミリアムの袖をつんつん、と引っ張りながら横から伝えてきた。


「『守護の印』、天族にもある。意味も、ほとんど一緒。」


そうなんですか?とかがんでミリアムは聴く。


そう。と、頷きながら

「天族の『印』は『加護』と、『庇護』。魔力から、一族で、よく守る。

……ただ、獣人族みたいに、『(つがい)』の意味は、もたない。の。」

とつづけていった。ホウエイは苦笑いをしてみている、



つがい?

つがいって、つがいですか?………えぇっ??


ミリアムが軽くパニクると、

「うわー無理やりマーキングですかぁ?さいてースケベへんたーい♪」

とクロコも(はや)し立て、ミカエルくんと一緒に「へんたーい♪」とエンカさんを指差します。

やめなさいな、失礼ですよクロコ。


みなさんの視線がエンカさんに向かい、慌てるエンカさん。


「だからちがうって!俺は『印』しかつけてないし!所有の陣と魔力込めてないから『守護』の意味だけだろ?!『つがい』の意味にはなってない。」


と必死に「ちがうからな?」と私にいってきます。

みなさんにも「だろ?そうだろ?」と同意を求めますが…

エンカさんと皆さんの認識は異なるようで、


「だめだよーエンカ。」

ルイゼさんがポン、とエンカさんの肩を叩きます。


「獣人族の『印』はさ、異性に付けた時点で、他の一族からみたら妖精族の『婚印(こんいん)』と大差(たいさ)ないって。

恋愛の意味ですきだー、お気に入りー、愛してるー、って、いってるようなもんだよー?」

それに誰が印を付けたかなんて、僕ら位の魔力感知ができる人にはにはすぐわかるしね?ホントに異性にとったらマーキングみたいなもんだよ?


と、(さと)すように伝えました。

…………そうなのですか。


ルイゼさんにいわれて「ガーン!」と毛を立てながら、エンカさんはギギギッと首を回して周りをみまわし、皆さんに「うん」とうなづかれています。


…あ、ガックリ撃沈しましたね。


「お嬢様が周りに誤解されるのが嫌なら、『印』は外してもらえばいいんじゃないですか?」

もったいない気はしますが、とクロコがいいます。

ガバリとエンカさんも顔をあげますが…


「ですが『印』は付けたものを剥奪されれば、そのかたの恥になりますから、外しては失礼ですよー?エンカくん?

まぁ、他の獣人族には『守護』だとわかりますし、学園でも、一部にせいぜい『エンカくんの大好(おきにいり)きな女性の友人』だと思われるだけでしょうから、

ミリアムさんがそれでかまわなければ、付けたままがいいでしょうねー?」

とホウエイ先生は説明なさいました。


「ちょっと、うかつでしたねぇ。」といわれ

あわわわ……と耳をふるわせながら、エンカさんは、

「すまん!ミリィ。なんかホントごめん!!わるかったっ!!」

と拝みつつペコペコと謝りはじめましたが…。


……………エンカさんとのお友達の証明と思うなら、良いんじゃないでしょうか?と伝えました。


「……………気を悪くしてないか?」

謝りながらきいてきます。


いいえ?全く。

むしろ、ふわもふのオオカミさんとお友達。嬉しいですからね。

そういうと、エンカさんのふさふさの尻尾はパタパタと揺れはじめました。


………パタパタ。パタパタ。


「是非こんど、たてがみ(など)お手入れさせてほしいです。」

「おぅ!ミリィならいいぞー?」




ほほえみながら話す二人に



ルイゼ「ねえ、アレどうなの?」

ミカエル「……バカップル?」

アクロス「なつてるのか?」

ホウエイ「なかよしですねー?」


クロコ(お嬢様、ふぁいっ!)




それぞれツッコミをいれる面々でありました。




おともだち。です。

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