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やちむんとサンピン Ⅱ  作者: 玲於奈
3/4

昭和の漫才師

なし

なんとも

要領をえない運ちゃんだった

なんだかしらない間に

自分の話題にふられてました

みたいな


まあ

出会いがなんともなので


こちらも

沖縄をよく知るわけでもなかったし


守礼の門で

くつをぬいで

お金とろうとして

ひっくりかえった様子

ばっちし見られてたし


「そんなわけで1万円で

 観光案内たのんます。」


目があった氣まずさで

思わず

頼んでしまった


なんていうと思いきや


「がはははは」

と昭和の漫才師のような笑いで

本当に心底

笑いながら


こちらに近づき


「荷物は、これかい、おやまあ、あんちゃん

 どっからきなさった。

 なりゃたのタグついてるね」


まずはかるく

私の身辺調査から


「あんちゃん、

 どこに行きたいの?」


そう聞かれても

どこをみたいかわからずに


「でっかい海が見たい」


わけのわからないことを叫んだ。






なし

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