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プロローグ@

朝目が覚めて、真っ先に思い浮かんだのは、夢のこと


ちょっぴり、残酷だったもので、今思い出すと鳥肌が立ちそうで怖い。

今日は、西高校は休み。休校。うえーい。万歳。

すみません。微妙なテンションで上記が形成されました。

とはいったものの、やることがないので、再び布団の中へもぐりこむ。

眠くないです。はい。ええ、全くねむくない。

眠くないのはいいが、今度は腹が減った。

「なーんか、あったような気ィするけどなあ・・・」

そうつぶやいて、冷蔵庫の中を探ってみるのはいいが、一寸先は、・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・??

・・・・・・・・・・・!!!!!!!

「てってやんでいッ」

だッ誰だッ!冷蔵庫の中に歪なゴキブリを入れたのはッ!本物だったら死ぬ。

「あっれー?起きちゃった?」

・・・・・?!!!?!??!???!!!・

「だddddddd誰ッ?!」

「あたし?やっだー!夢の管理人よ」

「は?」

何・・・?この人誰ですか?ねえ。誰君。誰得?

「今日、君の夢、見させてもらったよ?」

「ねえ・・・俺・・・人見知りなんです(泣)」

「あらあら・・・」

あらあら・・・じゃねえよ!誰だ!

「誰ですか・・・(涙)」

「ふー。情けないわねえ!じゃ、改めて」

彼女は大きく息を吸った。

「君の夢の管理人、夢想 夢カよっ!」

「む・・・・むそー ゆめか?」

「そ。夢想 夢カよ!」

長めのツインテールに、ドS系少女。萌えラノベのパターンっぽくてなんか嫌なんですけど。ねえ。

・・・・というか、明らかに君、年下でしょう。

「な・・・何歳??」

「あたし?13歳よ!多分・・君たちの世界では、中一かしらねっ?」

「はい・・・そうです・・・」

中一のわりには、身長が高い気がする・・・・。

「ねえ、君は誰?」

「え?俺のことしらないで来たの!?」

「うn。コレも神からの指令よ」

「指令・・?まぁいいや、俺は佐々部 棗です」

「ささべ・・・・なつ・・め?」

「はい」

「変な名前」

「ひどい」

さらっといわないで頂きたい。というか、貴方のほうがおかしいんじゃないっすか?

「棗くん」

「何ですか?」

「何で、私がここに来たか判る?」

「いや・・・・わかりません」

「君を、夢の中へ引き擦り込ませるためだよ」

夢カさんはニタリと笑う。

信じられないが、どうやら本当のようだ。

念のために言っておくが、俺は最初からこの出来事を夢だと思っている。

「おや、君は僕の映す出来事を疑っているな・・・?」

「どういでもいいことなんですけど、一人称をまとめてくださいません?」

「な・・・君にしてはえらそうじゃないか・・・ッ。まぁ・・それもそうだな、これから、夢想 夢カの一人称は、僕だ」

「うん。判った」

「で、君は実を言うと、疑っているだろう?」

「うん・・。まぁ、97%くらいは疑っています・・・」

「あとの3%は?」

「ちょっと信じてます」

「・・・・ふーん」

え!?「ふーん」なの?!「あらそう・・」じゃなくて、「ふーん」って!ちょっと・・・!

「というわけで・・・行くわよ!!!!」

「は・・はい!」


こうして、俺と夢カの冒険が始まった。


よく判らない物語の幕開け_____


プロローグ 了

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