占星学講座①. 惑星とアスペクト
記録を綴るにあたって、占星学にまつわる用語が多数出てきます。
一部用語や、それに含まれる意味をかいつまんで記します。しっかり読んでも読まなくても良いです。
星座については僕がまだ不学なので、別の機会に。
占星学にはいくつか種類がありますが、ベースにしているのは西洋占星術です。
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①. 主要天体について
太陽系の惑星(冥王星含む)+小惑星(一部)+月 があたります。
それぞれの大まかなイメージ感の単語と併せたリストが以下。
・太陽……魂、身体
・月……心、精神
・水星……思考、言語
・金星……女性性、受け取る力
・火星……男性性、与える力
・木星……豊かさ、狡賢さ
・土星……社会性、丁度よく削ぎ落とす
・天王星……ON/OFF切替、情報の分別
・海王星……境界
・冥王星……愛情、限界を越えた力
・キロン(小惑星)……傷、コンプレックス、癒し
(その他の小惑星は別の機会に)
②. アスペクトについて
地球から見た各天体のある位置を見たときに、天体同士が形成した角度がアスペクトです。
ホロスコープの円の中央に半径の線を引き、その中心角を見ます。
大まかに『ソフト』『ハード』『インコンジャンクト(その他)』に分類されます。
5°程度の誤差はアスペクトを形成しているとみなしますが、誤差が0°に近いほど強い結びつきを表します。また、特殊なアスペクトは1~2°の誤差でないと、そのアスペクトであると見なされないことが多いです。
1. ソフトアスペクト(吉角)
扱いが自然に行えるアスペクト。エネルギー循環効率が良い。
・セミセクスタイル(30°)
・セクスタイル(60°)
・トライン(120°)
---特殊なソフトアスペクト---
・デシル(36°)
・セプタイル(約51°≒360÷7)
2. ハードアスペクト(凶角)
扱いが困難なアスペクト。
エネルギーの循環が激しく(場合によっては過剰に)行われるか、全く行われないか、制御できるようになるまで極端な働きをしてしまう。扱えるようになれば強力。
・セミスクエア(45°)
・スクエア(90°)
---特殊なハードアスペクト---
・コンジャンクト(0°、同じ位置)
・オポジション(180°、真反対)
3. インコンジャンクト
なかなか理解し合えないもの同士が結ばれてしまう角度。本人からすれば『自分でもよく分からない』、バランスを取るのが難しい。
両方の価値観を理解し、どちらをも扱えるのは何よりも強くなれる才能を秘めていることを表している。
・インコンジャンクト(150°)
中でも以下二つは、クリエイティビティ・独自性を発揮することでアスペクトが活きていく。
・クインタイル(72°)
・バイクインタイル(144°)
③. 神の手(ヨッド)について
インコンジャンクト2つと、セクスタイルにより形成される二等辺三角形を、神の手(ヨッド)と呼びます。
比類ない結びつきや才能を表し、使いこなせばそのスキルを人に与えることさえ出来る強力なものです。
但し、『周りから理解されづらい』『自分で自分が分からない』『何故か分からないけど生きづらい』という感覚に陥りやすいのが特徴。
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西洋占星術はあまりにも要素が多く、一度では解説しきれない上、そもそも僕自身が理解しきれていません。(ひつき曰く、およそ70%くらいは分かってるとのこと)
細かいところは記録の中に散りばめられていくことになります。
真実は僕も分かっていませんし、総まとめとして何かを記すことになるとはあまり思っていません。
僕の記録を呼んで宇宙をどう解釈するかは、お任せします。