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怠惰は罪ーやる気無しのやり直しー  作者: 味ノ素 味格
5/11

魔力を使ってみた

「火ってどうやったら簡単に起こせるんだ?」


現在アキトは火起こしと格闘中。


寝床を見つけ夜に備えて火を起こそうとしている。


「前の世界じゃ火起こしなんてしたことないしなー。ライター無いの?ライター」


とりあえず木の板と丁度良い木の棒を見つけたので、枝を下に押し付けながら思いっきり回転させてみた。


「え?」


力を込めて思いっきり回転させると、板の中間ぐらいまでめり込み煙が上がる。


「もしかして前の世界より力強くなってる?」


すかさず木屑や枯葉を被せる。


火がついてきたので、木を重ねていく


「うーん。筋力13で前の自分より力強かったら、前の世界の俺は戦闘力5ぐらいなのか?」


この世界にスカ○ターが無いからなんともいえない。


とりあえず火は点いたので、消えないように様子を見ながら魔力について考えてみる。


「せっかく魔法が使える世界に転生したんだから、やっぱり使ってみたいよなー。」


手に力を込めてみる。何も起こらない。


さらに踏ん張ってみる。何も起こらない。


「これ以上踏ん張ると何か違うのが出そうだな。」


汚い。


「う~ん。なんか呪文を唱えないと発動しないんかなぁ?」


そう言いながら手を見てみる。


目を凝らしてもっとよく見てみる。


ん?なんだ?


見ると手の周りにうっすらと靄のようなものが見える。


集中してもっと見ようとしたら消えてしまった。


「これか、これが魔力か。なにか掴めそうな気がする。」


もう一度集中して見てみる。


しばらくしたらまた靄が出てきた。


今度はこの靄を動かしてみる。


手から徐々に腕まで伸ばしてみる。


すごくゆっくりだが伸びてきた。肘まで伸びてきた所で消えてしまった。


「うわっ………これすげー疲れる。鑑定。」


ステータスを見てみる。


名前: アキト

種族: 人間

年齢: 15歳

クラス: 無

Lv1

HP:20

MP:2

スタミナ:30

筋力:13

敏捷:18

魔力:10

知力:12

運 : 2


スキル

鑑定 Lv1


固有スキル

世界案内アーカイブLv1


MPが減っている。


「なるほどね。とりあえずこれをMPがなくなるまでずっと繰り返していこう。」


その日はMPを使い果たし、そのまま木のくぼみに座って寝ることにした。


「強くなるのは楽じゃないなぁ」







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