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蒼天の月影より

からふるとかげ

作者: 一真 シン

足下 通りすぎていった 《からふるとかげ》

道のワキの 雑草の中に隠れた


とても小さく見えた 《からふるとかげ》

でもホントは ビックリするほど大きい


目立つから

堂々と悪さもできない

けど 悪いコトしない

ホントは臆病モノ

《からふるとかげ》




しっぽ 踏んでしまった 《からふるとかげ》

なのに しっぽ残して 逃げてった


しっぽがウネウネ動いてる 《からふるとかげ》

きっと体を探しているに違いない


フシギだな

どーしてしっぽ 動いてるのよ?

きっと 僕たちより

『生きていたい』と 強く思ってるから

《からふるとかげ》




今日も出逢った 《からふるとかげ》

踏まないように気をつけた


キミに似てるよ 《からふるとかげ》

街をさまよってるあのコたちも

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