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異世界転生部

作者: はーる

初投稿なので、見にくいとかあったらすみませんー-


「頭の中で考えたものを無制限でつくることができる能力がほしいですって?」


白髪の背の低い翼の生えた女神が呆れた感じで尋ねている。


異世界転生を希望する男が、チートスキルを獲得しようとしているところだ。


「え...だめですか?」


「毎回毎回色んな能力を授ける私達のことを考えて言ってくんない!?」


女神は男に対して不機嫌そうに強く言った。


「ごめんなさい....」


「まぁいいわ。手を出しなさい。」


手を出した途端手の甲に、星の紋章が浮かび上がった。


「これで、あなたの欲しい能力が使えるようになったわ。」


男は頭の中で、目の前にいる女神について考えながらなにか渡せないかと考えた。

すると、男の手に1本の赤いバラが出てきた。


「これ、感謝の気持ちです...受け取ってください。」


男は女神の手にバラを渡そうとしているが、女神は少し照れてる様子だった。


「感謝の気持ちだけって言いたいところだけど、ありがたくもらっておくわ。」


そういって女神は男から赤いバラを受け取った。


そうして、能力を与えられた男は異世界転生をするための【ゲート】に向かっていった。


女神は赤いバラを持ちながら、男がゲートを通り過ぎた瞬間、女神は呟いた。


(めんどくさ...)


「ガラガラ...」


女神は凄く嫌な顔つきで男から受け取った赤いバラを握りしめながら、とある部屋のドアを開けため息を

 つきながら、椅子に座った。


正面に座っているアルカが、メルシーヌに明るい声で聞いた。


「ねぇねぇ!今日はどんな人だった!?」


「そうね。テンプレートのような能力を与えろって感じの人間だったわ。」


「メルシーヌ、人間の前でため息などついてないだろうな?」


「ええ、勿論。ゲートを抜けてからため息をついたわよ。」


神々の掟があり、人間(転生者)の前では常に笑顔でいなければならない。


 感情を抑え、神としての威厳を保つために常日頃意識して掟を厳守することこそ、神々の役割である。


しかし、メルシーヌは感情を抑えきれないことがしばしばあり、激情の神として神々の間では知られている。


「しっかし、困ったもんだなぁ...」


「どうしたんだ、ガルシア」


ガルシアは、太い首を傾げて何か困っている様子だった。


「ここ最近、やけに多くないか?しかも事故死ってのが少し引っかかるんだよな...」


眼鏡をかけた、青髪の知性の神メーティスが棚からファイルを取り答える。


「この資料によると、地球では煽り運転というものや乗り物ミサイル...?というものが多いらしい。事故死で来る大半の人間はこれに巻き込まれているそうだ。」


「物騒なことですね。」


「ガラガラ...」ドアを開く音が聞こえた。


入ってきたのは、異世界転生部の部長シーラだった。


シーラは、誰もが想像する、全能神といった感じで神々しいオーラを放つ神だ。


シーラの腕には、大量の資料が今にでも落ちそうなぐらいある。


「ドサササッ!!」崩れるようにシーラの腕から机に資料が散乱していった。

資料には、微かに血痕が付着しているもの、水で濡れて今にも破れそうなもの、くしゃくしゃになった

ものまで、様々な資料があった。


「さて、皆さん。今回の資料はとても重要な役割を持ってもらう人間を選別する資料です。」

突然、シーラから言われたことに惑う、部員の神々たち。

 ガルシアが、水で濡れた資料を持ってシーラに何を選別して決めるかという質問をした。


「なぁシーラ、何を決めればいいんだ?」


ガルシアの質問に、真剣な眼差しでシーラが口を開く。


「今、新しい世界が誕生するというのを確認しました。そこで、異世界転生の鉄板である、魔王討伐の旅をする勇者と魔王が必要です。」

 異世界転生には必ずと言ってもいいぐらい、どの世界にもいる勇者と魔王が、新しい世界にはいないのであった。

 「その為、我々異世界転生部が今回の選別をすることになりました。」


異世界転生部の仕事は、病死・事故死・自殺・他殺・罪人が死後の世界をどのように生きていくかサポートをしていく神々の部署のことであるー-----


続く

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かなり短い短編小説?でした。


今回初投稿なので、もしよかった、ここ直した方がいいとかアドバイスくれるととても嬉しいです。



 




















アドバイスとかもらえると、続きを連載として出します。

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