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只人

作者: _白滝

何かになりたい人生だった何者かになりたかった

何にもなれないままだった何者でもありはしなかった

そんなただの量産機でしかない私に存在意義はあるのだろぅか

ただの数合わせ何でもないし何者でもない凡個性

埋もれていくだけの只人

そこにいるのが私である必要はあるのだろぅか?私である意味はあったのだろぅか?

答えの出ない自問自答を繰り返すだけの無価値で無色な毎日にはもぅ飽き飽きしてしまった

でも考えずにはいられないそこにいる理由をいてもいいと思えるだけの価値を見出したくて仕方がないから

でも考えても考えても答えは見つからない

だってそぅだろぅ?そんなもの始めから存在しないのだから

ただの量産機でしかない私に数合わせ以上の必要が意味が理由が価値があるわけなどないのだから

わかっていても望みを捨てられない

そんな事ないと意地になり現実を認めず受け入れず量産機としての使命すら放棄してただひたすらに答えの無い荒野を歩き続けるその様はどこまでも滑稽であろぅ

それが私だ

名の無い私はひたすらに時間を喰い潰すだけの無駄な生き方をする存在だ

只人である

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