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誰かに届きますように  作者: 月乃結海
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新しい一歩

「今日からよろしくお願いします」


「おぅ!」


やっぱりいい香り


コーヒーの香ばしい香り


昔ながらのコポコポと音をたてながら

ゆっくりゆっくり

凝縮されたコーヒーが落ちていく。


綺麗に手入れされてる。


銀色に光る美しいドリップポット。


落ち着く空間。。


眠くなりそーな。癒された感じ。


ふんわりと意識が遠のいていく。





バタン!!




え、、!!


木村くんは、びっくりしている。


「うわ、急に倒れんなよ!」


侑芽はまだ眠っている。


悩みすぎて寝不足だったようだ。




目を覚ますと……


ここは??


「お前、急に倒れたんだよ!びっくりさせんな」


「ごめん、ここは?」


「俺の部屋。」


2階が木村くんの部屋のようだ。


そこは本がおしゃれに飾られていて、まるでホテルのような生活感のない部屋だ。


「うわぁ、素敵すぎるよ。」


おじいちゃん「お、目を覚ましたな。」


なんか不思議な不思議な


やっぱり不思議な空間。


写真…素敵に笑ってる。


思いっきり笑ったりするんだ。


「もう、下に行くゎ!」


「うん、ありがとう。」



おじいちゃん「アイツは最近、楽しそうにしてないのじゃ。色々あってな。」


「そうなんだ。」


人には秘密がある。


隠してても幸せなのかはわからない。


でも言いたくないことだってある。


雪が降り積もる中。


嫌な思い出も真っ白に。


消せますように。


私はそう願った。

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