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3/5

少年は妹に起こされたようです。

第3話として書いたものを後に持って行こうと考えた為、今回の話は今急いでかきました。

なので、もしかしたら読みにくい部分があるかも知れません。申し訳ありません。

また、家族や場所の説明は次回に変更になりました。

よろしくお願いします。

「………!………!」


遠く遠くから声が聞こえる。


それはとても幼く、とても可愛いらしい声で…。


「……ぃ!……ぃ!」


その声は、回数を重ねるごとにどんどんと大きくなってくる。


そして……。


「にぃ!にぃ!起きて!起きてー!」


「………んぁ?…あ。リアおはよう…」


僕は目を覚ました。

寝起きであまり開かない目を擦り、やっとのことで目を開けると目の前には愛しの妹の顔が。


小さな顔に、くりくりした大きな目。

肩口まで伸びた金色の髪は丁寧に手入れがされており、とても美しい。

均整のとれた可愛らしい顔は、今は怒っているのか、とても膨れている。


「もう!にぃ起きるの遅い!」


リアはどうやら、御立腹の様子で、手のひらを腰の少し上辺りに当てている。


「ごめんね、リア。昨日少し考えごとをしててね。少し寝る時間が遅くなっちゃったんだ」


そんなリアに僕は昨夜のことを話した。


洗礼の儀という、恐らく僕の二度目の人生で最大のイベント。

緊張し、色々と考えてしまうのも無理はないかと思う。


「にぃ、悩みごと?リアが聴いてあげようか?」


…と、僕の考えごとという言葉を、リアは悩み事なのではないかと思ったらしく、僕にそう声をかけてくれた。


「あはは。大丈夫だよ、リア。ありがとう」


だから、僕はそんな優しい妹に感謝の言葉を伝えると、手を伸ばし頭を撫でた。


「えへへへ」


にっこり笑顔を浮かべながら、嬉しそうに撫でられるリア。

我が妹ながらに可愛いなと、僕はこの時思った。


…と、撫でられ続けていたリアであったが、不意に「あ!」と、突然大声をあげた。


突然のことに僕はビクッとなった。


リアはそんな驚いた僕の目を見るとこう言った。


「リアね、にぃにお願いがあったんだっけ!」


…と。


突然のお願いに僕は困惑した。


普段からリアは結構わがままを言うが、それでもこんな朝早くに僕を起こしてまでお願いするようなことは

今までなかったのだ。


もしかしたら、何か大変なお願いかもしれない。


「お願い?」


だから僕は少し不安に思いながら、リアにそう聴き返した。


「うん!お願い!」


僕の不安そうな表情や声とは違い、元気に笑顔で

リアは言葉を返す。

そして、少し間を開けると彼女はこう続けた。


「リアね、にぃとお散歩いきたいの!」


…と。


「……え?」


僕は驚いた。


まさかのお散歩ときたのだ。


実は僕と妹はよく一緒に出かける。

ほぼ毎日と言っても良いくらいだ。


だが、基本的には近くに住む人達が皆元気に活動している時間帯にでかける。


理由は色々とあるが、1番はその時間の方が友達や近所の人との触れ合いができるからだ。


しかし、今回はまだ殆ど誰も外に出ていないだろうこの時間に散歩に行きたいという。


困惑するのも無理はないと思う。


「この時間に散歩?」


「うん!」


「お昼の後じゃダメなの?」


「ダメなの!」


「そっかぁ」


できれば昼に…という僕の願いもすぐ破れてしまった。


どうやら今じゃなければダメらしい。


「うーん」


僕は悩んだ。


可愛い妹の為だ。


今じゃなければダメだというのならば、できれば行ってやりたい。


だが、僕はまだ10歳で妹は7歳。


まだ人も少ないこの時間帯に2人だけで外に出るということを両親が許すかどうか。


正直そこがわからない。

だから僕はリアにこう言った。


「じゃあさ、父さんと母さんに聞いてみて、良いって言ったら行こうか」


…と。


それを聞いたリアは、どうやらそれで納得してくれたようで笑顔で了承の意を表した。


…あの後、両親のいる居間へと向かったら、あっさりとOKしてくれた。


僕がしっかりしてるから良いのだと。


それで良いのか?と思う人もいるだろうか、両親があっさりOKできるのには一応理由があるのだ。


それには、僕の住むこの村の場所が関係していて…。


次話はなんとか19日に投稿できそうです。


よろしくお願いします。

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