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幻想国家郷  作者: ぐっち
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だいごじゅう

今回は文字がすくないだす




南海岸防衛戦から約3日後

 

 戦闘後、ビーチには神話生物の死体がゴロゴロと転がっていた、そのためか、ビーチは生臭い臭いが漂っていた。海兵達はそれらを片付けていた、鬼達も率先して死体を片づけた。

 


 戦闘に参加した第1混成鬼行軍団以下複数の師団は甚大な被害を受けた。海兵は戦死が多すぎて、死体袋が足りなくなっていた、鬼は戦死よりも負傷者だらけだったため、医療品も足りなくなった。

 また、全滅判定を受ける師団も多数存在していた(全滅判定は60%)。

 壊されたレルスホッツ海岸要塞の修繕も急務だった、一応は戦闘は終わったが、いつまた神話生物達が襲ってくるか分からなかったからだ。

 

南海岸防衛戦から約5日後

 

 植民地海兵隊の3個歩兵師団と2個工兵師団が増援として、送り込まれてきた、その内訳は大半が歩兵であったが、3割くらいが砲兵で構成されていた、工兵師団は主に要塞の修理にあてがわれた。そして、死体袋と医療品が支援物資として送り込まれた。

 

南海岸防衛戦から約9日後

 

 植民地海兵隊の2個軍団が送られてきたことによって、第1混成鬼行軍団と一緒に交戦した師団は後方へと下がった。

 

南海岸防衛戦から約20日後

 

 海兵と鬼達は、ケガから回復してきていた、失われた人員も徐々に補充されていった。

 

 そして、第1混成鬼行軍団の軍団長と師団長、旅団長、星熊勇義、伊吹萃香、茨木華扇らがロードホーン基地の司令部に集められた。

 司令部の会議室には、ロードホーン大陸における植民地海兵隊の最高幹部の3人、植民地海兵隊ロードホーン方面軍最高司令官ビル・マンズ、植民地海兵隊ロードホーン方面軍参謀長官アルジャーン・ホットル、植民地海兵隊ロードホーン方面軍第1海兵遠征軍司令官ロッキー・アイアンロードに加えて、本土から植民地海兵隊総司令官ジェームズ・マックラン、植民地海兵隊統合本部長アイジ・ベルトハーン、国務省自治政府部部長バック・モンテロの6人と士官や書記官が数十人いた。

 

 会議は、南海岸防衛戦についてと自治政府について話し合われた。

 

ジェームズ「よく生きて帰ってきた、早速だが、今回の戦いについては激戦だったことは聞いている、戦ってみての感想が聞きたい」

 

 ジェームズは、南海岸防衛戦の戦闘の様子を興味津々で聞いてきた、これには、軍団長と星熊勇義が答えた。

 

軍団長「報告書に記載通りですが、私が感じた事を述べます、敵は強力でどれほどで与えても質と量で突破されかけました、もしも、我々の持っていた弾薬が尽きていれば、レルスホッツ海岸要塞は突破され、周辺にある都市は破壊し尽くされていたでしょう」

 

 軍団長の発言に司令官達は困惑した、そして、彼らは本国(八雲西行寺連合合衆国)で計画されたことを話した。

 

ジェームズ「我々、植民地海兵隊はこの脅威を重く受け止めている、大統領閣下も同じ気持ちだ、ホットル参謀長官、あの書類を渡して欲しい」

 

 ホットル参謀長官が、軍団長達にある書類を配布した、数枚の紙がホチキスで止められている、書類に書かれていることは第1混成鬼行軍団の戦力増強及び対神話生物の部隊や基地を新設するということが、書かれていた。

 

第1混成鬼行軍団の戦力増強及び対神話生物における部隊の新設

 

第1混成鬼行軍団の追加戦力

1万2000名の海兵隊追加、装甲車両のLAV、300両とM1エイブラムス、120両が追加

 

第1混成鬼行軍団の改名

第1混成海兵鬼行軍


新たに新設された部隊

第1軍集団

第4軍

第4騎行師団

第6重装歩兵師団

第11独立ストライカー旅団戦闘団

第12独立ストライカー旅団戦闘団

その他全10個大隊

 

本国の植民地海兵隊からの増援

第363海兵師団

第44海兵遠征隊

第4海兵軍集団

第49海兵軍団

 

新設される基地

リビスル海兵基地

マービルホーン空軍基地

コルコック海兵基地

ワバーマン補給基地

 

軍団長「これは...」

 

ジェームズ「ロードホーン大陸にいる植民地海兵隊の全ては、対神話生物を攻撃することに決まった、本国の海軍が4個艦隊を派遣して海賊対策はしている、後数ヶ月後には10個艦隊が対神話生物用に派遣される」


 総司令官の補足説明も軍団長達を、安心させることばかりだったが、一人だけ疑問を持った、者がいた。

 

勇義「これだけの部隊が戦闘に参加してくれるのはいいが、何も神話生物に対しての教育をされてないんじゃあ、意味がないんじゃないか?」

 

 そう、鬼の四天王の勇義である、勇義の発言は、この場にいる司令官達が確かになと言わせるくらいであった。

 

アルジャーン「確かに教育に関して危機感を抱くのは分かる、それを承知の上で君達の部隊から隊員を数十名引き抜いていいか?」

 

 アルジャーンは、普段から少し威圧感があるかが、彼は切実に頼んできたのだ、これに軍団長達も参謀長官の頼みを聞かない分けにはいかない。

 

 今回は新設の部隊と増援、ロードホーン大陸中の基地建設が進んだ。

次回は戦闘回です

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