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幻想国家郷  作者: ぐっち
54/62

第52話 共闘7

戦闘&探索

 海兵隊と鬼はクトーニアンと食屍鬼に囲まれていた、正面には海兵隊と鬼の攻撃に曝されたクトーニアン、後ろ、左、右には唾液を垂れ流している食屍鬼がいる、この絶体絶命の状況の中で鬼と海兵隊は中心に集まり防御態勢を取っていたが、1人だけ違ったのだ

 

?「おりゃあ!」

 

ドゴン

 

 1人だけクトーニアンを素手でボコボコに殴っている鬼の女性がいた

 彼女は鬼の四天王の一人で、怪力乱神を持つ程度の能力を持つ星熊勇義がクトーニアンを蹴って殴ってとクトーニアンをボコボコにしていた

 

鬼1「勇義姐さんが戦ってるのに我々が戦わないわけにはいかないだろう?」

 

鬼2「よし!掛かれ!」

 

シュキンシュキン

 

 鬼達は背中に大事にしょっていた刀を抜刀し始めたのだ、海兵達も銃をリロードして、臨戦態勢に突入していった

 

鬼1「突撃!」

 

鬼&海兵「うおおおおおお!」

 

ザクッ 

ザッ

ババババババン

ドゴンカチャン

 

 鬼はその怪力を刀に乗せて食屍鬼をバッサバッサと切り伏せていった

 海兵達は至近距離でのライフル射撃やショットガンを食らわせていった

 食屍鬼達は鬼と海兵隊の猛攻でバッタバッタと倒れていった

 

鬼2「神話生物ってこんなにあっさりと死んでくれるんだな」

 

鬼1「油断するなよ、敵は未知の敵だ、いつ何時何が起こるか分からないぞ」

 

 食屍鬼は海兵隊と鬼の猛攻でその数を加速的に減らされていった、そして、最後の1体を倒した、後に回りを見渡すとそこには食屍鬼の死体が山のように積まれていた

 

海兵1「これで全滅か」

 

海兵2「敵もあっけなかったな」

 

海兵3「そういえば、星熊さんは?」

 

 海兵達と鬼は勇義がいるであろう、場所を見た、そこにはクトーニアンをボコボコにしている勇義がいた

 

鬼1「勇義姐さんを援護しろ!」

 

鬼2「勇義を救え!」

 

 鬼が数匹、クトーニアンの脇に飛び込んできて、刀を振り下ろした

 

ザクッ

グサッ

 

ブシャアアア!

 

クトーニアン「ギョオオオオ!」

 

 クトーニアンの背中から黒い液体が吹き出した、辺りにはクトーニアンの断末魔が響き渡った

 クトーニアンはこの鬼と海兵隊の連携攻撃に堪えたのか地下へと逃げていった

 鬼達と海兵隊は恐る恐る、クトーニアンが作った穴の中をのぞき込んだが、何もいなかった、しかし、強烈な臭いが立ちこめていたのだ

 

鬼2「奴の臭いか」

 

鬼1「こんなに臭いんだな」

 

海兵2「死臭に似てるかもしれないな」

 

海兵1「よし!散開して辺りを警戒しろ」

 

 海兵達と鬼は辺りを散策し始めた、辺りにはクトーニアンの血と食屍鬼の死体がそこら中にあった

 すると、食屍鬼の死体の中にリザードンの死体もあったのだ、リザードンは体をバラバラに引き裂かれていた

 

海兵1「よし、死体どけて確かめるぞ」

 

海兵達「了解です!」

 

 海兵達は食屍鬼の死体をどけ始めた、重さは成人男性よりも重く、強烈な臭いが鼻を付いた

 

海兵1「こいつは撃たれたわけでは無さそうだな」

 

海兵2「どうやら、戦闘中に食屍鬼共に食い殺されたみたいだ」

 

海兵3「とりあえず、何を持ってるか調べよう」

 

 海兵二人がリザードンの体を調べ始めた、出て来たのは免許証や見たこともない紋章が入った手帳だった

 

海兵3「彼の名前はドルクス・エイジース、建築作業員ですね」

 

海兵4「この手帳には何が書かれているのかな」

 

 海兵の一人が謎の紋章の入った手帳のページをめくり始めた、その中には古い身分証明書らしき物も入っていた

 

海兵4「ゲルガー・ミストウィッチKC、階級は近衛兵上級大佐、所属は第205近衛兵精鋭旅団、番号オルタ56561457、証人デスタメァー・エルドクAE・ジェニスター親衛隊最上級大将」

 

海兵1「強者だったんだな」

 

勇義「他の部隊はどうなっているんだ?」

 

海兵1「無線で確認してみます」


 海兵の一人が無線の電源を付けて他の連隊に向けて連絡を試みた、しかし、変なノイズが聞こえるだけでどの連隊も返答はなかった

 

第2混成海兵連隊

 

 首都サルホムの医療機関が密集している地域である、この地域ではよく死体と重篤な人が行方不明になるという、第2混成海兵連隊は下水道に降りていった

 この時点で全ての連隊は同時に地下に潜っている

 

連隊長「各大隊は決められた下水道へと向かえ」

 

大隊長達「了解!」

 

 各大隊はトラックに乗り込み、決められた下水道へと降りていった

 

大隊長1「暗いな、足下気を付けろよ」

 

大隊長2「なんでこんなとこに住めるんだよ」

 

大隊長3「まさか、こんな苦労してまで何も無しはないよな」

 

 海兵達は銃に付いているライトを付けて下水道を照らしていた、海兵達はゆっくりと下水道を進んでいく

 

海兵1「大隊長、これは最近使われたような跡ですね」

 

大隊長1「そういえば、警察官から聞いたところによるとここ10年くらいは人は入っていないと言ってたな」

 

海兵2「警察が間違っているのか、それとも認知し切れてないかだな」

 

大隊長1「ジャック!そっちの状況はどうだ?ここはどうやら最近使われているらしいぞ」

 

 大隊長1は大隊長2へと連絡をした、大隊長2、本名ジャック・ラグッフも大隊長1と同様に使われていないはずの下水道が使われてるという疑問に辿り着いていた

 

ジャック(大隊長2)「こちらジャック、こっちも同じだ、こっちの通路も最近使われいるな、エリックはどうだ?俺らと同じ状況か?」

 

 大隊長3である、エリックにジャックは連絡を掛けた、エリックはすぐに返答してきた

 

エリック(大隊長3)「いや、こっちは使われている痕跡はないな」

 

無線「こちら、連隊長のディックだ、全大隊長に集結地点に集合せよ、我々連隊本部も向かう」

 

 第2混成海兵連隊は一つの場所へと集まろうとしていた、この都市の下水道には彼らを常に監視している物達がいるとも知らずに

辻褄が合わなくなって来ているのでボチボチ、文章を変えていきたいです

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