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幻想国家郷  作者: ぐっち
49/62

第47話 共闘2

今回は説明回のようなものです

クトゥルフ神話生物発生から14日目

 

 鬼と植民地海兵隊は合同で話し合い植民地海兵隊の第653植民地海兵軍団を再編成し、鬼を混ぜた混成軍団を作った

 その名も第1混成鬼行軍団である、第1混成師団、第2植民地海兵師団、第3鬼人師団、第1独立混成機甲旅団、第2騎行旅団の計3師団と2旅団で編成されている、この他にも多数の部隊が編成予定だが、第1混成鬼行軍団の働き次第ということになった

 

クトゥルフ神話生物発生から3ヶ月後

 

 第1混成鬼行軍団は短期間の訓練期間を設けた、主な訓練内容は連携強化だった、最初はぎこちなかったが、徐々に連携していったように見えた

 

第1混成鬼行軍団司令部

 

 ここには軍団の幹部が集まって会議をしていた、面々は軍団長と副軍団長、各部隊の師団長や旅団長、参謀長、士官が数名、そして、考古生物学集まっていた

 

軍団長「まず最初は敵の発生源の特定だな」

 

副軍団長「その場所の特定は現在、諜報機関が全力で探しています」

 

 副軍団長が今分かっている情報を書類にして、テーブルに広げた、まるや矢印だらけのロードホーン大陸の地図があった

 

士官1「確か、ヤゼータ警察がそれらしき巣を発見したとのことですが」

 

考古生物学者「多分ですが、その巣は食屍鬼の巣ですね、発生源とは関係ないでしょう」

 

 考古生物学者がそれぞれの書類を見て、ロードホーン大陸の地図に色々と書き足していった

 ロードホーン大陸の地図は記号や言葉で埋め尽くされていた

 

軍団長「多いなぁ」

 

考古生物学者「各国の警察や民間警備会社から取り寄せた資料を参考して作りましたからね」

 

 警察が調べた事件で神話生物絡みの事件の捜査資料や民間警備会社の監視カメラに写った神話生物らしきものの映像などを元に発生源や巣を特定していった

 

副軍団長「ここから攻撃を始めれば良いのでは?」

 

 副軍団長が指したのはヘリホム人民共和国だった、ここには食屍鬼の巣とクトーニアンがいる可能性がある国である

 

軍団長「倒せるよな?」

 

考古生物学者「殺せるだろうが、苦労するぞ」

 

軍団長「そんなの承知の上だ」

 

 こうして、ヘリホム人民共和国への派遣が決まったのだ

 

副軍団長「今回は全部隊で行くんですか?」

 

軍団長「いや、第1混成師団を派遣しようと思う、大丈夫だよな?」

 

師団長1「大丈夫です、今まで訓練の成果を見せてあげますよ」

 

軍団長「期待してるぞ」

 

 第1混成鬼行軍団隷下第1混成師団はC-5ギャラクシーでヘリホム人民共和国に向かった

 

ヘリホム人民共和国

 

 社会主義の国で、技術力は黄金時代のアメリカようだった

 街にはフォードみたいな車が渋滞を作っていた、行き交う人はスーツに中折帽子を被って歩いていた

 

 第1混成師団はC-5ギャラクシーでヘリホム人民共和国軍の軍事基地へと向かった、第1混成師団はヘリホム人民共和国軍に出迎えられた

 

ヘリホム人民共和国、レラホム陸軍基地

 

 第1混成師団の師団長がレラホム陸軍基地の司令部に向かった

 師団長は司令部の基地司令室に入っていった、部屋の中には基地司令官とヘリホム警察の警視総監とヘリホムの情報機関である国家安全局の役員とその他、警察関係者や軍関係者がいた

 

師団長「どうも、ヘリホム人民共和国の皆さん、私は植民地海兵隊第1混成鬼行軍団第1混成師団師団長だ、それでは、早速、神話生物はどこだ?」

 

 ヘリホム人民共和国の関係者達が向ける友好的な態度はについては仮初めの友好というのが、師団長は一発で分かった

 

警視総監「はい、師団長殿、ヘリホム人民共和国の首都サルホムで死体が盗まれたり、行方不明者が出るなどが相次ぎました」

 

 警視総監の説明には、よくある、死体を売る連中か妖怪が死体をいたずら目的で盗っていた可能性があった

 

警視総監「そして、首都の下水道から異形の生物の死体が発見されました」

 

 異形の生物くらいなら妖怪や魔物などがいる、しかし、今回はクトゥルフ神話生物の生物が出たという

 

師団長「その死体と資料を我々に譲れますか?」

 

警視総監「はい、喜んでお渡ししましょう」

 

師団長「それと、この軍事基地も我々の師団に使わせてくれないでしょうか?」

 

 師団長は基地司令官を見て話し掛けた、基地司令官は士官を呼び、少し内緒話をした

 

基地司令官「分かりました、どうぞ、ご自由にお使いください」

 

師団長「ありがとうございます、それでは失礼します」

 

 師団長は司令部から退出した、ヘリホム人民共和国の関係者達は集まって話し始めた

 

警視総監「本当に大丈夫なんでしょうか?」

 

基地司令官「わからん、だが、彼らに頼るしかないだろう」

 

役員「因みにこの基地にくる植民地海兵隊第1混成鬼行軍団は鬼と植民地海兵隊員の混合部隊みたいですよ」

 

基地司令官「鬼か、確かに鬼は強いが連携できるのか?」

 

役員「連携するために2ヶ月半以上の訓練したようですよ」

 

基地司令官「不安だ」

 

 C-5ギャラクシーで乗ってきた第1混成師団が降りてきた

次回は戦闘回です

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