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幻想国家郷  作者: ぐっち
47/62

第45話 戦鬼7

今回はチョイパクった

ドガーーン!!!!!!!!!

 

 この巨大な爆発音と地響きに、植民地海兵隊と萃香はビックリしたように音のした方向に振り向いた

 凄く近くで爆発したように聞こえたのに煙が上がってはいなかった

 

パイロット1「なんだ、今の爆発音は?」

 

パイロット2「核でも爆発したか」

 

パイロット1「お、おい!あれを見ろ!」

 

 一人のパイロットが指を指した方向に何か黒い霧のような物があった、それは地上から空へと向かい広がっていくように見えた

 

パイロット1「おい、なんか、こっちに来るぞ」

 

ギャオオオオオ!!!

 

ドカーン!

 

 突然、ヘリが爆発した、まるで何かがぶつかったように曲がっていた

 

パイロット3「クソッなんだあれは?」

 

パイロット4「おい!避けろ!」

 

 この異変に気付いたパイロット達はヘリを上下に移動させて謎の物体を避けた

 しかし、何機か謎の物体の餌食に遭い、墜落していった

 

 そして、その謎の物体はホバリングをしている、その姿は鳥に非常に似ているが象以上の大きさがあった

 

パイロット3「なんだ、あの化け物は?」

 

ギャオオオオオオ!

 

パイロット4「ロケットを撃ち込め!」

 

ピシュンピシュン

 

ドカーンドカーン

 

 鳥のような化け物はハイドラロケットを数発くらい、炎を纏いながら落ちていった

 

ギャオオオオオオ!

 

 鳥のような化け物は次々と突っ込んできた、それを迎え撃つ、植民地海兵隊のヘリコプター隊と萃香、両者は激しい戦闘を行った

 

隊長「全隊に告ぐ、ここは一旦撤退しよう、このままだと全滅するぞ!」

 

 隊長の言うとおりにヘリコプター隊は次々と戦域を離れていった、しかし、それを逃すまいとする鳥のような化け物達

 

ドカーン

ダンダンダンダン

ピシュンピシュン

ドカーン

 

 そして、敵の国の都市を攻撃しに行ったヘリコプター隊が戻ってきた、しかし、その七割が損失していたのだ

 

 そして、ロードホーン大陸全土ではクトゥルフ神話生物のような化け物を始めとすると、悪魔や悪霊などが、このロードホーン大陸を覆い尽くした

 

 これには交戦していた鬼と植民地海兵隊は戦争所では無くなった、植民地海兵隊の要請で鬼達の代表と植民地海兵隊の総司令官が会合することになった

 

ロードホーン基地

 

 数ヶ月前に鬼達の襲撃を受けて破壊された基地はもう、すっかり、元通りに修復されていた

 その中の司令部で今回の事態の対処についての会合が行われた

 

?「それでは両者揃いましたね、今回の話の仲介役をさせて貰います、ラドリア共和国のデク・ホルバンです、よろしくお願いします」

 

 仲介役のホルバン、ラドリア共和国は永世中立国なのである、そのため、この会合を出させたのだ

 

ホルバン「それでは鬼の代表の皆さん自己紹介を」

 

勇義「あたしは星熊勇義だ、鬼の四天王の一人だ」

 

萃香「私は伊吹萃香、勇義と同じ鬼の四天王だ、私は嘘つきが嫌いだ」

 

華扇「どうも、私は茨木華扇といいます、以後お見知りおきよ」

 

 鬼達の少し悪態を付けながらいたが、会談は植民地海兵隊の紹介に移った

 

総司令官「植民地海兵隊総司令官ジェームズ・マックランです」

 

参謀長「植民地海兵隊参謀長リ・ベヨンです」

 

最高司令官「植民地海兵隊ロードホーン方面軍最高司令官ビル・マンズです」

 

 植民地海兵隊側も3人の最高指導者達を会談場に出してきた

 

ホルバン「それでは今回は鬼側からの言っていただきましょう」

 

 華扇が手を上げた、それに、ホルバンが気づいて、華扇に発言の許可を出した

 

華扇「我々、鬼は八雲西行寺連合合衆国による全面的な国家設立の支援をいただきたい」

 

 華扇は一世一代の賭けに出た、勝ったらこの大陸を支配出来る、もしも、負ければ植民地海兵隊はこの大陸を海上封鎖し、大陸で全滅が確実な生存競争が始まってしまう

 華扇はそれを意地でも避けたかった、それに、国を建国する理由は他にもたくさんあるため、今はそうせざる終えないということである


ベヨン「すこし相談する時間が欲しいです」

 

ボルバン「分かりました、許可します」

 

 植民地海兵隊の代表3人は集まり、鬼達に聞こえないように話した

 

マンズ「このままだと、ロードホーン大陸は我が国の土地になりませんよ、逆に侵略され返されるかもしれません」

 

ベヨン「それにこのロードホーン大陸を捨てれば我々には被害がありません」

 

 総司令官は悩んでいた、色々なことを考えていた

 

総司令官「いきなりの国家は無理だろう、だが、自治ならどうだ」

 

 ベヨンとマンズはあ、そういう方法もありか、という顔をした

 

ベヨン「相談終わりました」

 

 植民地海兵隊の代表3人は会談のテーブルについた

 

マックラン「我々からの条件を言いましょう」

 

 鬼達は息をのんで聞いた、もしも、海上封鎖になったらどうしょうと考えていた

 

マックラン「君たちの国家建設は認めよう、だがなぁ、我が国の政府が全面的に支援をするのはとても難しいです、しかし、我々の自治政府になるのであれば全面的に支援を行うことも出来るでしょう」

 

 鬼達は少し考える、そして、答えが出たようだ

 

華扇「分かりました、その条件呑みます」

 

 こうして、鬼達と植民地海兵隊の共闘が始まったのだ

次回は戦闘回です

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