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幻想国家郷  作者: ぐっち
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第44話 戦鬼6

ヘリコプターによる戦闘回

 今回のロードホーン大陸侵攻作戦で使われた兵力はおよそ30億人というとてつもない兵力、これほどの大兵力なのですぐに決着は着くだろうと当初は考えられていたが...

 

上陸から約1週間

 

 当初の計画では1週間後にはロードホーン大陸の半分を制圧しているはずだったのだが、まだ、4分の1すらも制圧していない

 その原因は鬼達のゲリラ戦で植民地海兵隊を翻弄していた、それも、鬼退治の専門家がいない時を狙って奇襲を仕掛けた、その度に植民地海兵隊は大損害を受けた

 そして、この戦争は始まって1週間で膠着状態に陥った

 

ロードホーン大陸バーバリズ王国首都ラードレーン

 

 ここは、八雲西行寺連合合衆国との同盟国だ、この国は植民地海兵隊員達に休憩する場所や補給を担当している

 

海兵1「ここに来てからもう1週間だぞ、俺は本当はもっと前進しているはずだが」

 

海兵2「前進するのは危険だ、いつどこで奇襲されるか分からないからなぁ」

 

海兵3「そんなこと言ってたら、このまま作戦終了期間を大幅に過ぎるぞ」

 

ドカーン

 

 突然の爆発にみんな銃を構え、辺りを警戒した、すると、煙が上がっているのが分かった、海兵達はその煙の元へと向かっていった

 

海兵3「嘘だろ?」

 

海兵4「鬼だ!鬼だ!」

 

 見張り員の海兵が叫んだ、その後、海兵達が雪崩れ込むように煙の元へとやってきた、そこには、鬼達が暴れていたのだ

 

海兵1「す、すぐにハンター達に連絡しろ!」

 

海兵2「なんで、こんな時に連中がいないんだ」

 

 海兵達は各々の武器で鬼達に立ち向かって行った、海兵の新装備と鬼達との攻防で一進一退だったが、鬼達はある引き上げていった

 

 ラードレーンはボロボロだった、そう、植民地海兵隊が鬼達を相手してた頃、ラードレーンは工作員達のおかけでボロボロになっていた

 

ロードホーン大陸ディンドンの森

 

 ここ、ディンドンの森の上空にヘリが数十機飛行していた、ブラックホークが十五機、アパッチが二十機、オスプレイが十機、チヌークが十二機、コブラとスーパーコブラを合わせて三十機の計八十二機の大編隊で飛んでいた

 

 この編隊の任務は鬼側についている国家への強襲攻撃だった

 

パイロット1「目標の都市が見えてきたぞ」

 

 都市はまるで4、5階建ての建物が多く、第一次世界大戦の地方都市によく似ていた

 

隊長「よし、攻撃を開始しろ」

 

 最初にアパッチ、スーパーコブラ、コブラがハイドラによる長距離ロケット攻撃が開始された

 

ドカーンドカーンドカーン

 

 都市の一番外側の建物群はハイドラロケットで火の海となった

 

隊長「よし、輸送ヘリ部隊はランディングポイントに向かえ!その他の戦闘ヘリ部隊は引き続き都市を攻撃せよ!」

 

 植民地海兵隊に攻撃された都市は大パニックになっていた、ローブを着た市民?が屋内から屋外へと飛び出して来たのだ

 

パイロット3「本当にここの都市の市民なのか?俺にはどっかの宗教の信者に見えるぜ」

 

パイロット4「おい、その信者共がAK持って撃ってくるぞ!」

 

バババババン

バババババン

バババババン

 

 ローブを着ている市民?達はAK-47であろう武器で植民地海兵隊のヘリを攻撃していた

 

バババババン

バババババン

バババババン

 

 ここは輸送ヘリ部隊が兵員を降ろしたランディングポイント、ここでもローブを着ている市民?達に攻撃を受けていた

 

 ローブを着ている市民?達の攻勢をもろともしない植民地海兵隊は、都市全体に対するハイドラによる攻撃と無差別射撃で都市のほとんどは制圧した

 

隊長「都市のほぼ全域の制圧に成功、後は友軍に任せて我々は基地に帰投する」

 

 植民地海兵隊のヘリの大編隊がディンドンの森を越えて基地へと帰投していたときだった

 

ドスンドスンドスン

 

 重い何かが歩いている音が徐々に聞こえてきた、そして、それは姿を現した

 

パイロット1「鬼か?」

 

ビュン

 

 突然、影がヘリの上に現れた、そして、その影を見た

 それは岩だった

 

ドカーン

 

 一機のブラックホークに巨大な岩に当たったのだ

 ブラックホークは爆発しながら墜落していった

 

 そして、その影は姿を現した、その姿は女の子のような姿をしているが、頭部には2本の角が生えていた

 そして、その顔はこの大陸に配属された植民地海兵隊なら誰でも見覚えがある顔だった

 

パイロット2「あ、あいつは、ま、まさか...」

 

 ブラックリスト上位三位の中の1人に君臨する、鬼の四天王の一人、その鬼の名前は...

 

パイロット5「い、 伊吹萃香」

 

 彼女はその場にいた、鬼の中でも最強に分類される彼女が今、ここにいた

 

萃香「フンッ」

 

 萃香はある一機のアパッチにチョップをしようと手を振り上げた

 

パイロット3「避けろ!避けろ!」

 

パイロット4「く、クソッオオオ!」

 

ドカーン

 

 アパッチは叩き落とされてしまった、アパッチは爆発して乗員は火に包まれた

 

隊長「クソッ!全機エンゲージ!奴の息の根を止めろ!」

 

 武器を積んでいるヘリや武器を持っている兵士を積んでいるヘリは萃香に向かって攻撃を開始した

 

ピシュンピシュンピシュン

ダンッダンッダンッ

ダララララ

ダッダッダッダッ

 

ドカーンドカーンドカーン

 

 萃香は植民地海兵隊の一斉攻撃にも怯まずにヘリを叩き落とそうとしている、それに対して植民地海兵隊のヘリコプター部隊は必死に抵抗した

 しかし、圧倒的な戦力差を前にこれ以上の継戦は不可能と判断した隊長はこの戦域から撤退しようとしていた、まさにその時だった

 

ドガーーン!!!!!!!!!

 

 巨大な爆発が起きた、この爆発は一体何なのか?これを知るものは今のところいない

次回も戦闘回

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