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幻想国家郷  作者: ぐっち
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第43話 戦鬼5

今回で決着が着きます

 静寂が辺りを包んでいた、鬼と人の居合い、普通なら鬼の方が圧倒的有利だ、しかし、そこは長年、妖怪退治をしていたので鬼の弱点を知り尽くしている

 

ブシャアアア

ブシャアアア

 

 両者は体から血を流して倒れた、周辺にいた植民地海兵隊の衛生兵が2人に駆け寄った

 

 大岐は右肩から腹部まで全部切られた、切られた患部から血がダラダラと流れていた

 

 頭寺は腹部を横に切り裂かれていた、鬼の強靱な内臓も切られていた、さらに、鬼には知られていない鬼にとっての神経毒であるガザドルニアという化学物質が塗られた刀だったので神経が麻痺していた

 

 両者はすぐに船に運ばれた

 そして、それと入れ替わるように数十人の侍が降りてきた

 

?「大岐は刺し違えたらしい」

 

?「それもあんな中堅を相手にあそこまでやられるか?普通」

 

?「かなりの土地を持った鬼大大名ですよ」

 

?「まあ、そこまでのだったということさ」

 

 彼らは今の戦いを見てそれぞれの点を考量しつつ評価した、そして、彼らから溢れ出るオーラのようなものはそんじょそこらの妖怪退治の専門家とは訳が違う

 

 彼らは妖怪といった、人外の生物と長年に渡って戦ってきた、本職の方々、武器は妖怪を殺すことが出来る、鎧は妖怪の攻撃を防ぐことが出来る、先祖代々受け継がれてきた妖怪退治に関する知識、妖怪と対等かそれ以上のパワーとスタミナ、これらをもって彼らは悪行を働く妖怪を退治する、帝から正式に認められた妖怪退治集団

 その名も怪異討伐軍である

 そして、今回派遣されたのはその中でも選りすぐりの精鋭集団鬼滅である、その名の通り、鬼を滅するための部隊である

 

?「よし、おまえら、鬼共を血祭りに上げるぞ」

 

 彼は鬼滅の首領である勝葉頼継、別名鬼を殺戮する者

 彼を筆頭に鬼滅の中でも最強と言われる三大鬼退治と呼ばれるのがいる

 

?「腕が鳴るな、これを終えれば合衆国から大量の金が手に入るぜ」

 

 彼は進路加寿乃助、別名傭われ桃太郎

 なぜ、このようは別名かというと、きびたんごを持っていた、使い魔が犬の怪異と猿の怪異と雉の怪異だからだという

 

?「我が輩のからくりはどんな鬼にも対応できるぜ」

 

 彼は榊原阿津彦、別名対鬼からくり使い、からくりハンター

 なぜかは、なんとなく察しがつくだろう、彼は人型機動兵器を使って鬼退治をするからだ

 

 その他、総勢50人の鬼退治のプロ達が鬼を殺したくてウズウズしてた

 

 とりわけ、この3人の鬼に対する知識と経験が飛び抜けて高い、彼らは鬼を狩りまくるために世界各地を飛んでいる

 

勝葉「全軍全身だ、鬼共をぶっ殺しに行こうぜ」

 

 鬼滅はどんどん森中へと進んでいった、鬼を殺すために

 その後ろを付いていくように植民地海兵隊の部隊

 その上には植民地海兵隊の戦闘ヘリと戦闘機が飛んでいた

 

 その他の上陸地でもある程度の攻撃を受けて犠牲者が多少は出たが、ハンターや凄腕の武士達によって鬼達は撃退された

 

勝葉「とりあえずは近くの敵の拠点を制圧しよう」

 

 そう言って、勝葉率いる植民地海兵隊は最寄りの街や城に進撃を開始した

 

植民地海兵隊総司令部

 

 今回、会議室にいるのは総司令官を始めとする植民地海兵隊の幹部達が勢揃いしていた

 

総司令官「現在の我が国の同盟している国家はあるか?」

 

士官1「はい、45の国が我々に協力的です、今回も兵站及び補給を主にやってもらっています」

 

士官2「武力的協力は15の国が行っています、しかし、鬼との攻撃で大打撃を受けました」

 

総司令官「ふむ、次は...

 

 会議は滞りなく進んだ、しかし、兵士の火力と鬼の防御力が微妙なラインが一番の難題だった

 

総司令官「火力かぁ、もっとたくさん予算が確保できればなぁ」

 

士官3「戦後なので、後10年は待たなければ充分な予算確保は難しいでしょう」 

 

 その後も色々と話し合ったが、結局今回の戦いの勝敗については微妙という判断が出た

次回は戦争っぽくして見せます

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