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幻想国家郷  作者: ぐっち
42/62

第40話 戦鬼2

ようやっと政治要素が入る

八雲西行寺連合合衆国首都ユカユユD.C.

 

 この日、文々。新聞は衝撃的な号外を出した

 それはロードホーン基地大破という見出しから始まっていた

 

文々。新聞の号外が出る一週間前

 

ロードホーン基地

 

 基地からは複数の火の手が上がっていた、死体に廃墟、廃車がそこら中にあり基地内はボロボロだった

 

 鬼達の対応に当たった、戦車隊計3両が廃車同然、防壁は穴だらけ、見張り台は崩れてなくなっていて瓦礫しか無かった

 

 この使えるように見えないロードホーン基地にロードホーン方面軍最高司令官と士官数名がこの事態について話し合っていた

 

最高司令官「こりゃあ、金かかるな、ただでさえ装備の更新に金が掛かってんのにな、畜生」

 

士官1「どうします?このままだと俺達ここから撤退しなければなりませんよ」

 

最高司令官「それはまずいなここの大陸は広い地下あって政府はそれが欲しいらしい」

 

士官1「広い地下ですか?大量の地下資源でもあるんですかね?」

 

最高司令官「ん?地下資源があるかどうかはわからない、だが、そんなことよりもこの大陸がすごいとこらしいくてな」

 

士官1「それはなんですか?」

 

最高司令官「大昔、その地下は地獄だったらしい」

 

士官1「え?地獄?」

 

 士官1は辺りをキョロキョロし始めた、これは多分、極秘なんじゃ無いかと思ったのだろう

 

最高司令官「大丈夫だ、あまり知られていないだけだ」

 

 士官1はホッとしたような顔して、再び最高司令官の話を聞くような姿勢に写った

 

最高司令官「まあ、そろそろ俺達も資金集めするために動こうかな」

 

 そして、文々。新聞の記事である

 

号外から二週間後

 

 最近、鬼達は戦車と真っ向勝負してたり、軍艦を相手に喧嘩売ろうとした奴もいてとにかく大変だった

 

 しかし、もっと大変なのは金が無いということだ

 兵士の対鬼装備換装といった、非常に金が掛かる、それを解消するには世論を動かす必要がある、世論が動けば政府はその問題を解決するべく資金援助をするからだ

 こうして、植民地海兵隊に資金が投入されたが、鬼達はより過激な攻撃を実施し始めた

 

植民地海兵隊総司令部

 

 ここは植民地海兵隊総司令官の執務室だ、この部屋には総司令官を含む5人の士官が鬼達について語っていた

 

士官1「総司令、現在、鬼達は植民地海兵隊の敵対する勢力に助力して多方面から叩く模様です」

 

士官2「その対策として、この数週間ほど兵士の装備する兵器を火力のあるもの重装備に変えました」

 

士官3「空軍も爆撃機を飛ばしてくれる模様です」

 

士官4「各大陸から兵力を抽出し、大陸を包囲しました、これで鬼共も一掃出来ましょう」

 

士官5「ロードホーン基地の要塞化及び対鬼特殊弾頭を全部隊に配り終わりました」

 

総司令官「これほどの武力だったら、鬼共も殺せるだろう」

 

士官1「ええ、普通の鬼なら殺せるでしょう」

 

 総司令官は疑問に思ってるような顔をした、それは他の士官も同じだった

 

士官2「普通じゃないのもいるのか?」

 

士官1「ええ、鬼の中には四天王の呼ばれる鬼の中でも特に強い鬼がいるんです」

 

士官3「その四天王には通常兵器は効くのか?」

 

士官1「わかりません、色々と試すしかないでしょう」

 

 士官1は1枚の写真をカバンを取り出した、その写真には額に一本の角が生えた女性だった

 この写真を見た5人は驚愕した、それは見覚えのある顔だったからだ

 

士官4「この写真に写ってる女性って前国防大臣の星熊勇義さんですよね?」

 

士官1「はい、彼女は鬼の四天王の一人です」

 

総司令官「元国防大臣は一国家すら破壊できるほどの強者だったということか、だが、容赦しないぞ、連中をたたき殺してやる」

 

 こうして、植民地海兵隊は大規模な攻勢を鬼にかけることになった

 

 ロードホーン大陸は50の地域に分けられる、これは植民地海兵隊が勝手に定めた基準です、これは政府も非公認な地域振り分けだが、規制もされていなければ批判もされていないためそのままで通っている

 

ガルドボン浜辺

 

 大量の揚陸艦が人員や兵器を降ろしていた、海兵隊員たちはすぐに展開してまわりの安全を確保した

 

隊員1「周りを警戒をしろ!敵がいるかもしれんぞ」

 

 隊員達は周りを警戒した、どんな小さなことでも彼らは遠慮無く銃を撃つだろう

 

 この警戒には戦車に装甲車、戦闘ヘリなども参加した、いついかなる時に敵の襲撃があるかもしれないということだった

 

 そして、彼等を見る影が森の奥からたくさん覗いていた

次回は戦闘あり!

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