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幻想国家郷  作者: ぐっち
39/62

第37話 圧倒

今回はR15です

 鬼達が植民地海兵隊に殺意をむき出しにしながら近づいて来た、それに、反応に出来た海兵隊員は鬼達に銃撃を加えた

 

ババババババン

 

海兵隊員1「く、クソッ!来るなあああ!」

 

 鬼は銃撃を物ともせずに海兵隊員に詰め寄ってきた

 

ガシッ

 

海兵隊員1「アガッ!がぁ...うぅぅ...」

 

 鬼は一人の海兵隊員1の首を掴むとそのまま手に力を込めて首を絞め始めた

 海兵隊員1は必死にあがくが中々振りほどけずに徐々に意識が遠のいていくのが感じていた

 

ぐちゃ

 

海兵隊員1「ブハッ」

 

 鬼は海兵隊員1の喉を潰した、海兵隊員1は血を吐きもがき苦しみながら絶命した

 

海兵隊員2「このままじゃあ、全滅だ!応援を」

 

グシャア

 

海兵隊員3「グハッ、ブハッ、ゲホッゲホッ」

 

 海兵隊員3の腹から手が出て来た、それも血まみれで内臓の肉片が手に付いていた

 

海兵隊員2「く、クソッこれでもくらっ

 

グシャ

 

 海兵隊員2の頭を卵を割るように手で潰した

 

グサッ

ドカーン

グチャ

 

 海兵隊員は刺されたり潰されたり貫かれたりしたが、手榴弾やグレネードランチャーで反撃した

 

 鬼はこの高火力には耐えられずに負傷する鬼も出てきたが死ぬまでには至らなかった

 鬼のタフネスとパワーにより混乱状態に陥った、海兵隊員たちは次々と狩られていった

 

 その中を駆け抜ける海兵隊員が一人いた、彼は大声で叫びながら前例へと向かった

 

海兵隊員4「大隊長!大隊長!」

 

グシャ

ドカーン

グチャ

 

 海兵隊員たちが悲惨なやられ方をしていく仲間たちを見ながら海兵隊員4は戦場を駆け抜けていく

 

バタンッ

 

 海兵隊員4は何かにつまずいて転んでしまった、つまずいたものを見るために後ろ振り向いた

 

海兵隊員4「だ、大隊長?」

 

 振り向いた先にいたのは死体となった大隊長だった

 大隊長は下半身がキレイになくなり内蔵をむき出しにしながら死んでいた

 

海兵隊員4「く、クソッ!副大隊長!副大隊長!」

 

 この混乱の最中、海兵隊員4の言った言葉に対して反応した男がいた、反応した男は多分は副大隊長であろう

 

副大隊長「何だ?!」

 

 隊員4は副大隊長の安否を確認すると駆け足で副大隊長の元へと来た

 

海兵隊員4「副大隊長!急いで撤退しましょう!このままだと我々は全滅だ!」

 

副大隊長「だが、この混戦で命令を伝達したとしても無駄だ!みんな生きるのに必死で聞こえない可能性だってあるぞ」

 

隊員4「ですがここ...

 

グシャ

 

副大隊長「!」

 

 海兵隊員4の腹から手が出て来た、その手はゆっくりと海兵隊員4を持ち上げる

 

ベチャッ

 

 海兵隊員4の体は真っ二つに引き裂かれた、上半身と下半身はぐるぐると回転しながら飛んでいった

 

副大隊長「こ、この化け物めぇぇぇぇ!」

 

ババババババババン

 

 副大隊長は錯乱して持っていたM16A3で隊員4を殺した鬼に向かって撃ちまくっていた

 

グサッ

 

副大隊長「ゴボッ」

 

 副大隊長は腹に手をねじ込まされて血を吐き出した

 

勇義「やはり今の人間はこんなものか」

 

 勇義は少し物足りない感を感じながら副大隊長の体を上下に真っ二つにしようとした

 

 すると、副大隊長は手榴弾に手を掛け始めた

 

副大隊長「ただでは殺されはせんぞ、この鬼め」

 

カチャン

 

 副大隊長は手榴弾のピンを抜いた、勇義は慌てて手から副大隊長を離そうとする

 

グサッ

 

勇義「このくされ野郎目」

 

 勇義の腕にコンバットナイフが刺さっていた、もう副大隊長は是が非でも勇義を道連れにするらしい

 

ドカーン

 

 手榴弾は爆発した、副大隊長が背中に背負っていたC4と共に吹き飛んだ

 

 勇義は吹き飛ばされて、岩に頭をぶつけ軽い脳しんとうが起こっている

 

華扇「勇義!」

 

 華扇は勇義のもとへと近づいた、それに気付き、無理矢理立ち上がろうとしたが転んでしまった

 

華扇「大丈夫?」

 

勇義「いやぁ、敵もやるな、だが、もうそろそろここで全滅させようか」

 

華扇「ええ、残るはあの固まってる数十人だけよ」

 

 ボロボロの植民地海兵隊員、数十人が陣形を組んで全方位の敵の襲来に気を付けた

 

勇義「よし、あれは私が殺すから手出すんじゃあねぇぞ」

 

 勇義は立ち上がり鬼たちをかき分けて海兵の残党たちの前まできた

 

勇義「おい、お前ら手を出すなよ、これは私の獲物だ」

 

海兵隊員5「俺達をなめるなよ!撃ちまくれ!」

 

ババババババババン

ババババババババン

ババババババババン

 

 海兵隊員たちは勇義に向かって濃厚な弾幕を張ったが鬼の肉体は銃弾をも跳ね返した

 

ビッヒュン

シュポンシュポン

ブシュゥゥゥゥ

 

ドカーンドカーンドカーン

 

 さらに海兵隊員たちは勇義にグレポンやロケットランチャーを浴びせた

 

 しかし、勇義の身体には傷一つ付かない

 

勇義「あーあ、ちょっと高かったのに」

 

ブシュン

 

海兵隊員5「グハッは、早い...」

 

 勇義のパンチが見事に腹にヒットした、海兵隊員5は血と泡を吹き倒れた

 

海兵隊員6「このくっ

 

バチーン

 

グギリ

 

 海兵隊員6は勇義にナイフを突き立てようとしたが、勇義の高速ビンタが炸裂して首が1回半、回った

 

バーン

 

海兵隊員7「ぶち込んでやったぜ、くたばりやがれ」

 

ヒュン

 

グシャア

 

 勇義は撃たれて少しよろめいたが、裏拳が炸裂して海兵隊員7の頭を粉々にした

 

グチャア

 

グサッ

 

海兵隊員8「ま、マジかよ、ブハッ」

 

 勇義はナイフを持っていた海兵の腕を蹴ってナイフを手ごと飛ばして別の海兵隊員を刺した

 

海兵隊員9「後退しろ!」

 

勇義「逃がさねぇよ」

 

ガシッ

 

 後退しようとした2人の海兵隊員の首を掴んだ、2人は地面から数十㎝も持ち上げられた

 

海兵隊員9「た..助けて..」

 

海兵隊員10「うぅ...う!」

 

ピンっ

 

ドカーン

 

 海兵隊員10が手榴弾のピンを抜いて勇義の後ろへと投げた、勇義は爆発を受けて少し前へと進んだが、無傷だった

 

勇義「やってくれるじゃねぇか」

 

 残りの海兵隊員は全部で7人だった、それぞれにはナイフといった近接格闘武器を携行していた

 

勇義「これで終わらせて上げるよ」

 

グチャグチャグチャ

 

 勇義は海兵隊員7人の隙間を目に物とまらない速さで進んだ

 7人の海兵隊員は即死した、ある者は首を切断され、またある者は身体を真っ二つにされた

 

勇義「よし、お前らよく聞け!これからこんな連中と戦火を交えることになる、これは故郷と家族のための戦争だ!もちろん私は参加するが、お前達はどうだ!」

 

 鬼たちは手を挙げ始めた、そう、今この瞬間、鬼達は徹底抗戦をすることに決まったのだ

次回は戦闘回かも?

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