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幻想国家郷  作者: ぐっち
37/62

第35話 内政5

今回は普通回です

 幻想郷は戦争により酷く荒廃し、治安の急激な悪化、大量のテロリスト、犯罪組織の戦力拡大、武器の大量流出等の要因により幻想郷はまるで世紀末のような状態だった

 

 そんな状況の中でも人々は着実に前へと進んでいる、しかし、ここに新たなる問題が発生した

 

八雲西行寺連合合衆国対外国監視委員会本部

 

 ここは八雲西行寺連合合衆国がある地域以外の未発見の国や外交活動がない外国を監視するための組織、その名も八雲西行寺連合合衆国対外国監視委員会の本部である

 

部長「どうだ、他の国は?」

 

職員1「はい、やはり彼らはここに攻めてきませんね、開拓民や植民地海兵隊には甚大な損害が出ていますが、我が国に打って出ることはまず無いでしょう」

 

部長「よし、わかった、監視を頼む、今攻めてこられても困るだけだからな」

 

 この第二次幻想郷大戦が始まるずっと前に八雲西行寺連合合衆国は他の地域を開拓していたのだ、国がぎゅうぎゅう詰めになっているこの大陸以外にも領土が欲しいということで新たに植民地海兵隊と土木関係の会社と開拓会社数十社、派遣していた

 

植民地海兵隊

 大半が罪袋だが、ある一定の成績を収めた罪袋海兵隊の出身者が入れる、精鋭部隊だ

 

植民地海兵隊総司令部

 

 ここは全植民地海兵隊を統括する施設だ、だが、現在ここの職員は大忙しで仕事をしていた、そう、現地にいる植民地海兵隊は現地人と戦闘中である、植民地海兵隊の上層部はこの事案について早急に解決すべきと判断し会議が開かれた

 

植民地海兵隊総司令部第1会議室

 

 ここには植民地海兵隊総司令官、植民地海兵隊参謀長、植民地海兵隊ロードホーン方面軍最高司令官、植民地海兵隊の士官数名、八雲西行寺連合合衆国の上院議員と他の軍関係者数名がこの部屋に相対していた

 

総司令官「それで現在の被害状況は?」

 

司令官「ここ数日間の被害だけで数百名の死傷者と数千万円の被害が出ています」

 

総司令官「それで敵の正体は?」

 

参謀長「はい、我々に攻撃している勢力は複数いる模様で騎士や戦列歩兵、第二次世界大戦の武器などです」

 

総司令官「だが、それだけじゃあ、これだけの被害は出ないだろう?」

 

士官1「ええ、普通ならそうなんですが敵がどうやらゲリラ戦術を取得しているらしく、さらに、我々の行動を読まれているみたいな行動しているようです」

 

総司令官「その話し方からすれば敵には諸葛亮並みの頭脳を持つ優秀な軍師が敵の方についているか、我々の行動を誰かがリークしてるってことになるな」

 

士官2「ならば、警備態勢を強化しなければいけませんね」

 

司令官「それもいいですが、一番必要なのは被害を受けている地域への増員でしょう、増員をしないと植民者たちにも甚大な被害が出ます」

 

総司令官「現在増員出来る兵力はあるか?」

 

参謀長「ありますが、戦後のなので実戦経験のない罪袋海兵隊出身者しかいません」

 

総司令官「どうやら、それくらいしかいないようだな」

 

司令官「銃が撃てるなら猫の手も借りくらいですから、派遣してください」

 

総司令官「よし、議論はそれくらいだろう、これで終わりだ、解散」

 

 この後、植民地海兵隊員の戦死や被害が増大した、植民地海兵隊も大量の兵士を投入し、イタズラに戦火を拡大させた

 

前回の会議から約4ヶ月後

 

植民地海兵隊総司令部第1会議室

 

不明「植民地海兵隊は現在デーラホットにいる、数は1個大隊に戦車が10両と装甲車が20両だ」

 

 前回の会議と同じ人間が今回の会議にも参加していた、今度はテープを聴いていた

 

司令官「これが、傍受した無線の内容です、発信された場所はチョーボット基地からでした」

 

総司令官「ということは植民地海兵隊の内部の人間が部隊の情報をリークし部隊を殺したと冗談じゃない、これ以上兄弟達を殺されるな、全力でこいつを見つけろ」

 

司令官「了解!すぐに憲兵達を派遣して全力で裏切り者を探します」

 

数日後

 

ドカーン

 

 前回の会議から数日後、チョーボット基地が爆発した、憲兵隊は爆破した犯人を探した、そして、犯人はロレンツ・バルディ中佐だと言うことが分かった、その数日後、植民地海兵隊は敵がいそう場所への絨毯爆撃を開始した、これを機に攻撃していた勢力は急速にその力を衰えていった

 

ある携帯電話の盗聴内容

 

 これは八雲西行寺連合合衆国のスパイと身元不明の女性との会話である

 

スパイ「見てきましたが、中々いいところです、ですが、1つ問題が」

 

女性「問題?」

 

スパイ「ええ、植民地海兵隊が後1週間で発見しほぼ全滅し核を撃ち込む可能性が」

 

女性「それは憶測に過ぎないわ、でも全滅はするでしょうね、私の種族は核をも耐える種族よ」

 

スパイ「ええ、分かっていますが、出来ればこの戦争は回避したいです」

 

女性「私たちもそう思っているは、でも、やむを得ない状況になれば私は彼らと合流します」

 

スパイ「それは怖いですな」

 

ガチャン

 

プーップーップーッ

次回も普通回です

最後にメリークリスマス

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