表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻想国家郷  作者: ぐっち
34/62

第32話 内政2

今回も内政です

山下を見ていた士官服の男は山下の元に近づいてきた

 

士官「君が山下くんだね」

 

山下「そうですけど、あなたは誰ですか?」

 

士官「申し遅れた、自分はウィル・ホスティン陸軍少佐です、早速ですが、山下さん、あなたとあなたのチームは至急ここから退去してください」

 

 士官の男は厳しい面持ちで山下に退去命令を出した、だが、山下はこの命令に不服げな顔をした

 

山下「何故です」

 

 山下はすぐに聞き返した、士官の男は少し間を置いて話し始めた

 

ホスティン陸軍少佐「実はリースフル地方で感染病が蔓延しているんです、全ての民間企業及び罪袋兵に退去命令を出しています」

 

山下「疾病対策センターにはこのことは?」

 

ホスティン陸軍少佐「ええ、もう話しました、専門の職員達が3週間後に来る予定です」

 

山下「わかりました、またここに来れるのはいつ頃になりますか?」

 

ホスティン陸軍少佐「分かりません、ですが、あなたたちは新たなる場所に飛ばされるでしょう」

 

山下「それはどこですか?」

 

 ホスティン陸軍少佐は書類を取り出した、通信機の前にあった書類を取り出した

 

ホスティン陸軍少佐「君たちの次の仕事場はデットブラックフォートだ」

 

山下「質問です」

 

ホスティン陸軍少佐「いいぞ」

 

山下「私たち以外に建設業者はいますか?」

 

 ホスティン陸軍少佐は通信機の別の書類を見た

 

ホスティン陸軍少佐「ああ、君たち匠建設以外にもレイダース社、蒼上建設、城夜都市開発社、ガイルといった大規模建設業者がここで都市開発を行う予定だ」

 

山下は疑問に思った、なぜ、既存の都市があるのに新しい都市を作るのか、それを考えながら軍司令部から出て行った

 

 それから、約1週間くらいで罪袋軍と民間企業は全てリースフル地方から撤退した、その2週間後疾病対策センターの職員と軍の軍医や医学大学の関係者などがリースフル地方に到着した、感染症に感染した罪袋兵や民間企業の社員は隔離されたという

 

旧デットブラックフォート、ポートワッグスシティ

 

 ここはデットブラックフォートの都市ポートワッグスシティ、ここは首都エンペダークの食糧供給都市として機能していた、だが、砲撃や爆撃で農作物は焼けた、今では農地に不発弾が埋まり神話生物が歩き回っていた

 ここを再び食糧供給都市とすべく民間企業と政府が共同で復興活動をしていた

 ここに飛ばされてきた匠建設の山下はこの土地が神話生物という危険な存在が歩き回っていることとこの都市の方針を考慮して都市開発をしなければ、すぐにゴーストタウンとなるだろうと理解した

 こうして、旧デットブラックフォートのポートワッグスシティの復興活動及び都市開発が開始されたのだった

次回は復興活動です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ