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幻想国家郷  作者: ぐっち
33/62

第31話 内政1

今回は戦闘回から離れます

 第二次幻想郷大戦の終戦宣言から数日がたった

 幻想郷は大量の難民で溢れていた、その難民たちが八雲西行寺連合合衆国にやってきた、この問題についてヤクモハウスで会議が開かれるほどだった、そして、ユカユユ及び地方の都市は難民の規制はするが、郊外に仮設住宅を作ることにした、こうして、たくさんの難民は仮設住宅への一時的な在住をした

 

ラーハット王国リースフル地方

 

 ここはモンロー人民軍と罪袋軍が激しい戦闘をした場所だった、ここの戦いは両者の死者を合わせ数億人に登る戦死者数だったらしい、後にこの戦いリースフル総攻撃の戦いと呼ばれる

 

 そんな戦地に一人のスーツの姿の男がいた、この焼け野原と死臭が漂う所をじっと見つめていた

 

スーツの男「ここはすぐに清掃が必要だな」

 

 スーツの男は顔をしかめながら言った

 

通信兵「報告します!」

 

 突然、軍の通信兵がやって来た、それに気づき、体を通信兵の方へと向ける

 

スーツの男「わかった、報告してみろ」

 

通信兵「清掃部隊が到着しました!」

 

スーツの男「ようやっと、来たか」

 

 スーツの男はこの知らせに口元を緩ませた

 

通信兵「それでは、内務省戦後地調査及び開拓推進部部長山下殿」

 

山下「おう!」

 

 現在、幻想郷は世界的な(コンタクトがあった国家のみ)復興工事が進められている

 罪袋兵たちは戦災地の復興及び難民の支援をしている、戦災地は犯罪が横行しており、罪袋軍には暴行や殺人に窃盗といった犯罪を取り締まるのにも罪袋兵が使われ、罪袋軍は人員不足に陥っていた、それも、ライフラインの断絶による人員不足だった

 戦争の被害は深刻なもので、道路の使用不能、海路には多数の機雷が仕掛けられている、空港は空襲の標的でほぼ破壊されているといった交通関係はほぼ使えなかった、そのため、政府は罪袋軍を使い道路の復旧と海路に多数の機雷が仕掛けられている、空港も罪袋軍によって、復興工事が進められていた

 

?「山下さん!」

 

 大声で山下を読んだのは山下と同じスーツ姿の30代くらいの若い男性だった

 

山下「ん?なんだ?門村?」

 

門村さんは息を切らしながら走っていたため息が絶え絶えである

 門村さんは乱れたスーツを整えて息を整えた

 

門村「山下さん、軍の司令部から呼び出しが掛かってますよ!」

 

山下「分かった、すぐ行くよ」

 

 山下はすぐに軍の司令部がある場所に車を使って向かった、距離的に500mくらいだったのですぐついた、道はある程度は舗装されていたが、まだ荒削りな部分が多く、時より車が弾んだり、小石が車にぶつかる音がしょっちゅうしていた

 無事に軍の司令部に着いた、山下は車のドアを開けた、軍の司令部はリースフル地方にある今は誰もいない村の村役場にあった、山下は軍の司令部もとい元村役場に出入り口に向かった

 

 ガチャン

 

 山下は軍の司令部もとい村役場のドアノブに右手を掛けて、ドアノブを掴んで回した

 

山下「山下です、何かご用ですか?」

 

 軍の司令部にいた、職員は一所懸命に仕事をしていた、だが、士官服を着ている男だけは山下の方を見ていた

 そして、山下の方へと近づいてくるのであった

次回は内政です

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