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幻想国家郷  作者: ぐっち
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第29話 エンペダーク戦

市街地戦(多分)

荒れた街、ゴーストタウンといった言葉が似合う雰囲気に包まれたエンペダーク、そこに八雲西行寺軍の戦車と随伴歩兵が行進していた


八雲兵1「いいか、物影に気を付けろ敵が奇襲するかもしれんぞ」


八雲兵たちは周りを注視して奇襲に備えていた


ピカッ


八雲兵2「え?今何か光りませんでした?」


ヒュュュュンビチュン


八雲兵3「スナイパー!12時の方向!」


八雲兵2の頭がまるで西瓜が割れるように弾けた

八雲兵2の体は力が抜けたように倒れたそして八雲兵3の掛け声で隊はすぐ近くの戦車に隠れた


八雲兵1「タンク2-1!前方の建物の上部を攻撃してくれ!」


無線「了解」


ボンッ


ドカーン


タンク2-1はスナイパーがいると思われる建物に砲撃を加えた、砲撃を加えられた箇所は粉々に吹き飛んだ


八雲兵1「どうだ?」


無線「指定された箇所は破壊した」


八雲兵1「了解した、これより偵察する、引き続き援護を頼む」


無線「了解!引き続き援護に徹する」


八雲兵たちが戦車の後ろから警戒しながら出てきた

八雲兵たちは警戒しながら通りを歩いた、いつどこでスナイパーに襲われるか、わからない恐怖と戦いつつ


ドカーンドカーンドカーン


八雲兵1「なんだ?タンク2-1!そちらに何か情報は入っているか?」


無線「いや、何も入っていない」


突如、どこかわからない場所での爆発音に現場は混乱した


無線「全部隊に告ぐ、皇下大通りにて激しい攻防戦、近くの部隊はすぐに急行せよ!」


八雲兵1「行くぞ!」


八雲兵たちは皇下大通りへと走り始めた


皇下大通り


ババババババン

ドンドンドンドン

ボンッボンッボンッ

ビビビビビッ


皇下大通りを間に両軍とも激戦を繰り広げていた


ボンッ


ヒュルルルルルドカーン


八雲軍下士官1「こちら、第36歩兵師団から作戦司令部応答願います!」


無線「こちら作戦司令部だ」


八雲軍下士官1「作戦司令部、敵の大部隊と交戦を開始!増援を要請します!」


無線「現在付近に展開している部隊が向かっている持ちこたえろ」


八雲軍下士官1「了解!」


ババババババン

ババババババン

ババババババン


デッドブラックフォート軍は必死にここを死守していた、ここはデッドブラックフォートの帝城があるヴァルサイデ帝城がこの通りの向こう側にあるからなのだ


デッドブラックフォート側


兵士の約8割がデッドガードが努めていた


デッドガード1「ここを死守しろ!」


デッドガード2「一歩も引くな!」


彼らはここ離れる気はないようだ


バタバタバタバタ


遠くから風を叩く音が聞こえる、そう、ヘリコプターの音だ


デッドガード3「敵のヘリだ!」


デッドガードたちは携帯式対空兵器を装備し始めたが


ビシュンビシュンドカーンドカーン


ヘルファイアミサイルがデッドガードたちを襲う

爆発はデッドガードたちに痛烈なダメージを与える


そして、極めつけは


デッドガード4「爆撃機だ!」


デッドガード5「下水道に逃げろ!」


デッドガード隊長「もはや制空権すらも無きにしもあらずか」


ヒュルルルルルドカーンドカーンドカーン


無数の無誘導爆弾が地上を襲う

エンペダークを無残な瓦礫へと姿を変えた


八雲西行寺軍側


八雲軍下士官2「突撃!」


八雲兵たち「ウワアアア!」


八雲兵たちが銃剣を装備しながら突撃していった

デッドガードたちが守っていた建物は瓦礫へと化した


八雲兵たちは慎重に進みながら敵を確認していったが、攻撃してくるものはおろか、動くものもいなかった


八雲軍下士官2「よし、全隊!帝城へと向かうぞ!」


八雲兵たち「おおおおおおお!」


デッドブラックフォート超大国連合神帝国方面総司令部


兵士たちが忙しくなく動いて国のため働いていた


バタンッ


ドアが勢いよく開いた、そこにいたのは息を荒げた伝令兵だった


伝令「伝令!帝城の制圧を完了ですが、ザーダィン神帝は逃亡した模様です」


士官1「クソッ」


士官2「俺たちの苦労が」


士官達は落胆したが、一人の少女だけは違った


?「別によいではありませんか、彼が見つからなくともこの戦争は終わる、とりあえずは終戦です、私はユカユユに戻ってますね」


ババっ


士官達は少女に敬礼をした、そうその少女とはみんな大好き八雲紫である


こうして長きに渡った(約三年)の第二次幻想郷大戦は幕を閉じた

ようやって終戦ですよ

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