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幻想国家郷  作者: ぐっち
28/62

第26話 最後の戦い3

対神話生物戦はこのくらいでしょうかね

ボンッボンッボンッ


罪袋1「クソッ切りがないな」


罪袋2「隊長!我々への命令はなんですか?」


罪袋隊長1「いや、ない、だって指揮官そこで死んでるんだもん」


罪袋2「嘘だろ」


罪袋3「やつらが来るぞ」


ヒュン

グサッ


罪袋3「ブハッ」


罪袋隊長1「ええい、今から命令を出す!撤退だ!」


デッドブラックフォート国内へと進出した八雲西行寺軍だったがデッドブラックフォート国内で蠢いていた神話生物たちが我々に向かって攻撃し、八雲西行寺軍は絶望的な戦いを強いられていたがそれでも八雲西行寺軍は数で押した、幸い外なる神や内なる神、旧支配者はいなく代わりに深き者といった下級神話生物たちがゴロゴロいた

そのため現代兵器でも十分足りる火力だったが、数や力だけに中々、罪袋たちはあっさりとやられる


罪袋隊長2「よし、全隊前進しろ!」


罪袋4「クソッとっとと死にやがれ化け物共」


バババババン

ダララララ


グシャア


罪袋5「おい、食われたぞ、奴を助けろ!」


罪袋6「うわっ、こっちに来るな」


ヒュルルル


罪袋5「え?これって榴弾が降ってる来る音じゃあ?」


罪袋隊長2「逃げろ!砲兵隊の砲撃だ!」


ドカーンドカーン


罪袋7「クソッ俺たちも死んじまう」


ドカーン


グチャア


罪袋7「!」


罪袋7の目に映ったのは仲間の罪袋の上半身だった、下半身から下は血が大量に流れていた

素人の目にはわかるほどの即死だった


罪袋7「あぁぁあ、クソッ」


眼前には神話生物と一緒に吹き飛ばされる仲間、足が亡くなってまともに歩けなくなり這っている仲間、爆発の影響で三半規管が破壊されたものまでいた

まさに地獄、敵は人外の強さだし、味方から砲撃は来るわで逃げ場のない地獄だった


罪袋隊長2「急げ!砲撃地点から離れろ!」


ドカーン


ベチャア


罪袋5「嘘だろ!?」


罪袋8「もう、俺たちは助かりっこない」


罪袋たちは絶望に負けかけていた


罪袋7「おい、俺が指揮をとる付いてこい!」


罪袋7が砲撃で爆発四散した罪袋隊長2の代行に罪袋7がやって来たのだ


罪袋7「急げ!ここから五百mだ!」


罪袋5「クソッ!走るぞ!」


罪袋たち「おおおおおお!」


罪袋7の勇敢なる行動でこの戦場の士気が若干上がった

罪袋たちは罪袋7の指示に従い、罪袋7の後ろに付いていった


バババババン


罪袋7「クソッ敵が多いな」


罪袋たちは神話生物との両者入り乱れる乱戦、味方から誤射、状況は最悪だが、罪袋7は注意深く周りを観察して使えそうなものを探した


罪袋7「お、あれなら」


目に入ったのはM2ブラッドレー歩兵戦闘車だった


罪袋7「あれだ、皆あれに乗るぞ!」


罪袋7はブラッドレーに罪袋たちを誘導した


罪袋7「この中にこいつを操縦できるものは?」


罪袋5「俺が出来るぞ」


罪袋7「よし、頼む」


罪袋たちはブラッドレーに乗り込んだ、全員は乗れないので負傷者だけのせ、あとは随伴歩兵として、ブラッドレーの後に続いた


バキュンバキュンバキュン


25㎜機関砲が敵を切り裂く


下級神話生物「グワアアア!」 


罪袋6「うわっこっちに来るな!」


バババババン


神話生物は数十発の5.56㎜弾をくらいその場に倒れた


罪袋8「やばいな、そろそろ」


バラバラバラ


ビシュンビシュン


アパッチがヘルファイアロケットで神話生物を薙ぎ倒していた


神話生物「ヤツヲコワサイト」


メキメキメキ


神話生物の腕が槍状に変形した


神話生物「コレデモクラエ!」


ビュン


槍状に変化させた腕から発射させた槍は真っ直ぐアパッチへと向かった


ガチャン


アパッチパイロット「え?」


ドカーン


アパッチパイロット「メーデーメーデー!墜落する!」


ドカーン


アパッチは回転しながら地上へと落下した


罪袋7「クソッすぐに、ここから脱出するぞ!」


罪袋たちとブラッドレーはペースを上げながら後退していった、すると遠くから増援の戦車部隊がやってきた


ボンッ


ヒュルルルドカーン


罪袋7「よし、このまま後退するぞ」


罪袋7率いる罪袋民兵隊第65歩兵師団第7連隊アルファ大隊は数十人の生存者を残し全滅した


後に罪袋7たちが後退した後に八雲西行寺対超常生物軍という軍が発足したという

次回も戦闘

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