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幻想国家郷  作者: ぐっち
21/62

第20話 長期戦2

後、2話くらい続ける予定

ボンッボンッボンッ


数十門の榴弾砲が対八雲西行寺軍に向かって撃ち出されていた

砲弾は放物線を描きながら...


ドカーンドカーン


砲弾が着弾した瞬間に爆発、土埃が舞い、兵士達の命と身体が消えていった


?「効果ありだな」


八雲西行寺軍第2野戦砲大隊陣地(ラーハット王国首都の広場)


一人の男が広場の近くのビルに上って持っている双眼鏡を覗いて、砲撃地点を見て呟いた


?「隊長、次弾装填完了しました」


隊長「よし、撃てえええ!」


ボンッボンッボンッボンッ


隊長と呼ばれた男は次弾装填完了という言葉を聞いて、砲撃開始の命令を出した、その命令を聞いた砲兵たちは榴弾砲を発射させる


この隊長と呼ばれた男はこの第2野戦砲大隊の大隊長である(以下大隊長)


大隊長「地上部隊は?」


砲兵「現在、敵歩兵と交戦中とのことです」 


大隊長「そうか、まあ、我々支援があるから大丈夫だとは思うが」


大隊長は地上で戦っている歩兵たちの現状を聞いて自分たちの支援があるから大丈夫と思った


ババババババン


兵士1「撃ちまくれ!」


ラーハット王国首都の郊外


ここでは、激しい塹壕戦を繰り広げられていた、両者の固定機銃が火を噴き、相手の戦力を減らそうしていた、さらに、迫撃砲まで降ってくる、迫撃砲が着弾したところは激しい爆発と共に兵士たちの命を奪っていく


兵士2「敵の戦車だ!」


兵士たちの眼前には対八雲西行寺軍の中戦車、ティーガーⅡの外観をした戦車がきた


ボンッ


ヒュルルルドカーン


兵士1「クソッ隊長!対戦車兵器を!」


隊長「なら、ジャベリンを持ってこい」


兵士がジャベリンを担いできた


隊長「よし、それを敵戦車に撃て!」


兵士3「了解!ファイア!」


ビッヒヒヒヒドカーン


対八雲西行寺軍の戦車はジャベリンの直撃に耐えられるずに大破した


隊長「よし!」


偵察兵「敵が逃げていくぞ!」


対八雲西行寺軍は後方へと撤退していった


隊長「よし、これで交代できるな、全体交代せよ!」


ラーハット王国首都防衛前線基地


八雲西行寺軍の兵士たちがラジオの周りに集まり始めた、今から始まるのは文々。新聞が国民や戦地に赴いている兵士たちに向かっての戦況報告だった


文「それでは、現在の戦況をお知らせします」


ラジオの周りに集まっている兵士たちは少し緊張しながら聞いていた


文「現在、我が軍はストール大陸へと侵攻して数十カ国からなる多国籍軍と交戦中です、現地は激しい戦闘に104の戦死者が出ましたご冥福をお祈りします、次はラルドルフ海洋帝国での戦況ですが、我が海軍が敵の防衛艦隊を撃破しました、これにより多数の海兵隊員が上陸したとのことです、目下敵の首都へと攻撃中とのこと、最後は我が国にいる敵のスパイについてです、これらの検挙回数は2万件を超え、多数のスパイが未だにわが国に存在します、ですが、情報機関及び警察による、捜索でかなりの数のスパイを検挙したと思います、これで、戦況報告を終わります」


ラジオは放送を終了したと同時に兵士たちが離れていき、それぞれラジオの感想などを言い合った

次回も長期戦

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