とある日常のひとこま
「雪、雪ってば。もうお昼だよ
いいかげん起きなさい」
「ん・・・ふぁ~・・・
おはよう・・・?」
「はい、おはよう。
でお弁当、どっちがいい?」
そう言って私は持っていた赤と青のお弁当を、机の上に置いた。
まぁ、無駄に鼻のいい雪の事だからおそらく
「・・・赤」
「はぁー
だと思った。」
赤の弁当箱には雪の好きな唐揚げなどがいれてある。
この子は匂いでそれが分かるんだから、ある意味凄いわ・・・
「和奏のお弁当はいつも美味しいから好き」
「はいはい。ありがと
ただそれ言うならこっちのお弁当を選んで欲しかったわね」
「そっちは・・・嫌いなの一杯入ってるから、やだ」
「でしょうね」
「それにそっちのほうが・・・和奏の好きなの一杯」
「まぁ、ね。ただそれにしてもそれだけじゃ、栄養が偏るから
これは食べときなさい・・・ほら、口あけて・・・あーん」
「ん、あー・・・んぐっん」
はぁ~私が『あーん』してあげると、恥らいも無く食べるんだから・・・まったく、もう///
「ね?いつも思うんだけど、あの子達さぁ
もう結婚しちゃえばいいと思うのは私だけかなー?」
「いや、知らないけどいいんじゃないかな?別に個人の自由だしさ」
「んー別に私だって否定したい訳じゃないけど
あーもーっ!私も恋したいなぁ・・・」
「ん?なに、それってもしかして私を誘ってる?」
「///~~~っ誘ってません!!」
「え~残念♪」
「残念で結構!」
(だって、貴女が相手だと私が主導権を握れないじゃない・・・///)
なんとなく・・・
書きたくなって、書きました。
読んだ方々がほんのりして頂ければ幸いです。