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最悪?のスタート3

前回の続き


あらすじ:日本崩壊。アスに潜入したい歩らが頑張ってる。

時は数日前にさかのぼる…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「残念だがお前にまだ義眼をあげることはできない。」

目の前にごちそうが置かれているのに食べることを許されず、他者がおいしそうに食べるのを見ているだけだなんて。くっ…。お口がミッ〇ィーちゃんになる私。なんでだよーーーーーーー!!まぁ?私は大人だから?素直に作戦会議に参加してあげるけど?


「義眼にはGPS機能がついている。義眼持ちの俺がアスの倉庫に侵入したらすぐばれる。」

「じゃあ海屋はどうすんのさ」

「待ってる」

.....えっ?

「外で待ってる」

.....えっ?

「この私を一人で行かせるっていうの?海屋くぅ~ん(# ゜Д゜)」泣いちゃうぞ、別に誰も来ないけど。

「ぼっち、さびしいな」

「おまっ、黙れ」

「途中まで()同行する。失敗したら俺の命も危ないしな」

「いっとくけど私、運動音痴だぞ。わかってんのか」

「おまえこそ俺をなめるな。考えがある。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




で今だよ!!!なにがいい考えだ!下心満載おじの接待やらされてるだけじゃないか!人はこうやって騙されるんだ!よぉーくわかったぜ。自分は詐欺にひっかからねえとか思ってるおめえら気をつけろよな!!


「ね~えェ~キミなんて名前~?」

無視無視無視無視無視無視無視無視m…

接待なんてわからないからとにかく酒を飲ませてたら変態おじのきもさに磨きがかかっちゃったよ


おしゃれな店内にきもおじの声が響き渡る。なにしてんだ海屋!早く来いー!


「お客様、申し訳ございませんがもう少し声量を下げていただけませんか?」

海屋…ようやく来たな…お主へのこの恨み、今はらそうぞ(←ちがう、相手がちがう)


にしてもバーテンダー服の海屋、theいけめんだな。そこらへんの女子が悲鳴と鼻血出して倒れてるし。

まあ、私がバニー服でも着ちゃったらもっと被害が拡大してるだろうけど⤴(Ms.ポジティブ)



きもおじが海屋になんか言ってるけど呂律が回ってなくて全然聞き取れない。あの海屋が困ってる。いい気味だ(←サイテー)

あれ、海屋がこっちに来てるような…そういや、海屋思考読めるんだったアー!


コソ「おいっ。目的忘れたんじゃねえだろうな」

 「()()()()ないよ!でもやりたくなー…

 「義眼と異世界行きのチケット、いらねえのか?」

「ワタシガンバル」「よし、いい子だ」うまいように利用されているようで気に入らんがな。

簡単に説明しよう。私たちはバー通いが趣味の偉いポジにいるおじに目を付けた。で埼玉で有名なバーに潜入中ってわけ。…えんじぇーでもつぶれずに経営し続けるなんてバーの経営者はなかなかの手腕だな。店長曰く、えんじぇーになって人手不足が深刻化したので私たちのような臨時バイトウェルカムだそうです。本日は店長はお休みで、店員は私たちだけ。任せすぎでは?もうちょい危機感をもとうよ。盗まれちゃうかもよ。義眼のせいで海屋の位置がばれてるのに同じ場所にとどまっていても平気なのか聞いてみたところ、アスの定期連絡でそれっぽい理由をつけてがんばったらしい。あいつ結構あいまいにぼかして私に伝えるよね。…私のことがまだ信じられないのかな。

…で!これから媚びに媚びてこのおじさんの懐に入って「倉庫見たいなあ~♡」みたいなことをいってセキュリティレベル一億のアスの倉庫に侵入するのだ。一人で。海屋はここで待機。…。ムキー!

じつはこのきもおじ、アスのいくつかある部のなかの一つの製造部長なのだ。

…アス…ちょろくね?

海屋に静かにぽこっと殴られる私。思考読んだな。


さあ私の演技力を皆様に見せるときが来てしまったようだな。「アス本拠地侵入大作戦編」の開幕じゃあーーーーーーー!

いつもお疲れ様です!ついにプロローグの終わりだ!こんなに長くする予定じゃなかったんだけどな…

今回はちょっと短め

質問、誤字はコメントで教えてくれるとありがたいです!


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