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最悪のスタート1(⚠地震表現あり)

なろうデビュー!これからよろしくお願いします!

ふぅ。今日は楽しかったけど疲れたな。久しぶりに家族みんなで遊園地に行って、遊んで食べて、ゲームして…うまくいかなくて悩んでいたこともあったけど…頑張ろうって思え…


やばい…意識が… もう寝よ.. 明日はなにしようかな…




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ガタがタ「ねえねえ!こっちに来て暮らさない?楽しいよ!」

うん..?だれのこえだ...?私は生涯群馬に暮らし続けるって決めてるから...


「ごめn....」


「そっか...でもまた遊びに来てね!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ガタガタ



ガタガタガタガターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ああ体が痛い。昨日遊びすぎたか..?筋肉痛いやだなー…そろそろ起き…


「おい、起きろ」

なんか言われてる。そちは誰ぞ。というか命令形って嫌なんだよな私。テストの問題文とかさ。


「おい。」

起きてほしけりゃ起きてください、お願いします。だろ。そんなんじゃ起きてやらねえぞ。


「…ちっ」

あ。こいつついにめんどくさくなって舌打ちした。無礼者め。(←サイテー)


気分が悪い私は寝たふり続行中。全部おめえが悪いからな。(←サイテー2)


「よくこんな地盤が悪いところで寝れるな。いつ崩れてもおかしくないんだぞ」


悪かったな、うちは比較的高い場所に家がたってるんでね!

言われてみれば確かに床がたがただ。うちはフローリングのはずなのに、なんで気付かなかったんだ。あっ、筋肉痛で感覚がなくなってたのか。でもおかしい、なんでだ。私は昨日母が干してくれたふかふかの布団で寝ていたはずなのに。寝相悪すぎちゃんか?


なんだかいやーな感じがする。もしかして私誘拐されてる…?剣道2段(3段はいつかうける予定)の私を誘拐しようなんて、その度胸はmitometeyarou。

せーので起きよう。相手が1人ならきっと私でもヤれるはずだ。がんばれ私!今日もかわちいよ!




せーの..!

ぱちっ






「うそっ..」


信じられない、状況は誘拐よりも最悪かも。感情は限りなく絶望に近い。絶句という言葉がここまで似合う状況があるとは…

何が起きてるかって..?そうだな、一言でいうと






「あたり一面何もなくなっていた。だろ?」





...はっ?誰だ。私が言おうとしていたことをちょうど言いやがったやつは。恥ずかしいじゃねえか私が。

…むくっと起き上がり、あたりを見渡す。まじ更地。ここ高台といっても一応住宅街のはずなのに。


「ようやく目が覚めたか。」

「わーお」

目を開けるとそこにはとんでもイケメンがいた。


「お兄さん、イケメンだね。今からカフェでもいかない?」

「クラスメイトによくそんなこと言えるな。てかおまえさっきまで俺のこと無礼者とか思ってたくせに。というか、この状況を見てよくナンパなんてできるな。」


…はっ!

「確かにこの辺りカフェないかも...」

「そういうことじゃねえ!」

「ツッコミおつかれ。ていうか聞きたいことがあるんだけど」

「どーぞ」

「私のクラスメイトにお兄さんなんていたっけ?」


私が通っていた高校は一応県内ではトップ高と呼ばれるくらいの進学校。真面目でおとなしめの人が多かった印象だ。

「それにお兄さん、それカラコン?私の学校にカラコン入れてる人なんていなかったお」

お兄さんの右目は青。オッドアイ+青目+黒髪なんてアニメとか漫画でしか見ないような組み合わせだ。そんなひと、やっぱり私の学校には...

「ああ、これは義眼だ。といってもただの義眼ではないが。」

「義眼?なんで?私知らな...

「めんどくさいからもう言うが俺は海屋桂馬(うみや けいま)。番号は3」

「え?まじで?」

確かに海屋というやつはいる。なんなら同じ中学だった。でも眼鏡かけてたしこんなイケメンだったのか。でもこんなにノンデリでもなかったような。うーん。


「ずっと義眼だったの?」

「正確には一週間前の6月8日日曜日午前1時から義眼持ちになった。」

「事故にでもあった?」

「本気でそう思ってるのか?」

口をつぐむ私。私の記憶だと事故にあってた人なんていなかった。みんな元気そうだった。もちろん海屋も。なんだこの違和感。

「まって、今日何日!?」

「別に待たないが…今は西暦20××年6月14日土曜日午前10時ジャストだ。」

「うそ...」家族みんなで遊園地に行った日は6月7日…1週間もたってる…。記憶がないってことはそんなに長い間私は眠っていたってこと?

「いや、それは、お前は…」「うそうそうそうそうそうそうそ。」

目が覚めた時からずっとおかしいとは思ってた。脳が認めたがっていない。


「はぁ。まあいいか。説明する。よく聞いとけ。」


そこからは信じられない話が続いた。要約すると


・私が疲れてぐっすりしている時に大地震が起こった。建物のほとんどが崩壊。いっぱいの人が〇んだ。

(西暦20××年6月7日土曜日22時43分14秒らしい)

・地震の影響で津波が発生、海あり県はさらに大打撃をうけた。

・寝ていたが()()()()私は助かった。

・日本は機能を失いかけていたが、高度な科学技術をもつ「アス」という団体が今は日本を乗っ取っている。(ちなみに本拠地は私たちが住む海なし県とかの流されなかった壊れた家の柱とかを科学技術でぐにゃんぐにゃんにして立てたんだって。たった3日で?今はそんな技術があるのか...てか泥棒だろそれは。ちなみに建物はめっちゃかっこいいらしい。くそが)

・海屋の義眼は特殊で、私と同じく奇跡的な確率で助かった海屋に「アス」が義眼を埋め込んだらしい。

・他国はアスがいるから手が出せないらしい

・おまけ:「アス」は崩壊後の日本を【end J】って呼んでるらしい。中二病かよ‼(訳 かっこいい)



「まあ一旦これくらい話しとけばいいか。これ以上は混乱しそうだし。」

なめんじゃねえー!こちとら偏差値(約)70やぞー!と叫びたかったが正論だったのでだまった。というか私より海屋のほうが頭よかったもんな。






「それはそうとおまえ、片目見えてないんじゃないか。」

ふっ、じつはそうなのだ。ずっと左目が見えていなかったのだ。私はずんd...

「ばれたか」

「いやばれてるわ。血、めっちゃたれてるし」

「なんかしてくれるん?私が言ったところでなにもできないでしょ?あーシチュ違うけど好きな漫画のセリフ言えて私大満足。もう死んでもいいや。」


「死ぬとかそんな簡単にいうな」

「どうしたw」シリアス展開か?あっでも私という存在がいる限りシリアスにはできないぜ。残念だったな!(暗黒微笑)

「いっとくけど片目がないって実際死活問題じゃん。今までの崩壊前の日本なら普通に生活できたかもだけど、今の崩壊してるえんじぇーじゃむりだよ。それに、この世界じゃ私は生きる意味がない。

…海屋は知ってるでしょ?昔私に何があったか。覚悟はその時からできてるの」

「略すのが早いな。…死ぬのを決断する前に俺の話を聞いてくれないか。ここからが本題だったんだ。お前には重要な選択をしてもらうことになるかもしれない。」


ふっ...この私に..?

「聞こうじゃないか。どうせ死ぬんだし。」あー、海屋の何とも言えないジトっとした目線がささるー。


「...さっきも言った通りこの世界にはアスの高度な技術がある。この義眼や後で見ることになるだろうアスの本拠地がその証拠だ。お前には選択肢が2つある。1つ、義眼を入れてアスの犬になる。2つ、義眼を入れないで死ぬ。さあ選べ。」


…ん?このままだと私が死ぬのはわかる。目から血がだらだらだしな。自分のことは自分が一番わかっているということではないけども

「アスの犬っていうのは?」

この私をもってしてもよく意味わからん。 いや秋田犬とかかわいいのじゃないのはわかってるよ!?

「義眼を貰った海屋はアスの奴隷ってこと?」

「ああ。そういうことになるな。この義眼には特別な力と無線のGPS機能、爆発機能も備わっている。アスの命令に従わなきゃすぐ」

「すぐ?」

「ボカアアアアアアアアアンということだ」

こいつは悩ましい2択だな。     とでも言うと思ったか‼


「海屋、私は死ぬよ。」

無言でこっちを見る海屋。

「なんでそこまで」

「えんじぇーには私の好きな…大切な人達はもういないんでしょ?さっきも言った通りそんな世界で生きる理由が私にはない。 それに私は自由が好きなんだ。」

「俺は悲しいけどな。」

海屋…もしかして...

「私のこと、好きなの?」

一瞬赤面する海屋。そしてすぐにいつもの真顔に戻る。ふはは私は赤面が大好物なんじゃ。見逃すわけがなかろう。にやにやする私に

「調子乗んな。」と肘で私をつく海屋。

あはは。そっか。楽しい。この気持ちは大切にしなきゃ。

私はまだ()()()()()()()()()

崩壊後の世界でもう一度やり直すそれもいいかもな。きっと私が今生きているのも運命だ。

「崩壊前に私に生きる意味を教えてくれた人達、それとかわいい海屋のためにもうちょっと生きてもいいのかもね。それによく考えたら命だろうと義眼だろうと使えるものは使わなきゃ。私はケチなんだ。あっでも自由はやっぱり欲しいなー。私の根源は自由。」



私はこのえんじぇーで生きる覚悟を決めた。これは私が〇〇になる物語。わたし、伊座波 歩( いざなみ  あゆみ)の生きざま、とくとご覧あれ!!!!!




「実はそれについては俺に案がある。一回それは置いといて…」

ゴソゴソと懐をいじる海屋。そしてシンプルな黒い箱を取り出す。

「これが義眼だ。」

お疲れさまでした。最後まで読んでくれてありがとうございます!長くなっちゃったので切ります。

次回もよろしくお願いします!


次回更新予定日:わからん!

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