【大アルカナ】2番・女教皇〘正位置〙
今朝もルナは
リナが置いたままの【タロットカード】の上に
自分の前脚を乗せると
また眠たくなってしまった……
あたしが目を開けると
そこは昨日のお部屋とは違うお部屋だった
お部屋の両サイドに黒と白の大きな木(柱)があり
《あれはミーコさんの爪とぎ用かしら?》と
あたしは疑問に思いながら
木のあいだにミーコさんが本を持って座っていた
《ミーコさん、やっぱり素敵ね〜》と
少しウットリしながら思い
ミーコさんの足元を見ると三日月が!
《えっ!何で三日月お月様がお空じゃなくて
お部屋の、しかも床にあるなんて
どういうこと?》
あたしは不思議に思いながらもミーコさんの
うしろにある果物と木が描かれた布
(タペストリーに描かれてるザクロとヤシの木)を見た
あたしは暫くミーコさんの事の
いつもとは何だか雰囲気に
【神秘的】な感じに思いながら
ミーコさんを見ていた。
すると、ミーコさんはあたしに
『ルナちゃん。あなた最近
不思議な体験をするようになってないかしら?
例えば…ルナちゃんが前から気になっていた
世界に入れるようになったとか…』
『ミーコさん。そうなんですよ。
何故わかったんですか?』
『フフッ。
ルナちゃんを見ていれば全てわかるわ』と
ミーコさんは言った
『あたし、この体験が出来たおかげで
もっといろんな事が知りたくなったの。
それも、全部この体験のおかげ』と
ルナは笑顔でミーコに話したが
ミーコはルナではなく
まっすぐ前を見ていた
あたしはミーコさんの視線を辿って
その先にある物を見た
それは
青い色のドアだった