【大アルカナ】1番・魔術師〘逆位置〙
ルナが部屋で見た光景は
さっき見た隣の部屋と
全く同じ光景だった。
何もかもが全く同じ………
高いテーブルも
【木の杖】ワンちゃんのジャーキーも
【金のコイン】金色のお金?も
【金色のカップ】お水を飲む用?も
【剣】あたしの爪とは違う危ない物
全て同じ物だし
細かくいえば
配置まで同じ…
ルナは後脚だけで立ち上がり
両前脚で頭を抱え悩んだ
『何かしら、この感じ!?
何もかも全て揃っているのに
さっき感じた気持ちとは違って
なんだか心配になってきちゃった。
これで本当に大丈夫なのかしら?
まだ何か足りない気がするんだけど…
それに何だか全体的に暗い雰囲気がする』
と、ルナが考えこんでいると
遠くのほうから
聞き慣れた声が聞こえてきた
『……ナ?ルナ?
もう、また私のタロットカードの上で寝て〜
今度は魔術師のカード!
ルナ!!』と私はルナを起こすと
『あっ!リナ!?おかえりなさい。
あのね、金色のお金がね、テーブルにあったよ。
リナ好きでしょ?』といきなりルナが変な事を言った
『ルナ、寝ぼけてるの?
テーブルの上にあるのは
私の【タロットカード】よ
それにルナが枕にしていたカードは魔術師金色のコインなんて無いでしょ!?』と
言われルナはリナに見せられた魔術師
のカードを見てビックリ!!
さっき見た光景と同じ絵柄が描かれていた。
《もしかして、あたし夢の中で
【タロットカードの中】に入ってるの?
まさかね……ニャハ》とルナは笑った