【日本の国力推移】
【1905年】
実質GDP:724億ドル(2011年ドル換算)
人口: 4683万人
製鉄能力: 12万トン
発電能力: 10万kW
自動車保有:8台(1908年時点)
石油生産量:10万kL
【1913年】※カッコ内は史実の値
実質GDP:1200億ドル(957億ドル)
人口: 5200万人 (5167万人)
製鉄能力: 40万トン (20万トン)
発電能力: 60万kW (50万kW)
自動車保有:1500台 (892台)
石油生産量:50万kL (30万kL)
【1920年】
実質GDP:1700億ドル(1264億ドル)
人口: 5630万人 (5582万人)
製鉄能力: 120万トン (70万トン)
発電能力: 140万kW (100万kW)
自動車保有:15000台 (9999台)
石油生産量:70万kL (40万kL)
【1926年】
実質GDP:2300億ドル(1512億ドル)
人口: 6120万人 (6049万人)
製鉄能力: 200万トン (110万トン)
発電能力: 260万kW (200万kW)
自動車保有:6万台 (4万台)
石油生産量:100万kL (30万kL)
【1935年】
実質GDP:3600億ドル(1961億ドル)
人口: 7200万人 (6924万人)
製鉄能力: 800万トン (200万トン)
発電能力: 700万kW (418万kW)
自動車保有:40万台 (12.6万台)
石油生産量:180万kL (40万kL)
石油消費量:300万kL (170万kL)
【1940年】
実質GDP:4600億ドル(2783億ドル)
人口: 7600万人 (7297万人)
製鉄能力: 1300万トン(330万トン)
発電能力: 2500万kW(1500万kW)
自動車保有:70万台 (15.2万台)
石油生産量:240万kL (40万kL)
石油消費量:470万kL (290万kL)
※実質GDPと人口は、フローニンゲン大学のデータを参考。
製鉄、発電、石油のデータはけっこういいかげんなので、参考程度に。
主人公たちの活躍により、35年間で実質GDPが6倍以上になった形です。
この時点でイギリス(4468億ドル)を超えてますが、それでもアメリカ(1兆5千億ドル)の3分の1以下。
これが史実だと5分の1以下で、それ以上に工業力の格差がひどい。(泣)
ほんと、とんでもない国ですよね、アメリカって。
そんな国にケンカ売るなよって思うのは、しょせん他人事か。
以上で”未来から吹いた風”、完結となります。
筆者も太平洋戦争の仮想戦記(書籍)を、いろいろと読みましたが、わりとバッドエンドなものが多いですよね。
そこで今回は長期的な視点で、かつ楽天的なものを書いてみましたが、いかがだったでしょうか。
たぶんラストが物足りない人もいるでしょうが、本作の主題はアメリカに負けない日本を作ることです。
なので戦争描写が薄いのは、ぶっちゃけデフォルトだとご理解ください。
我ながら、いろいろと足りない部分はありますが、それなりに楽しめるものにはなったと思っています。
ここまで来れたのも、読者さんの応援あってのものでした。
ありがとうございます。
ちなみにすでに次回作の構想は固まっていて、また三国志の小説を書く予定です。
今度は孫策の息子である、孫紹が主人公になります。
また準備が整ったら、ここで後日談を投稿しつつ、告知させてもらうので、よければ読んでみてください。
最後に、本作を楽しんでもらえたなら、下の方の★で評価してもらえると嬉しいです。
また、もしねぎらいの言葉をいただけるようなら、お手数ですが活動報告への書きこみをお願いします。
それではまた、別の空想世界でお会いしましょう。




