スカートってなくなりませんか?
みなさんはスカートという衣服をしっているでせうか?
えぇ、「ナニイッテンダァ」属性が高めなんで、あ、ごめんSAN値チェックしたら一時的狂気だったわ、とかではないです。
腰より下を覆う筒状のアレです、裾にかけて縦線となる山折り谷折りのひだがアったりナカったりする件のアレです。
ある特定の年齢層で「めくり」が流行ったり流行らなかったりするヤツです。
「えーん」「○○ちゃん、どうしたの?」「△△くんに、スカートめくられたの」「ちょ!男子ィ!」というナゾの対立関係が生まれそうなキーワードになる名詞です。
もしそんな男子を見かけたら、「駄目だぞぉ、気になるなら態度と言葉で勝負しないとぉ」と笑顔で注意しましょうね。
ははは、いらぬお世話ですね。あとそんな青春は、おくってないですねハハハハ。
さて、狂ったタイトルをつけたその1の理由です。
とある日に駅のホームへとあがるエスカレーターに乗ってたんです。
そしたら、横から女子(ロングなスカート装備)が追いぬいていかれまして、ワイの前に立たれました。
「スカート女子とタカハマジョシって語呂似てね?ジョシだけやんけ」と何とも間抜けなことを考えていると、ホームからの風にスカートがひるがえりました。
まぁ、そんなに強風ではなかったので“事件”にはならないのですけれど、その女性が少し後方を気にされていたので、「何もなかったですよ」な顔でやり過ごしました。
ちゃんとやり過ごせたのかは自信ありませんが…。
ああいうときって、どうすれば相手にも自分にもネガティブな感覚にならずにすむんでしょうか?
またとある日、同じく駅のホームへとあがるエスカレーターに乗ろうとしてました。えぇ、同じ駅ですよ。
横からセーラー服の少女に小走りに追い抜かれて「ででデジャヴュー!いや、二回目なだけやでワイ、落ち着け。あと、セーラー服ってまだあるんだな」などとボケーっと思っていました。
彼女がゆっくりとエスカレーターを自身の足であがりはじめる、その時までは!
視点A=ワイ。視線を斜め前に設定を継続した場合、見ちゃ駄目な位置にセーラー服の少女が来るのは、何秒後?
ワイの高性能のうみそは、「あコレは、あかんやつ」と判断、うつむき目線を下に。エレベーターの地の黒と黄色の線を見ることにしました。
「エスカレーターって、自動階段って意味やったかな?昇降機って意味やったかな?」などと、たわいもなく思っていますと、ホームからベル。
こういうときに限って、発車ベルが鳴るのは時刻表を確認しない僕が悪いのでしょうが、まぁ、鳴りまして。
首をもたげないまま急ぎ歩を進めるか、もう諦めて次の電車に乗るかの二択。
エスカレーターはじっとして乗るものです。と、思って次の電車に乗ることにしました。
三十秒ほど、黒と消えかかっている黄色い線を見ることにしました。
エスカレーターだけでなく、階段も見えそうになることがあるんで、階段は下を向いて上らなければならないという強烈なスリコミみたいなものがあります。
そのせいで階段で上から降りてこられる方とぶつかりそうになりますゴメンナサイ。
理由その2です、寒くない?スースーしない?
その3、ユニセックスって言葉が定着してなんぼの時代ですよ、男女平等が当たり前になっていく時代ですよ、スカートって象徴的なものに拘らなくていいじゃない、と思うのです。
ズボンをはきましょうよぉ。
それに冬は暖かいよ、ズボンあたたかいよ。夏は暑いけど。
ズボンは男子スカートは女子って概念は、男子は青色の名札女子は赤色の名札ぐらい固定化された、歴史的にみても後天的に作られた概念じゃないですか、そんなモノは、ぶち壊していきましょうよ。
その造られた概念をぶち壊す!するべきだと思うんですよね。
昨今はガン○ムもブレイカーする時代なんです、スカートをなくしたって誰も困らないと思うんです!
…。(わい、思考中)
嘘です、困りますね。
チョー困りますね。
ファッションにおけるスカートって割と重要な要因を占めている気がするんですよね。
組み合わせと調和の観点からも経済的な面からも、そして歴史文化の面からもなくなったら、困るっていうか、この世から概念が一つ消えると色々と不具合がでるじゃろうがい。せやろが!
と、思い至りやす。
なくなると、単純にファッション業界が困りますね。あと雑誌、“春のスカート特集”みたいな記事ネタがなくなります。
ズボンのシルエットって下への直線がメインで、スカートのような空間的に広がる曲線やら斜め下への線がなくなって、町を行き交う人たちが殺風景になることは間違いないでしょう。
あと、美少女戦士たちがズボンになる、つまり変身シーンの描写のカット割りや演出が面倒くさいことになるんじゃなかろうか、と想像して心配。
民族衣装や西洋の服装には、男性が着用するスカート類があんだよ、なんだ他の文化の全否定か、あ?表出ろ、ゴラァ!と、なりかねません。
∴結論 なくなりません