ヴィンセントの朝
am7:00
無機質なアラームの音で目がさめる、目を開けば容赦無く注ぐ朝日がー成果ひとつ成せない奴が重役出勤とはいいご身分だー と言っているように感じ眩しさと共に目を細めた。
手を空中にスライドさせ、今日の予定を表示し確認を開始する、ふと右下に目をやると先ほど予定と共にスライドさせた画面に着信履歴が5回 アロイス と表示されていた
「 はぁ… 」 無意識のうちにため息が出る
どうせ…くだらない内容だろう
そう断定するとベッドから起き上がり仕事の支度を始めた。
制服を手に取り着替えに取り掛かる
制服と言って、シンプルだ 白シャツに黒ベスト ベストに関しては特に規定はない
アロイスの奴は 女受けを気にするタイプだからなのか白のストライプが入っていた筈だ。まあ、実際あいつはモテる
指定の黒のパンツスーツに足を通し ネクタイを着け、ホリゾンタルを付ける 愛用のデザートイーグル AE50 を手に取りホルダーにいれる。最後に時計とバッジを付けたらコートを着て家を出よーー
携帯が先ほどから騒がしい着替えにているこの短時間の間に何度掛けてくれば気がすむんだ。
そう思いながら通話を無視し職場へ向かった




