対談1:まずは自己紹介
「はい、という訳で記念すべき第1回のお客様は、【アイテムコレクションで異世界旅 ~楽しく最強へ~】の主人公、桐川疾風さんです!」
「初めまして、紅蓮グレンさん。」
「はい、初めまして、桐川疾風さん。じゃあ、自己紹介をお願いしますね。」
「俺の名前は桐川疾風。極々普通の高校生です。彼女ありで、今はアイテムコレクションに奮闘したいんだけどな……って感じです。」
「ほう、彼女がいらっしゃいましたか。……リア充爆発しろ……」
「ん? 何か言いました?」
「いえ、何も言っていませんよ。それより、奮闘したいんだけどな……ってどういう意味ですか?」
「俺、まだ全然アイテムコレクションしてないじゃないですか。頂点どころか最底辺ですよ。」
「……最底辺というのは私のようなものを示す言葉ですよ……っと、まあ、あなたは最底辺ではないでしょう。全く、なぜ主人公は皆さん自虐傾向にあるんですかね?」
「グレンさんがそういう設定をしたからじゃないですか?」
「私の設定と関係なく暴走してる人もいますけど、それについては?」
「ああ、『り』で始まって『く』で終わるディックさんですね?」
「ええ。彼のことです。」
「彼と俺は歳が離れ過ぎてますから、彼のことはよく分かりません。」
「まあ、作品が違うからそもそも思い悩む必要も無いとは思いますが。じゃあ、次に移ります。アイテムコレクションに奮闘しなければいけない立場なのに、なぜ奮闘しないんですか?」
「グレンさんが続きを書いてくれないからじゃないですか?」
「ちょっとずつ書いてはいるんですよ。本当にちょっとずつですけど。」
「グレンさんは俺にどうなって欲しいんですか?」
「書く中で決めていきますよ。とりあえずあなたにはオールアイテムコレクトを達成して頂きたいです。」
「できるんですか?」
「どうでしょう? それはあなたの活動次第です。彼女さんとのイチャイチャを取るか、一刻も早く人間界に帰ることを取るか、それとも……クックックッ、面白くなりそうですね。」
「グレンさん、その先にある3つ目の選択肢はやめてください。」
「止めて、といわれるとやりたくなりますよ?」
「是非やってください。」
「そうですか、そんなに仰るなら3つ目にしましょう。」
「逃げ道塞ぎかよ?」
「もとよりあなたに逃げるという選択肢を与える気はありませんからね、疾風さん。別に私の操り人形になれ、って言ってるわけじゃないんですから、文句があるなら私に言ってください。できる限り対処させて頂きますよ。あなたは【桐川疾風】として確かに存在しているんですから。」
「そんなこと言って、主人公が思いあがったらどうする気ですか?」
「私は主人公たちに絶対の信頼を寄せています。あなた方は私の仲間、仲間は絶対的に信頼しますから。では、今回はこのくらいで。近々、また話せることを期待していますよ。では最後に、何かコメントはありますか?」
「現在まだ第5部分までしか更新されていないんですけど、俺の冒険は文字通りまだ始まったばかりです! 応援よろしくお願いします!」
「はい、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。」
「最後に一つ、本音を言わせてください。」
「何ですか?」
「さっさと更新してください!」
「……クソ作者、と言われるかと思っていましたが、あなたはそこまで口が悪くないんでしたね。まあ、検討します。邪魔が入らなければ、ですが。では、さようなら。」
「はい、またお会いしましょう。」
第1回対談終了。
基本こんな感じでゆるゆると進んでいきます。




