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暗黒騎士物語(なろう版)  作者: 根崎タケル
外伝ハーピークエスト
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船上の戦士達

◆シズフェ


 メモルと会った翌日に、私達は船に乗ってキシュ河を上る。

 空は晴れ、陽光が水面を反射してキラキラしている。

 河を吹く風が心地良い。

 しかし、私の側にいる人はそうではないようだ。


「まったくシズフェも物好きだな。何で、何の得にもならない事を引き受けるんだよ?それに何で俺まで連れ出されるんだ?」


 側にいるノヴィスが私にぼやく。

 今回の依頼の内容にまだ不満があるようだ。

 実際に報酬も安く、全く利益ならないのは確かだ。

 それに、トールズ様の教義では、1人を助けるために2人が犠牲になってはいけない。2人を助けるために1人が犠牲になる事が正しいとされる。

 今回の依頼は1人を助けるために2人が犠牲になるかもしれない案件だ。

 そのため、トールズ様の信徒であるノヴィスは私がこの依頼を受けた事に不満なようだ。


「もう、それは、悪かったって言っているでしょ! 報酬は私が後で出してあげるわよ!!」


 私は怒りながら言う。


「それはいらねえよ。俺も一応はシズフェの戦士団の仲間だからな。団長が決めた事には付き合うぜ。だが、不満ぐらいは言わせてくれよ」


 ノヴィスは手を振って報酬を拒む。

 ノヴィスは一応、私が団長を務める戦士団の団員である。

 なぜ、こいつが私達の戦士団に入ったかと言えば読み書きができないからだ。

 小さい頃は一緒に粘土版で練習したはずなのに、全く身についていない。

 ノヴィスからすれば優秀な戦士は読み書きなんか覚えなくても良いそうだ。だから、こいつは、これからも読み書きを覚えないだろう。

 しかし、そのためにノヴィスを私達の戦士団に入団させるはめになった。

 自由戦士協会の会員登録する方法には二通りの方法がある。

 1つは個人で登録する。もう、1つはある戦士団を作るか入団して、その戦士団を通じて登録をする方法である。

 どちらにしろ、登録するには、書類を提出しなければならない。

 個人で登録する場合で、本人が読み書きを出来ない時は代筆してくれる人を雇わなければならない。

 実際にアリアディア共和国には代書屋を営む人がいる。

 そして、戦士団を通じて登録する場合だけど、戦士団という団体を組織するときは必ず読み書きできる者を入団させる義務がある。

 そのため、団長が読み書き出来ない時は、書記役を入団させる必要があるのだ。

 ちなみに有名で大きな戦士団には、戦闘をしない団員がいたりする。

 また自由戦士協会はなるべく事務の負担を減らすためか、戦士団を組織する事を推奨している。

 戦士団を作る事で色々と特典があるのだ。

 ノヴィスをいれて6名しかいないが、私達も戦士団を作っている。

 戦士団の名前は「麗しき乙女の戦士団」。

 戦士団で登録する時は団体名を付けなければならないから、皆で考えた名前だ。

 名前を付けた時は気にならなかったが、改めて考えると、すごく恥ずかしい名称である。

 そのため、あまり名乗れないのが欠点だったりする。

 ノヴィスは勇者と呼ばれるぐらいなのだからお金はあるだろう、だから代書屋を雇えば良いのにと思う。

 しかし、ノヴィスは私達の戦士団に入る事を希望した。

 おそらく、代書屋を探すのが面倒だったのだろう。甘えやがって。

 まあ、私も知らない仲では無いので、困った時はただ働きしてもらおうと思って、入団を許可したのである。

 だから、今回一緒に来てもらったのであるが、ここまで不平を言われるとは思わなかった。


「ノヴィス君。可愛いシズフェちゃんの頼みなんだから。お願いを聞いてあげるべきだと思うなあ、私は」


 話しを聞いていたのか、船に一緒に乗っているシェンナさんがノヴィスを窘める。


「シェンナさんが、そう言うなら仕方が無いですね。もちろん、頑張りますよ!!」


 ノヴィスがデレデレしながら言う。先程までのやる気の無さが嘘みたいだ。


「全くこいつは……」


 私は頭が痛くなる。


「それにしてもシェンナさんと一緒に行けるとは、感激ですよ!!」


 ノヴィスが握りこぶしを作って力を込めて言う。

 確かにそれは驚いた。シェンナさんが一緒に船に乗っているとは思わなかったからだ。


「ところで今日はどうしたのですかシェンナさん。どこかに講演に行くのですか?」

「いえ、仕事じゃないの。ちょっと気になる事があるから旅行と言った所かな。そういうシズフェさんこそ、どうしたの?」

「ああ、私達は仕事です。これからハーピーに攫われた子を助けに行く所です」


 私は依頼の内容を説明する。

 別に秘密にしなければならない内容の仕事ではない。言っても問題無いだろう。


「なるほどね。助かると良いね」

「はい」


 私達はその後、色々な事を話す。

 ノヴィスがシェンナさんに恋人の有無をしつこく尋ねるから、黙らせるのが大変だった。


「シズフェさん。船旅はどうですか?」


 向こうからリジェナさんが歩いて来る。


「ありがとうございますリジェナさん。船に乗せていただいて」


 私はリジェナさんにお礼を言う。

 リジェナさんはこの船の船長だ。

 昨日、私達が目的地に行くための船を探している時にたまたまリジェナさんに出会った。

 話を聞いたら、リジェナさんは荷を積んで目的地の近くまで行く事がわかった。

 そして、私が途中まで船に乗せて欲しいとお願いしたら、快く承諾してくれた。しかも、無料である。

 報酬よりも出費が多い依頼なだけに、本当にありがたい。


「別に構いませんよ。それに乗せているのはシズフェさん達だけじゃないですから」


 リジェナさんの言うとおり私達の他に自由戦士の一団がこの船に乗っているのを見かけた。


「そうみたいですね。何という戦士団なのですか?」

「新緑の戦士団の方達ですよ。シズフェさん」

「新緑の戦士団ですって!?」


 私は思わず大声を出してしまう。

 新緑の戦士団はフィネアスが所属していた戦士団だ。まさか、こんな所で出会うなんて。

 突然大声を出したので、リジェナさんが驚いた顔で私を見る。


「どうしたのですか?新緑の戦士団がどうかしたのですか?」

「いえ、その実は……」


 私は事情を説明する。


「そうだったのですか」

「まさか、そんな事情があったなんて……」


 リジェナさんとシェンナさんが顔を見合わせる。


「あの、新緑の戦士団って、どういう人達なのですか?」


 私は戦士団の事が少し気になる。


「どうと言われても。トルマルキスさんの知り合いの戦士団としか……。ああ、そう言えば今日はいつもと違って、魔術師らしき方が同行されています。マディアさんなら知っているのではないでしょうか?」


 リジェナさんが困った表情で言う。

 確かに魔術師の事ならマディに聞いた方が早い。

 その魔術師の情報から戦士団の事がわからないだろうか?

 そのマディは船室にいる。呼んで来よう。

 実はマディにはノーラさんが船に酔って気分を悪くしたので、レイリアさんと一緒に見てもらっている。

 ちなみにケイナ姉もお酒に酔って寝ている。これも、ついでに見てもらっている。


「そうですね。少しマディに聞いてきます」


 私はリジェナさんとシェンナさんとノヴィスと離れて、マディを呼びに船室に行く。


「シズちゃん。別に全ての魔術師を知っているわけじゃないのだけど……」


 船室に戻り事情を説明するとマディは微妙な顔をする。

 魔術師の数は少ないが、それでも人口の多いアリアディア共和国では千人近くいる。

 さすがにマディも全員は覚えてはいないのだろう。


「それでも、一応その人を見てもらえない?もしかして知っている人かもしれないよ」

「うん。まあ、そうだね。顔見知りの魔術師が乗っているのに、挨拶をしないのは失礼かもしれないものね」


 マディと共に新緑の戦士団の所に行く。

 新緑の戦士団の人数は約18名程だ。中には12、3歳ぐらいの少年戦士もいる。

 少し離れた所から彼らを見る。

 魔術師らしき人はすぐに見付かった。というよりもその人物は明らかに魔術師の格好をしていたから、わかりやすい。

 その人は他の自由戦士達から少し離れた所で本を読んでいる。


「どう、知っている人?」


 しかし、マディは首を振る。


「ううん、知らない。でも、あのローブから見て導師様かもしれない」

「えっ? 魔導師なの?」


 私が聞くとマディは頷く。


「うん、私の着ているローブと違うでしょ」


 魔導師とは魔術師を指導する事ができる能力を持った者に対して、魔術師協会が贈る称号だ。

 魔導師は他の魔術師を指導する立場にある。そのため、世間では上位の魔術師だと思われている。

 ちなみに魔導師よりも上位の称号は賢者である。最近会った黒髪の賢者チユキ様がそうだ。

 そして、魔導師の称号を持たない魔術師とはローブに違いがあるようだ。マディのローブと見比べるが、私には違いがわからない。


「でも、おかしいな。アリアディアの魔術師協会に所属する導師様の中にあの人はいなかったと思う」


 マディが首を傾げる。

 魔術師以上に魔導師の数は少なく、アリアディア共和国でも10人に満たないと聞く。

 数が少ないのでマディは導師全員の顔を知っているみたいだ。


「どういう事なの? アリアド同盟の外から来たのかな?」

「それはわからないよ、シズちゃん。もしかすると、私が知らないだけかもしれない。私が言うのもなんだけど、魔術師の中には引き籠る人って多いから」

「なるほど……」


 魔術師は他に比べて変わり者が多いと聞く。

 自分の研究所に籠って、出て来ない者もいるらしい。


「でも、導師様に挨拶をしないのも失礼だから、会いに行こうよ、シズちゃん」

「そうね」


 私とマディは魔導師であろう男性に近づく。

 私達が近づくと魔導師は本を読むのをやめて顔を上げる。


「君達は?」

「お初にお目にかかります、導師様。私の名はマディア。導師様と同じく知を探究する者でございます。ここで会いましたのも、何かの縁。名を聞かせてはいただけないでしょうか?」


 マディが丁寧に口上を述べた後、恭しく礼をする。

 そして、返答を待つ。

 しかし、魔導師は答えず、少し考え込む。


「あの、導師様?」


 反応が無いのでマディがとまどう。


「ああ、すまない、魔術師マディア。私はサリアにて魔道を学び、導師の資格を得た者だ。そして、ここに来たのは隠密である。ゆえに名乗る事も許されぬ。名乗らぬ非礼を許していただきたい」


 魔導師が詫びる。


「い、いえ! 導師様! かような理由があったとは知らずに名を聞いて申し訳ありません!!」


 マディが頭を下げる。

 この魔導師は魔術都市サリアから来たみたいだ。そして、おそらく何か事情が有って、ここにいるようだ。

 マディが彼を知らないのも無理は無い。

 それにしても、名前を言う事も許されない事情とは何だろう?

 新緑の戦士団と行動を共にしているのは、その事情からだろうか?

 だとすれば、新緑の戦士団の事を聞く事はできない。


「そちらは?」


 魔導師が私を見る。


「ああ、こちらは我が友シズフェリア。彼女は女神レーナ様より加護を受けた戦乙女でございます」

「ほう、彼女が、あのレーナの戦乙女!? 確かに戦乙女の兜を身に付けているな」


 魔導師は私が被る左右に翼の飾りがついた兜を見る。

 別に見るのは構わないが、レーナ様を呼び捨てにするのは不敬だと思う。そこは注意すべきだろうか?


「導師様は、彼女の事をご存じなのですか?」

「いや、知らないが」


 私はこけそうになる。


「しかし、女神レーナの黒い嵐を退けた奇跡は覚えている。あの暗黒騎士の魔力の波動は凄まじかった。彼の力ならば、アリアディア共和国のみならず、ミノン平野の国々を滅ぼす事もできるだろう。その暗黒騎士を退けた魔法とは一体何だったのか?非常に興味が引かれるな」


 そう言って魔導師は遠くを見る。

 おそらく、レーナ様の奇跡の事を思い出しているのだろう。

 私もあの時の事を思い出すと、感動で胸がいっぱいになる。

 レーナ様の力により、あの暗黒騎士は前屈みになり苦しみ、そして退散する他なかったのである。

 あの映像は世界中の人が見ていたらしい。だから、魔導師もあの奇跡を見たのだろう。


「そのレーナの戦乙女ならば、さぞ素晴らしい力を持っているのだろうね。機会があるならば、ぜひとも、その力を調べたい物だ」


 魔導師が私を興味深く見る。

 しかし、そんな目で見られても困る。


「確かに私は力を持っています。しかし、これは、私の力では無く、レーナ様に授かりし力。レーナ様の力は魔術の研究材料ではありません」


 私は少し厳しい口調で言う。

 レーナ様の力を調べたいなんて不敬すぎる。私は何とか怒りを抑える。


「思考に枷をはめるか。それは可能性を潰す事になる」


 魔導師は残念そうに言う。


「思考は常に自由であれ。思考に禁忌を作らず、あらゆる可能性を模索せよ……」


 マディが呟く。

 その言葉はマディから聞いた事がある。

 魔術師達が信仰する、知識と書物の女神トトナ様の教義では内心は絶対に自由であるべきだと主張する。

 そのため、何とトトナ様の教義では、トトナ様を疑う事すらも許されるらしいのだ。

 正直神様を疑うなんて信じられない。


「その通りだよ、魔術師マディア。禁忌を作る事は、可能性を潰す事になる。より高みへと昇りたいのならば、悪魔の力を使う事も許されるべきだ」


 魔導師は笑いながら言う。

 その瞳にはどこか狂気を感じる。


「そんな! 悪魔の力だなんて! 最大の禁忌です!!」


 私は首を振る。


「しかし、戦乙女殿。あの大賢者マギウスは偉大なるデイモン使いであった。その力で様々な奇跡を起こしたのだよ」


 魔導師は不敵な笑みを浮かべる。

 大賢者マギウスは魔術師協会の創設者の1人だ。800年以上を生きていて、今でも魔術都市サリアに住む魔術師達を指導している。

 また、大賢者マギウスはトトナ様の使徒で、悪魔を使役する事ができると聞いている。

 実際にその悪魔の力で助けられた人もいるそうだ。

 悪魔の力を禁忌とするフェリア様とレーナ様の信徒である私には信じられない。


「どうしたんですかい? 魔術師殿? 何か問題でもあったのか?」


 私が大声を出したせいだろうか、誰かが近づいてくる。

 いかにも戦士と言う姿の男性だ。


「何でもない、団長。少々、この者達と語らっていただけだ」


 魔導師は近づいて来た男性に手を振って言う。

 私は団長と呼ばれた男性を見る。この男性が新緑の戦士団の団長なのだろう。


「そうですかい。俺は新緑の戦士団の団長ワルラスだ。お嬢ちゃん、名前は何て言うのだい?」


 ワルラスは値踏みするように私を見る。

 笑っているが、その目の奥は笑っていない。案外、魔導師以上よりも難敵だ。


「私は……」


 やばい、戦士団の名前を言いたくない!!


「彼女は女神レーナの戦乙女であるシズフェリア殿だよ、団長」


 魔導師が私を紹介してくれる。助かった。


「ほう、あの女神の。その戦乙女様が魔術師殿に何の用だったのですかい?」

「いえ、仲間の魔術師が導師様を見かけたので挨拶しにきました。私はその付き添いです」


 私はそう言ってマディを見る。


「なるほど。ところで戦乙女様は仕事ですかい?」

「はい。依頼主のため、内容は言えませんが……」


 貴方達が見捨てた少年を助けに行くとはいえない。


「そりゃそうだ。俺達も依頼内容は言えねえ」


 ワルラスはがはははと笑う。

 どうやら怪しまれなかったようだ。


「それでは、私達はこれで。レーナ様のご加護が有らんことを。行きましょう、マディ」

「うん、シズちゃん。それでは導師様、また機会があったら、知について語り合いましょう」


 私達は去る。

 新緑の戦士団の事が気になって接触を試みたが、特にわかった事は何も無い。

 だけど、あの魔導師は気になった。


「う~ん、マディ。あの魔導師様の事なんだけど、ちょっと気にならない?」

「えっ、そうかな。私の知っている導師様達も大体あんな感じだけど、魔術の事になると見境がなくなるというか……」


 高位の魔術師であればあるほど、魔術の研究の事になると見境が無くなるそうだ。

 そのため、魔術師に中には道を踏み外す者も多いと聞く


「いや、そうじゃなくて、あの魔導師様に近づいた時に、何かすごい匂いがしたの」


 先程の魔導師に近づいた時にすごい匂いがしたのだ。

 そして、その匂いはデキウス様の持っていた魔法薬を何倍も強烈にした匂いだった。偶然だろうか?


「ああ、そういう事か、きっと魔法薬の匂いだね。他の魔術師で似た匂いをさせている人は多いよ」

「えっ、そうなの?」

「うん。まあ、あの匂いはちょっと強烈だったけどね」


 私はマディ程には魔術師の知り合いは少ない。マディが言うのなら、ああいう匂いをさせている魔術師は普通なのかもしれない。


「だとしたら、私の気のせいね。戻りましょうか?」


 私達はみんなの所に戻るのだった。






◆魔術師キリウス


 魔術師のマディアと戦乙女のシズフェリアが去る。


「まさか、あのレーナの戦乙女が一緒に乗っているとは思わなかったぜ」


 団長が去った女達を見て言う。


「確かにそうだね、ワルラス団長」


 私がこのような目に会っているのは元はと言えばレーナのせいである。

 レーナの光の勇者によってタラボス師は殺されたのだ。

 それにワルラスの元主人であるアトラナもレーナによって消されたと聞く。

 その戦乙女は敵と見て良いだろう。

 少しハーピーの事が気になったので、団長達に付いて来たが、まさか戦乙女に会うとは思わなかった。


「ちっ、あの女神のせいで大損だぜ、くそったれ」


 ワルラスが舌打ちをする。


「しかし、団長。彼女達に手を出すのは得策ではない。ここは抑えるべきだ」

「わかっていやすよ」


 ワルラスは仕方がないという顔をする。


「そうか、それなら良い。さあ団長、旅を続けようではないか」


連休なので、早い更新です。

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