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暗黒騎士物語(なろう版)  作者: 根崎タケル
第8章 幽幻の死都
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大賢者

忘れている方の為の説明。レンバーは2章で登場した人物です。

◆放浪騎士レンバー


 バンドールの地の大部分は広い平野である。

 開けた土地なので、明るい場所を嫌うゴブリンは少ない。

 しかし、ゴブリンが少ないだけで、人が住みやすい土地では無い。

 アズィミド湾に面した場所には蜥蜴人(リザードマン)蛙人トードマンが住む湿原があり、そうで無い場所にはケンタウロスや狼人ウルフマン等の牙の血族が多く住み着いている。

 これらの種族は人間を襲う事もある。そのためバンドールに住む人々は安心して暮らせない。

 私とニミュは共にそんなバンドールの地を歩く。

 もうすぐ目的地にたどり着くはずだ。

 目の前には多くの人が行き交っている。

 そこを歩く者達は様々だ。

 彼等は皆、ある方向へと歩いている。

 私は丘の上から目をこらして先を見る。

 この先には勇者レイジ様の作った国エルドがあるのだ。


「ここが勇者様達が作った国であるエルド? 良い場所じゃないな」


 思わず感想が出てしまう。あまり良い立地とは言えない。

 国を作るのに、一番良いのは防御に適した丘である。

 丘が広ければそこに国が作れる。

 さらに丘の縁に沿って城壁を作る事でさらに防衛をしやすくする。

 私の故郷であるロクス王国もそんな国だった。

 今では人口が多くなり、丘の下にも住居が作られたが、元は丘の上だけにしか人は住んでいなかった。

 しかし、エルドは低地に作られている。

 丘らしき場所は勇者様の住む宮殿がある箇所だけだ。

 しかも小さい。これだけの人数をいざという時は収容できないだろう。

 つまり防衛に適して無い。

 それに城壁もまだしっかりとしたものが、作られていないように見える。

 これではゴブリンの群れが近くにいたら、すぐに襲われてしまうだろう。

 かなり危険である。

 それとも、勇者様達の事だから、何か対策をしているのだろうか?

 それは充分に考えられる。

 彼等の力は凄まじい。城壁が無くても、安心して暮らせるかもしれない。

 そう考えればこれだけの人がエルドを目指すのも納得できる。


「人は多いみたいだけど、みすぼらしいわ。ここが、あのレーナ様に愛された勇者の作った国なの? レンバー?」


 隣にいるニミュが眉を顰める。

 ニミュはウォーターエルフのナイアドである。

 たまたま、旅の途中で知り合い同行している。

 美しい女性と一時とはいえ旅が出来たのだから運が良いだろう。

 それが永遠の美を誇るエルフならなおさらだ。


「まだ、国がしっかりできていないのだと思う」


 そう答える。

 遠くから見ても、人々の住む家は雑多で整備されていないように感じる。

 道の整備が遅れているみたいだ。

 情報が確かなら、エルドはまだ建国されて日が浅いはずだ、そう考えれば納得がいく。


「まあ、良いわ。それじゃ行きましょう。姫様に報告しないといけないから」


 ニミュが私を引っ張る。

 水色の長い髪がふわっと風に揺れる。

 彼女は元は聖なるエリオス山の麓、その樹海にあるエルフの国の住民だ。

 その彼女が何故森を出たのかというと、勇者様の国を調べるためである。

 何でも彼女が仕えるハイエルフの姫が勇者様の事が気になったらしい。

 そのため、様子を見る為、側近だった彼女が派遣されたそうである。

 調べると言っても人々の様子を見るだけで、勇者様達と接触する予定はないそうだ。

 まあ、だからこそ同行した。

 正直に言うと顔を合わせたく無いのだ。


「待ってくれ! ニミュ!」


 私は立ち止まる。

 するとニミュが振り返り、不思議そうな顔をする。


「どうしたの? レンバー?」

「君は顔を隠した方が良い。おそらくかなり治安が悪い」


 かつて国の治安を預かっていた私にはわかる。

 離れた所から見ているだけでそんな雰囲気を出している。


「それなら、大丈夫。レンバー。私は強い。人間程度には負けない」


 そう言ってニミュは腰の剣を触る。

 確かにニミュは強い。水の魔法が使えて、剣の腕も私より上だ。

 だけど、争いは避けるべきだと思う。

 だけど、ニミュは寿命が短い人を見下している。

 特に人間の女性に対しては、すぐに枯れてしまう哀れな生き物と公言している。

 それが、争いを引き起こしている。

 短い間だけど、一緒にいて何度かそれが原因で争いになった。

 そんなニミュが何故私と一緒に居たがるのかわからない。

 そもそも、私だけは見下していないようなのだ。

 そのため、困惑している。

 ニミュが左腕にしがみ付き、無理やり歩かせる。

 私は溜息を吐くしか無かった。




◆黒髪の賢者チユキ


 シロネさんが目を覚ましてから既に30日以上の月日が流れた。

 目を覚ましたシロネさんは彼の所に行きたがったが、一応止めておいた。

 彼の側にいる白銀の魔女は私達に対して敵意があるみたいだからだ。

 それに彼の事に関して、私達の間で意見が割れている。

 レイジを除き、彼を一番嫌っているのはカヤだ。

 理由はキョウカが彼の事を気に入っているかららしい。

 その事がカヤには面白く無いのだ。

 面白く無い理由は何となくわかる。

 カヤはキョウカの一番側にいたいのだ。

 そのため、他の者を排除しようとしている。

 カヤはキョウカに男性との付き合いを覚えるべきと言っておきながら、気になる男性が出来たら反対する。

 何とも複雑な感情だなと思う。

 そのカヤが彼を迎え入れる事に反対して、またレイジに瀕死の重傷を負わせた彼の事を好きになれないサホコも消極的に反対した。

 私も別の理由から迎え入れるのに消極的にならざるを得なかった。

 そのため、彼の事は後回しになってしまった。

 そもそも、ぶるるるんとどうやって向き合えば良いのだろう?

 それに、住民が増え国造りが忙しくなっている。今はそちらにかかりきりだ。

 また、他にジプシールで出会ったザルキシスの事も気になるが、その後の動向についてはレーナも掴めていないらしく、手の打ちようも無い。

 結果として、私達はどこにも行くこと無くエルドで日々を過ごしている。

 そんなある日、私は応接室で客を出迎える。


「久しぶりじゃのう。黒髪の賢者チユキ殿」


 目の前の老人が私の名を呼ぶ。

 老人はいかにも魔術師と言った格好だ。

 黒いローブにつばの広い帽子。さらに長いひげを生やしている。

 誰が見ても魔術師に見えるだろう。

 まあ、それもそうだ。目の前の人物は魔術師の中の魔術師なのだから。


「はい。お久しぶりです。大賢者マギウス師。ようこそエルドへ。歓迎いたします」


 私は座った状態で頭を下げる。

 大賢者マギウス。

 それが、この老人の名だ。

 魔術師協会の名誉会長であり、その魔術師協会の最高意思決定機関である賢人会議の議長ともいうべき人物だ。

 魔術師協会の代表は賢人会議によって任命される会長である。

 だけど、会長の言葉よりもこの老人の言葉の方が協会では尊重される。

 つまり、事実上彼が魔術師協会の代表なのである。

 その大賢者に合うのは2度目だ。

 彼は私達が作った国を見に私を訪ねて来た。

 理由は勇者の作った国がどのようなものなのか知りたいからだそうだ。

 個人的な客なので会うのは私だけだ。


「会うのは2度目じゃなチユキ殿。賢者の称号を授ける時に会って以来かの?」


 目の前のマギウスが長い髭を触りながら言う。


「はい。賢者へと推挙していただき、ありがとうございます」


 お礼を言う。

 賢者という呼び名は知識が豊富な者に与えられる尊称とは別に、魔術師協会が所属する魔術師に与える最高の称号でもある。

 ただし、賢者の称号を与えられた魔術師は賢人会議へと出席する権利と義務があり、協会の発展に貢献する事が求められる。

 私がこの世界への活動のために、聖レナリア共和国の魔術師協会の支部に入って、しばらくすると賢者の称号を与えられた。

 最初は訳がわからなかったが、この大賢者が推挙してくれたそうだ。

 理由を聞いてみたが、人を超越した魔力を持つ者を、ただの魔術師にしておくのは、もったいないかららしい。

 それが、本当の理由かどうかはわからない。

 しかし、損は無いと判断して貰っておいた。


「お礼を言われる事では無いよ。チユキ殿。それにしても、このエルドは面白い国じゃな。あえて、守りにくい場所に国を作る。どこまで、この国を大きくするつもりかね?」


 マギウスが私を見る。

 どうやら、この老人は私の意図を察しているようだ。


「その通りです。あえて平地に作ったのは大きな国を作る為です」


 この世界では国、つまりは都市を作る時に考慮せねばならない事が多々ある。

 その1つが防衛だ。

 魔物の多いこの世界では防衛に適した丘の上が最適とされている。

 もちろん一定の人が住めるだけの丘なんて都合よく見つかる訳が無い。

 そのため、人々は出来るだけ防衛がしやすい土地を選んで国を作る。

 足りない部分は城壁を厚く作って補う。

 しかし、防衛に適した国は通行が難しくなる傾向があり、住める人間の数が限られてしまう。

 そのため国の発展が難しくなる。

 だけど私達は強い。防衛に適さない土地でも、魔物に対抗できる。

 だから、交通の便が良い土地に国を作った。


「なかなかに剛毅。足りない部分は勇者殿の力で補う。さすがは黄金の夜明けをもたらす者と言われるだけの事はある。勇者殿達にしか出来ない芸当よ。見に来て良かったわい。これなら国造りも順調なのじゃろうな」


 マギウスは笑う。

 黄金の夜明けをもたらす者とはレイジの尊称の1つだ。

 神話では魔王が魔物を世界に放つまでは世界は人間のものであり、その時代を黄金時代と呼ぶ。

 レイジは再び黄金時代を作る、人間の救世主と見做されている。

 しかし、私は共に笑う事が出来なかった。


「いえ、それがそうでも無いのです。実は最近湿地の一部を農地にするために干拓しようとしたのですが、それが蜥蜴人(リザードマン)の怒りを買ってしまったようなのです」


 エルドはこの地を支配していた魔獣ペルーダを退治して手に入れた土地である。

 そして、ペルーダが支配していた土地の近くには湿地が含まれていた。

 私達は、その湿地を干拓して農業用にする事にしたのである。

 しかし、それがバンドールに住む蜥蜴人(リザードマン)の怒りを買った。

 この地に住む蒼鱗の蜥蜴人(リザードマン)にとって湿地は聖なる土地だったのである。

 僅かな部分だから大丈夫だと思ったが、蜥蜴人(リザードマン)の湿地に対する思いを甘くみていた。


「なるほどのう。よくある問題にぶつかったようじゃの」

「はい、恥ずかしながら」


 この世界に住む知的生物は人間だけでは無い。

 そして、知的生物の多くは人間と生態が違う。

 人間が住みやすい環境に変えようとすると、必ずと言っていい程邪魔が入る。

 例えば耕作地を作ろうと森を切り開けば、森に住む者達が敵となる。

 湿地を干拓しようとすれば湿地に生きる者達が敵となる。

 人間はそんな彼等を纏めて魔物と呼ぶ。

 以前は私達も魔物と呼んでいたが、少し考えを改める事にした。


「しかし、そればかりはどうしようも無いのう。この辺りの蜥蜴人(リザードマン)は蒼き竜アズィミドを崇めているはずじゃ。下手をするとアズィミドやその配下の竜人ドラゴニュートも出て来るやもしれぬ。争いを広げると多くの人が死ぬかもしれぬな……」


 マギウスが眉を顰める。

 この地の蜥蜴人(リザードマン)が生贄を捧げ、蒼き竜アズィミドの助力をお願いするかもしれない。

 アズィミドは長い年月を生きた古竜であり、蒼鱗の海竜王に近い竜だ。

 私達ならアズィミドには勝てるだろう。だけど、神族と互角の竜王ドラゴンロードが出て来ると苦戦するかもしれない。

 それに上蜥蜴人ハイリザードマンである竜人ドラゴニュートは人間よりも強い。

 アズィミドや竜人ドラゴニュートが出て来たら多くの被害が出る可能性がある。


「はい、確かにそうなる可能性があります。この調子では黄金の夜明けは何時になるのかわかりません」

「そうか、大変じゃな」


 そう言ってマギウスはうんうんと頷きながら髭を触る。


「時にマギウス師。1つ聞きたい事があるのですが。聞いてもよろしいでしょうか」


 私は少し話題を変える。


「ほう、何じゃね?儂に答えられる事なら答えよう」

「ありがとうございますマギウス師。それではお聞きします。神話で語られる黄金時代は本当に有ったのでしょうか?」


 そう言うとマギウスの目が大きく開き私を見る。


「なぜ、そう思うのかね? チユキ殿? オーディス様の司祭が聞いておったら大変な事になるやもしれんぞ」


 マギウスが心配そうに言う。

 その通りだ。神話を信じるオーディスの司祭が聞けば、魔女狩人を差し向けて来るかもしれない。

 しかし、どうしても聞いておきたかった。


「疑問に思ったのは最近です。魔王が魔物を放つ前は地上は人間の物だったと言う割には、可笑しな所が多すぎます。過去に人間が黄金時代を築いていたようには思えないのです」


 そもそも、魔王が魔物を放ったと言うには可笑しな所がある。

 例えば蜥蜴人(リザードマン)がそうだ。

 オーディスの司祭は魔物には蜥蜴人(リザードマン)も含むと言う。

 だけど、蜥蜴人(リザードマン)は魔王を崇拝していない。

 蜥蜴人(リザードマン)が崇拝するのは竜だ。

 魔王が魔物を放ったにしては可笑しい。

 また文献を調べてみると蜥蜴人(リザードマン)は人間が来る前からこの地に住んでいたらしい。

 しかし、それだと人類の黄金時代が可笑しくなる。

 人間が地上を支配していたはずでは無かったのだろうか?

 そもそも人間が世界を支配していた痕跡がどこにも無い。

 人間が世界を支配していた時の遺跡が破壊されたようでも無いのである。

 可笑しいなと思う事はあった。

 それが、ジプシールに行った事でさらに強くなったのである。

 あの地の獣人ビーストマンも人間よりも先にあの地に住んでいたようだ。

 私はその事をマギウスに説明する。


「なるほどのう……。確かにそうじゃのう」


 マギウスはうんうんと頷く。

 私は首を傾げる。

 仮にも大賢者と呼ばれる者だ。私が疑問に思う事に気付かなかったのだろうか?


「マギウス師は疑問には思わなかったのですか?」


 私がそう言うとマギウスは首を振る。


「儂も黄金時代は無かったのではないかと思っておる。そもそも、その神話もこの400年の間に広まったものじゃ。それ以前は特に黄金時代の神話は無かったのじゃよ。チユキ殿」

「えっ?!」


 驚きのあまり変な声が出てしまう。

 マギウスはそんな私に構わず続ける。


「最初に言い出したのは誰かは知らぬ。ただ、オーディス様の教団やレーナ様の教団では無いのは確かじゃ。しかし、都合の良い話よ。偉い神官様が公式に認定しても可笑しくは無い。結果、誰もがその神話を信じているわけじゃよ」


 驚きの事実だ。

 大賢者マギウスは800年以上生きていると聞いている。そして、魔術師協会の創設者だ。

 400年前の事を知っていてもおかしくない。

 しかし、まさか400年前に黄金時代の神話が無かったとは知らなかった。

 そして、各教団が流したのでは無いのなら、おそらくレーナを始めとした神々が流したのでは無いのだろう。

 そもそも、黄金時代の話はレーナの口から聞いたわけでは無い。


「そうなのですか……。マギウス師は本当の事を言わないのですか?」

「言ってどうするのかね? チユキ殿?そんな事をしても誰も喜ばんよ」


 マギウスは髭を触りながら、真っ直ぐに私を見る。

 確かに誰も喜ばないだろう。

 そもそも黄金時代は無くて、人間の方が後から来た。そう言った所でだからどうしたとなるだろう。

 後から来たから魔物に遠慮して生きろと言われても、そんな事が出来る訳が無い。


「それは……」


 言葉に詰まる。


「悪い事は言わん。勇者殿は黄金時代を取り戻すために戦っている。それで良いのでは無いかのう。この地にいる者達はそう言って勇者殿を讃えておる」


 マギウスの言葉が突き刺さる。

 そもそも、ここも魔獣ペルーダを倒して建国した。

 そのため多くの人間がエルドの建国を喜んでいる。我々の土地を取り戻したと。

 人々に讃えられて私達もまんざらでは無かった。

 だけど、今は嫌な感じがする。

 その時だった。

 応接室の扉がノックされる。


「チユキ様!大変です! 竜です! 蒼い竜がここに向かって来ています! 至急来て欲しいとレイジ様が!」


 この声はカヤの部下のメイドだ。

 そして、どうやら大変な事になったようだ。

 蒼い竜という事はアズィミドが来たのかもしれない。


「わかりました! 今行きます! マギウス師。どうやら急用が出来たようです。申し訳ありませんが席を外しても宜しいでしょうか?」

「構わんよチユキ殿。どうやらアズィミドが襲って来たようじゃの。儂としては殺さぬ方が良いと思うがのう。しかし、勇者殿しだいか」


 マギウスの言いたい事は分かっている。

 下手をすると竜王と争う事になる。それは避けたい。


「わかっています。マギウス師。何とか追い払うだけに止めます」


 そう言って私は応接室を出る。

 色々と考えたい事がある。

 しかし、それを考える暇は無いみたいだった。





今日から再開します。結局本編です……。


ニミュの元ネタは湖の乙女ニミュエ。ニミュエはアーサー王に出て来るペレアス卿と恋に落ちます。

ペレアス卿はガウェイン卿にエタードという乙女の仲をとりもってくれるように依頼するが、ガウェインはエタードを自分のモノにしてしまう。

ペレアス卿は悲しみのあまり放浪していたが、その間に湖の乙女ニミュエと出会う。

つまりレンバーをペレアスに見立てたわけです。外伝だとレンバーとニミュの活躍を書く予定でした ( ;∀;)

そして、鬼畜なエピソードがあるガウェインですがfateだと太陽の騎士で好青年だったりしますね。


魔術師協会については、設定資料集のトトナ編でくわしく書く予定でした。

下から「見習い魔術師」「魔術師」「魔導師」「賢者」の称号があります。

チユキが賢者と呼ばれるのも称号を貰っているからだったりします。

他に会長や副会長等の役職もあり、魔導師以上の称号を持つ者から選ばれます。


最後に第六回ネット小説大賞にエントリーしました。

どこまでいけるかわかりませんが頑張ります( >Д<;)



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