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結果発表

『終わったぁ』


中間考査の日程が無事終わり、俺は机に座りながら伸びをしていた


「お疲れ様」


霞が肩を揉みながら声をかけてくれる


「終わったね〜」


双葉や桜も声をかけてきた


『みんなどうだった?』


「ん〜まぁまぁかしらね」


「今までで一番、全力を尽くした」


『ん、どうして?』


「それは…」

「真白さん、駄目よ!」


『え?』


「えへへ、内緒だから」


『ん〜?』


(なんだろ、テストの点でも競ってたのかな)


皆で勝負とかしてるなら、交ぜて欲しかった


五科目の結果は放課後に貼り出されるらしい、答案の返却は来週頭で、貼り出されるのは各学年上位二十人らしいので俺は期待してなかった


中間考査の日程は、午前八時開始で各四十分休憩十分で五科目が行われた


午後は採点の関係で自習だったので、自己採点をしてわからなかったところは、皆で復習をして過ごした




放課後になり、貼り出されてすぐだと人が多そうなので、一度部室に集まることになった


『テストお疲れ様』


「あ、お疲れ様」


「お疲れ〜、入学して初のテストはどうだった?」


『ん〜、自己採点した感じ赤点は大丈夫だね』


「赤点なんか取ったらお母さんが怖いわよ」


『う、百合や一葉はどうだったの?』


「私はそれなりに取れたかな」


「私も頑張ったよ!」


『まぁ全員赤点は回避出来そうだね、いつ見に行く?』


「帰りでいいんじゃない?暫くは人が凄いわよ」


『わかった、暫く待とうか』




部室に来てから一時間ほどが経ち、結果を確認して帰ろうと皆で向かった


職員室前に貼り出されるとの事で見に行ったら、結果を見終わった他の生徒と途中すれ違った


「柊って誰だっけ?高梨さんが一番だと思ったのにな」


(ん?)


すれ違った時に、知ってる名前が聞こえてきた


(あれは、三年か?)


振り返ると三年生のジャージを着ていた


到着して確認すると、案の定俺の名前はなかった


(まぁ、こんなもんだろ)


赤点は回避していたので、満足してる自分としては問題はなかった


「あ〜、悔しい」


「ケアレスミスが響いたかな」


双葉や桜の名前は上位に入っていた


『二人共凄いじゃん』


「私の名前も龍司君の名前もないね、仲良し」


『霞、とりあえず赤点回避コンビだな』


霞と握手をして、お互いを称え合った


「う、嘘」


「あちゃ〜負けたか〜」


三年生の二人を見に行くと、驚く一葉と頭をかいている百合がいた


『二人はどうだっ…えっ、一葉が一位?』


三年生の一位のところに一葉の名前があり、三点差で二位に百合の名前があった


「やった、やったよ〜」


一葉が抱きついてきた


『おお、おめでとう』


「勝負も柊さんが勝ちかなぁ」


百合が悔しがっていたのだが、それよりも気になる事があった


『え?勝負って何』


「あ、なんでもない」


今言った事をなかった事にしようとしている


『なんか俺以外の五人で勝負してた?俺も交ぜて欲しかったなぁ』


「女のプライドがかかってるから駄目よ!」


『なんじゃそりゃ』


「いいの、これも女の子の秘密」


『あ〜そうですか』


そう言われたら納得するしかなかった


一葉の視線を感じて見ると目が合ったのだが、すぐに顔を赤くして逸らしてしまった


『一葉どうした、大丈夫か?』


「ううん、なんでもないよ」


『そう?それならいいけど』


女の子の秘密なのか、俺は交ぜてもらえないらしかった




『結果も見れたし帰りますか』


「そうだね、柊さんおめでとう」


「おめでとう」

「おめでとうございます」


「みんなありがとう」


皆で健闘を称え合っていた

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