嬉しさの伝播 ~たった1つの感想が、作品や作者を救うこともある(ほぼ実話)~
鉤括弧の冷原です。
この前ある作品に感想を送ったら、まさかの私の鉤括弧エッセイを読まれていて、作者(私)から感想を貰ったことに驚いたそうです。
私も驚き、不思議な人の縁を感じましたので、これからは『鉤括弧の冷原』と名乗ることにしました。
PVが1000を越えているので……ご存知の方も多いのでしょうね。
なんでこんなに読まれているのかは、さっぱり分かりませんが。
宣伝をしたかったわけではありません。
ただ上記した、私が感想を送った作者様(Vと呼称します)とのエピソード(フィクションも混ぜます)を交えていきますので、記述させて頂きました。
本題に入ります。
なろうには、面白い作品が沢山ありますよね?
私もよく読みます。
感想、書いてますか?
私は書いています。
感想を送るのは緊張しますし、言葉だけで思いや意見を伝えるのは難しいです。
それでも、自分が好きになった作品には感想を書くべきだと思います。
何故なら感想を書くことで、作者様のモチベーションが上がる可能性がありますし、それによって更新頻度が上がるかもしれません。
作者様から感想返信を頂くこともあり、さらに書いた感想の内容次第では、作者様から何らかのアプローチがあるかもしれません。
好きな作品の更新頻度が上がったら、嬉しいですよね?
好きな作品の作者様から、何らかのアプローチがあったら大変に嬉しいですよね?
しかも、その発端となったのは、自分が書いた感想ですよ?
自分の書いた感想で、作者様が喜ばれ、作品の更新頻度が上がり、さらには自分に感謝までしてくれる。
これって――すごく嬉しいでしょう?
Vさんとの流れを紹介します。
私は作品を読んだ→面白かったので感想を書いた
→Vさんが喜ばれ、感想嬉しかったですと返信がくる→私は喜ばれて嬉しかった
→感想でモチベーションが上がったVさんは更新頻度が増えた→私は面白かった作品の更新頻度が増えて嬉しかった
→更新頻度が上がったことで、他の読者様からも感想を頂いたVさんは嬉しくて、最初に感想をくれた私に感謝の言葉を送る→私はすごく嬉しかった
→更新頻度が上がったおかげで、他の読者達も嬉しかった
――正に嬉しさの伝播ですよね?
多少はフィクションを混ぜていますが、ほぼ実話です。
感想を頂く嬉しさは、知っているつもりでしたが、感想を送る嬉しさは知りませんでした。
本当にね――嬉しかったんですよ。
私なんかの言葉で、嬉しいと言ってもらえて。
私なんかの言葉でモチベーションが上がり、楽しそうに作品を投稿されている。
そしてその作品に、別の方から感想が届いて、嬉しそうにしているVさん。
そんなVさんを見ていると、胸の中が嬉しさで満たされ――感想を送って本当に良かったと思えるのです。
感想1つで、ここまでの広がりをみせることがあるんです。
ここまでいかなくても、感想を1つ送ることで、エタりそうな作者様を、引き止めることが出来るかもしれません。
だから――感想を書きませんか?
たくさん書く必要はありません。
好きになった作品だけでいいです。
あなたの書いた感想が
作品を、そして作者様を
――救うかもしれませんよ?