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038.採取依頼完了

 ──遠征12日目の朝を迎えた──


「改めましィてリディと申しィます。昨日はありィがとうございィました」


 朝食を済ませ、ダーハが野草茶を皆に配って食後の一息をついていると、

ゆったりとした衣装を身に着け、顔色が良くなったポッチャリお嬢様リディが、

寡黙賞の症状と必死に戦いながらサントスの下に挨拶に訪れた。


「お加減が良くなられましたようで何よりです」


 サントスは相変わらずフードで素顔を隠していて、怪しさ全快だったが、

その穏やかな言葉使いが幸いしてか、リディお嬢様の不快を買う事は無かった。


「あのぉ、昨日もそうでしィたがサントス様は、いィつもそのように

お顔をお隠しィになられていィるのですか?」


 リディお嬢様はサントスに興味があるのか、

フードで隠している素顔を見てみたい衝動に駆られている様子だった。

それに対してサントスは、以前から使っているテンプレートの返事を返す。


「自分は未熟者ゆえに、以前にヒドイ怪我を顔に負っていまして、

人様にお見せすると不快な思いをさせてしまいます。

ご無礼に感じられるでしょうが、ご容赦の程お願いします」


「いィえ、そのようなつもりィで言ったのではありィません。

こちらこそ配慮の無いィ事を申しィました……」


 リディは、サントスへの興味から聞いた質問が、

彼の者を困らせてしまった。と思い動揺し、あたふたとし始めた。


「(なんか視線が怪しいくないかにゃ?)」


「(お嬢様の視線が熱いんだよ!)」


「(えっ、どう言う事です?)」


「(サントスに興味津々って感じではあるな)」


 リディがパーティのリーダーをサントスと思っている。

とも考えられたが、その後の話も内容がズレているように感じられる為、

邪推(じゃすい)(はかど)ってしまう。


「皆様、おはようございます」


 お嬢様の後ろに控えていたセドリックだったが、

マサトの下へと歩み寄って来た。


「昨日はありがとうございました。お嬢様も無事に復調されました」


「それは良かったです」


「それでなのですが、お嬢様が再び同じ症状になった時の為に、

昨日の薬を分けてもらいたいのですが、いかがでしょうか?

もちろん昨日の分も含めて代金はお支払います」


 マサトはセドリックが、そう言う提案をして来る事もあるだろうと

予想はしていたので、昨日の内にサンディとベスに相談して対策はしていた。


「そうですね……ではこちらをお渡ししておきます。

お嬢様には馬車に乗る前に少し服用してもらって下さい。

昨日の症状が出にくくなる予防効果があったと記憶しています。

代金ですが、これは薬では無いので、もしお酒をお持ちであれば、

物々交換と言う事にしませんか?」


「物々交換ですか? 当方としては構いませんが……」


「それでは、交渉成立と言う事で」


 マサトは早々にセドリックとの交渉を成立させて、

梅干を抜いた果実水が入った小瓶と酒を交換する。

 それは、こちらからの金額の提示を拒否して、

現状で梅を扱えるのがマサトだけであると言う事実認識をさせずに、

その価値を有耶無耶にする為であった。


 ゆえにセドリックは、この梅の果実水の事を、

お酒と等価交換が出来る物で、探せば入手出来る物だと思い違いをしたまま、

マサト達と分かれて狩猟都市へと出発して行った。


 ◇◇◇◇◇


「さてセドリック達も行ったし、オレ達も行くか」


「そうね。あのお嬢様に、いろいろと聞かれて疲れたわ」


「サンちゃんの猫っかぶり面白かったよぉ」


「あたしの場合、フードで見た目を誤魔化しているから、

言葉使いや仕草を良くして置かないと、

どうしても怪しさしか印象に残らないから仕方がないのよ」


「お疲れさまなのです」


 サンディは文句を言いながら、ストレス解消とばかりにと

携帯食のクッキーを取り出して(むさぼ)りだす。

 しかし間が悪い事に、それをガブリエルに目撃されて、思いっきり(たか)られる。

 ついでに追従して来たアルバトロスにも(たか)られる。

 そしてサンディの絶叫が木霊(こだま)した。


 ──狩猟都市フェレース──


 夕刻を前にマサト達は、防壁の門を越えて都市へと入る。

 その際イミュランのヒナ鳥であるアルバトロスを街中に持ち込む事になる為、

門番に保有申請書を書いて提出して申請料金を支払う。


 人々が行き交い、活気に満ちる街中の空気がマサト達を迎え入れる。

 露店商達が掛け合う呼び込みの声に、思わずホッとするのは、

ここが一定の安全圏であると言う、認識から来るものかだったのかもしれない。


 マサト達は大通りを通って冒険者ギルドへと続く道へと向かい、

パーティを二つに分けて役割分担をする。


 一つは宿屋へ宿泊部屋の確保に(おもむ)く者。

 一つは冒険者ギルドに採取依頼の達成報告に(おもむ)く者。


 マサトはベスとダーハを宿屋へと向かわせ、

冒険者ギルドへは、ハルナとサントス、そしてガブリエルとアルバトロスを連れて

採取依頼の達成報告をする為に向かった。


 ──冒険者ギルド──


 久しぶりの冒険者ギルド内は、なかなか賑わっていた。

 特に人気の高い受付嬢のジェシーが担当している受付の前が……

ある意味、見慣れた光景ゆえの安心感がある。


 マサト達は以前のようなトラブルを回避すべく、

隣の空いている受付に向かうと、

採取依頼を受けた時と同じ受付嬢のエルマが居た。

 その彼女もサントスの姿に気づいたらしく声を掛けて来る。


「サントスさん、お疲れさまです。

出発前に(うかが)っていた予定より遅い帰還でしたので、

冒険者ギルドとしても心配していた所でした」


 エルマからの声掛けもあって、採取依頼を代表して受注したサントスが、

自然と依頼の達成報告の対応をする事となる。


「エルマさん、ご心配頂きありがとうございます。いろいろとあったのですが、

まずはこちらが採取依頼を含む報告書の類と採取品になります。

あと現地で魔物のヒナ鳥を入手したので、ギルドへの所有登録もお願いします」


 サントスはハルナが抱えているアルバトロスをエルマに見せると、

街中でのトラブルを回避する為に義務付けされている

都市に対しての魔物の所有申請とは別に、ギルドへの所有申請を行う。


「あら、イミュランのヒナ鳥ですね」


「卵からの孵化に偶然立ち会う事になりまして、

パーティの使い魔と成り得るのか様子を見する事になりました」


 サントスは採取依頼の達成報告と、現地で盗賊団の討伐依頼に協力した際の

活動証明書、そしてアルバトロスの所有申請を提出する。

 更に一つのマジックバックと八つの腕輪を受付のカウンター上に置く。


「それと提出した活動証明書にあるように、盗賊団から回収した

マジックバックと八つの腕輪の審査と所有権の移動手続きを

お願いしたいのですが、先にやってもらえませんか?

今回入手した魔物の狩猟品などは、後日改めて持ち込みますので」


「分かりました。担当の者にお渡しして確認を取ってもらいます」


「よろしくお願いします。

あと腕輪の方は、問題が無ければ鑑定洗浄して下さい。

盗賊の腕輪のままだと、自分達が誤認で捕まり兼ねないですから。

パーティでの初めて戦利品なので、メンバーの認識用にしようと思っています。

その際に【雷鳴の収穫(サンダーハーベスト)腕輪(リング)】と改名して下さい」


「では腕輪の方は、そのように伝えておきます」


 エルマは他のギルド員と手分けして各々の手続きの対応をする。

 マサト達はギルド内の空いたテーブルで、

盗賊団から回収したアイテムの審査と所有権の移動手続き待つ。


 それはある意味マサトが、最も長く感じた時間であった。


 (はた)から見たら大したアイテムでは無いが、

その実は、隠れ収納能力を有するアイテムであるだけに、

マサト達にしてみれば、今回の遠征における最大の戦利品である。


 しばらくしてギルド員が、エルマの下にアイテムを戻しにやって来た。


「サントスさん、審査が終わりました。

問題がありませんでしたので、

採取依頼の報酬と、入手したアイテムの所有権の移動手続き、

ならびに希望されていた鑑定洗浄を行いました。

こちらがその品々になります。

それとロックバグによる多弁草への被害報告に、情報提供の報奨金が出ています」


「エルマさん、ありがとうございます」


「冒険者ギルドは、皆様のこれからのご活躍を期待しております。

本日はありがとうございました」


 エルマの丁寧な対応にサントスも丁寧に返答を返す。


 ともあれ、盗賊の腕輪改め『雷鳴の収穫の(サンダーハーベスト)腕輪(リング)』が、

正式にマサト達の所有物となった。

 パーティ名を冠した腕輪から、共有の腕輪(シェアリング)収穫の腕輪(ハーベストリング)をさっそく選別する。


 そして共有の腕輪には赤色、収穫の腕輪には黄色、ダミーの腕輪には黒色の

アクセントを付けて判別出来るように、ちょっとだけ加工を(ほどこ)して、

マサトとハルナは左腕に共有の腕輪を付け直した。


「さて、無事にマジックバックも入手出来たし、宿屋に向かうとするか」


「そうね。ベス達も今日はゆっくりしたいでしょうから、

食べ物を買って行きましょう」


「そうだね。

なんだかんだで、食べる物が(かたよ)っていたから、いろいろと買って行こう」


 マサト達は冒険者ギルドを出ると、通りに並ぶ屋台から、

思い思いに食べ物を買い込み、常宿と化した宿屋へと足を運んだ。



 ──宿屋フォックスバット──


「それじゃあ皆、お疲れさまだよ。かんぱ~い」


 慣れ親しんだ宿屋へと帰還して、ハルナの乾杯の音頭を切っ掛けに夕食となる。


 ハルナはサンディから聞き出した梅酒の製作状況から、

マサトが造った初期の梅酒を再現して飲んでいる。


 マサトは、ハルナの酒造の様子を見ていたサンディに、

その製作状況を聞いてみると、

甘くする為にハチミツの量を多くしているようだったと言っていた。

 どうやらハルナはマサトが、一工程多く手間を掛けていると言っていた事を

完全に忘れているようだ。


 ちなみにマサトが梅酒の酒造に加えた一工程とは、氷砂糖の生成であった。


 砂糖を溶かした砂糖水を数日放置すると、小さな結晶が生成される。

 コレを種結晶として、50度程の温度の砂糖水が入った浅い容器の中に入れる。

 そして二週間程かけて水分を蒸発させて結晶を大きくしていく。

 これがロック氷糖と言う氷砂糖の製造方法の一つである。


 マサトは、この工程を魔石加工でショートカットして氷砂糖を生成していた。


 では、なぜそんな事をしたのかと言うと、ハチミツの代わりに使う為だった。


 梅酒を造る際にハチミツだけだと、糖分が不足しがちになる。

 また、糖分以外の成分が有る為、美味しくはあっても濁りが発生する。


 ならば、普通の砂糖を使えば良いように思えるかもしれない。

 しかし、水に溶けやすい砂糖水を使うと、梅の表面がシワシワになる。

 これは梅の内外の糖分濃度の均一化か図られ、水分が急激に奪われたからだ。

 

 では、梅の見た目を気にしなければ問題ないのかと言われれば、それも違う。


 梅のエキスや香りは、梅の中にある。

 梅酒とは、先程の濃度の均一化を促す『浸透』を二度使って造る物である。

 その工程とは以下となる。


 ①、梅と酒の糖分濃度が、梅>酒の時(砂糖投入前の状態)

 梅に水分とアルコールが浸透して行く。

 浸透した水分とアルコールが、梅のエキスと香りを取り込む。


 ②、梅と酒の糖分濃度が、梅<酒の時(砂糖投入後の状態)

 酒に水分とアルコールが浸透して行く。

 浸透した水分とアルコールが、酒に梅のエキスと香りを持ち帰る。


 水に溶けやすい砂糖を使うとは、②の工程しか行われない事になる。

 アルコールと芳香成分は相性が良い。

 ①の工程が不十分と言う事は、香りが十分に引き出されていない梅酒となる。


 それを回避するには、砂糖を数回に分けて投入していく事になる。

 そうすれば、時間を掛けて徐々に糖分の濃度を上げていく事が出来るからだ。


 しかし人間は、そんな手間に何日も掛けてはいられないし、忘れる事もある。

 だから先人は、ゆっくりと水に溶けていく性質を持つ氷砂糖に行き着いた。


 マサトは、そうした梅酒の酒造の工程を魔石加工で、なぞって行く。

 そして一工程を費やして生成した氷砂糖を主軸に据えた。


 こうして酒造されたマサトの梅酒は、ビールの約3倍の高カロリー。

 更にビールの約6倍の高糖質となっている。


 ちなみにマサトとハルナの梅酒の酒造合戦の間を行き来している

コウモリ状態のサンディは、

現在ベスが保管しているマサト製の梅酒を分けてもらって飲んでいる。


 知らぬが仏とは、良く出来た言葉である。

 人知れず、ハルナ以外の女性陣に、そんな凶器が振舞われていた。


 マサトは、結構なペースで飲んでいるサンディに一言注意をしておくも、

遠征中に、寡黙病に掛かったり、最初の置き去りパーティと遭遇したり、

リディお嬢様に付きまとわれたり、相変わらずガブリエルに(おび)えたりと、

ある意味一番苦労をしていたのを考慮して、今晩は大目に見る事にする。


 マサトのそれは、ある意味で悪魔の所業であった、


 梅酒組みから視線を外すとダーハの足下で、

ガブリエルとアルバトロスが横になっている。

 一匹と一羽はダーハから与えられた食事を先に食べ終えて、

その満腹感からか、身を寄せ合って寝息を立てている。


 その微笑ましくも野生生物にあるまじき醜態に、

ベスが駄犬、駄鳥と(ののし)っていた。


 そんなベスもエールを少々(たしな)みながら、

宿に戻る途中で買って来たと言う、お気に入りの串焼きと焼き魚を、

しっかりと手前にキープして、マサト達の会話を雑殴りしながら絡んでいた。


 そしてダーハは、元々宿屋で働いていたと言う職業病的な事も(あい)まって、

サンディ達にお酒を注いだり、料理を取り分けたりと、

こまごまと世話を焼いている。


 そんな様子を見ながらマサトは、料理をメインにして腹に詰め込んでいく。

 その為、飲み物もお酒では無く、野草茶や果実水を口にしていた。

 しかしながら、そんな平穏はすぐに打ち破られる。


「ちょっとマサト、飲んでないじゃない。

明日から二日間は、休息日に当てるって決めてるんだから飲みなさいよ」


 ハイペースで酒に手を出していたサンディが、

ある意味予想通りの悪酔いを発症していた。


「サンディ、オマエが飲む分には大目に見ているんだから、

そこで他人に絡むのは止めてくれ。

飲む人間だって、自分のペースってものがある訳だしな」


「あたしはマサトと飲みたいのぉ~」


「じゃあ、一杯だけ付き合うよ」


 サンディがマサトの腕を掴みゴネて来たので、一杯だけ酒を酌み交わす。

 その後もサンディの絡み酒は続いたが、

適当に誤魔化しつつ食事を進めてやり過ごしていると……


「良し、オマエは今すぐ脱ぐにゃ!」


 マサトは唐突にベスからセクハラを受ける。


「ベ、ベ、ベスにゃん、いきなり何を言ってるんだよぉ」


「一人が恥ずかしいなら、あたしも……」


「サンちゃん、ダメェー!」


「はわわわ」


「酔っ払いは引っ込んでろにゃ」


 ベスはサンディを軽く小突(こづ)いてあしらい、定位置の二段ベッドの下段に

放り込んで寝かせると、後の介抱をダーハに任せてマサトの横まで来る。

 そして座っていたマサトを直立させると身体をペタペタと触り始めた。


「ベス、これはなんのつもりだ?」


「オマエにスカリーラーテルの毛皮で装備を一式作るって話をしていたにゃ。

メシも一段落して、明日から休息日に入るから、

その前に採寸をしておこうと思ったにゃ。

せっかくのオーダーメイドにゃ。正確に採寸しておくにゃ」


 そう言うベスを良く見ると、

採寸用のメジャーらしきヒモが首から下げられている。

 

「ええと、それってベスが作るのか?」


「私以外が、私のなめし革をまともに扱えると思っているのかにゃ」


「まぁ、確かにな」


「身体にフィットするアンダースーツも作るから、さっさと脱げにゃ」


「さすがに、ここで脱ぐ訳にはいかないだろう。

オレ用に借りている別室があるから、そこで良いか?」


「分かったにゃ」


「まーくん、ちょっと待って。やっぱりボクも付いて行くよ」


「なんでそうなる」


「密室で男女が二人っきりってのは良くないと思うんだよ」


「野営の時に、そう言ったケースが割と有ったような気がするんだけど……」


「ソレはソレ、コレはコレだよ」


「う~ん、後々面倒だから最初に正確に採寸しておきたかったんだけど、

こんなやり取りで時間が取られるのも面倒なのにゃ。そのままでも良いにゃ」


「良いのかよ!」


「その代わりに仮縫いの段階で、その都度サイズ合わせに

付き合ってもらう事になるけど良いかにゃ?」


「まぁ、オレも裸に剥かれるよりは、そっちの方が良いかな」


「分かったにゃ」


 そうしてベスにとっての大雑把な採寸が始まる。

 普通に衣類を着ている状態での採寸が始まり、そしてアッサリと終わる。


 オーダーメイドと言う言葉に、

マサトは採寸に、少しの緊張と大きな期待を抱いていただけに、

ベスの本当に大雑把な採寸に肩透かしを食らわされる。


「まぁ、今の所はこんな感じで良いにゃ。

それで作る装備で希望するものはあるかにゃ?」


「それはサンディみたいにコートにするとか、革鎧にするとかか?」


「そう言うのでも良いけど、防御力を重視するとか、

動きやすさを重視するとかでも良いにゃ。

防御力を上げたければ、重量感は増すけど、

裏地に補強用の布地や革などを縫い込むって方法もあるし、

動きやすさを重視するなら、

間接部をフリーにしておいて動きを阻害しないようにするにゃ」


「面白いな。オーダーメイドの利点って訳だな」


「それでどんなのが良いにゃ?」


「そうだな、それなら……」


 マサトはベスに装備について、いろいろと訊ねて相談する。

 その会話にハルナも加わり、気づけば夜もかなり更けていった。

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