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037.帰路

 ──遠征11日目の朝を迎えた──


 マサト達は廃村から出発し、川沿いを下流へと向かって歩き、

狩猟都市への帰還の途に就く。


 遠征中に入手した収納能力を有するマジックアイテムによって、

本来であれば重量オーバーである収穫物を抱えているにも関わらず、

マサト達の移動ペースは当初の予想よりも、かなり速いものとなっていた。


 その結果、早々に往路で野営をした地点まで戻って来る。


「今日は勝手が分かっている、この場所で野営にしましょう」


 サンディの判断に従い、マサト達は余裕を以って野営の準備に入る。

 とは言え今回は、サンディがストレージコートから組み立て済みのテントを

取り出す事になっているので、地面に固定する杭を打ち込むだけで、

テントの設営は終わってしまう。


 街道に近い森に隣接する木陰に陣取り、マサトはカマドでお湯を沸かす。


 相変わらずベスが食料調達の狩りに出かけようとする。

 毎日のように狩りに出かけて、身体を休めようとしないので、

マサトが強制的に休ませようとすると、当然のように反論が飛んで来た。


「私は自分で、ちゃんと体調管理をしているにゃ。

今までも夜間の見張りに支障が出すような事はしていないにゃ」


「そうは言うが、(はた)から見たら明らかにオーバーワークだぞ」


「まっと然へっちゃらなのにゃ」


 ベスなりの考えがあるようなので、

こちらの忠告は、やはり受け入れてもらえない。


「それなら、せめて疲労回復の効果がある飲み物を作ってやるから

それを一杯飲んでから行け」


「そんな事で良いのかにゃ。分かったにゃ」


 マサトの妥協案にベスはご機嫌となり、アッサリとその要求を受け入れる。

 しかしマサトが共有の腕輪から取り出した物を見て、ベスの顔が青ざめていく。

 それは液体に浸された大量の梅が詰まっているビン詰めであった。


 マサトはビン詰めから果実水をカップにナミナミと注いでいく。


「も、もしかしてソレは梅干なんじゃないのかにゃ……」


「おお、さすがベス、良く気づいたな。この果実水が良く効くんだよ」


「すまないにゃ。やっぱり今日は休ませてもらう事にするにゃ」


「そうか。身体を大切にな」


 ベスは昨夜の梅干の刑の強烈な記憶と共に、

口の中で溢れ出て来る唾液の量に困惑しながら、その場から逃げ去った。


「まぁ普通は、この梅酢を原液のまま飲む事は無いんだけどな」


 マサトは自分のカップに、梅干を一つと果実水を入れて、

お湯で割って梅湯を作り、ゆっくりと飲む。

 そして梅湯を飲む時に、毎回ビン詰めを丸々出すのも面倒だなと思い至り、

小瓶に梅の果実水を小分けに取り分けておく事にした。

 その後は今朝の出発時に回収しておいた川魚を夕食用にと塩焼きにしていく。


 陽はまだ高いが、どうがんばった所で、

徒歩では今日中に狩猟都市まで戻る事は出来ない。


 それでも街道を行く人々は、よほど旅慣れているのか。

はたまた、単に移動距離を稼ぎたいのか。

マサト達の先へと歩みを進めて森の中へと消えて行く。


 マサトは、そんな冒険者や旅人、そして商隊の様子を眺めながら、

塩焼きの串を回して満遍(まんべん)なく焼いていく。


 そんな時、連れだった三台の馬車の一団が街道で速度を落として停止した。


 中央の馬車から出て来た年配の男性が、前後の馬車から降りて来た

護衛らしき者達と話をしていたかと思うと、また馬車の中へと戻って行く。

 その後、何人かが馬車を出入りするも、一向に出発する気配が無かった。


 その様子にハルナ達も気づいて、遠目に様子を見ていると、

再び馬車の中から出て来た年配の男性が、

数人の護衛らしき者達を連れてマサト達の所へと近寄って来た。


「私はセドリックと申します。

私がお仕えている方が、急に具合を悪くなられたのですが、

こちらの不手際で適切な薬の持ち合わせがございません。

もし薬をお持ちで有れば、譲ってはいただけないでしょうか?」


 セドリックと名乗った年配の男性を守るように控えている護衛達が、

こちらを値踏みするような視線を送って来る。


 こちらもベスが興味無さげを(よそお)いつつも、警戒の目を光らせているので、

お互い様と言う事にしておく。


「お困りのようなので協力出来る事はしますが、

薬と言っても効能が、いろいろとあります。

持ち合わせがあれば良いのですが、どのような物が必要なのでしょうか?」


 お互いに見ず知らずの者同士の接触である以上、一定の警戒をしつつも、

要求の品を訊ねてみる。


「頭痛と腹痛に効く物があれば、お譲りいただきたいのです」


「頭痛と腹痛ですか……一応仲間達にも相談させて下さい」


 マサトは男性の要求を思案しながら、ハルナ達を意見を聞く為に呼んだ。


「ハルナのキュアだと腹痛って治せたりするか?」


「キュアは解毒だから、場合によっては効かないね」


「まぁ、そうだよな。馬車の近くに魔法が使えそうな者も居るのに

薬を探しているみたいだしな」


「サントスの『観察』で症状や状態は視えるよな」


「ええ、視えますよ」


「それなら一度、患者を視て対応出来る薬が有れば渡す、と言う事で良いか?」


「わざわざ視るって相手に言うのは、患者が居ない場合を想定しての事ですか?」


「まぁ、その用心と、黙って覗き見するような事をすればトラブルの元だろ。

本当に患者が居て、渡した薬が原因で悪化した場合、

善意を悪意と受け取られかねないからな」


 マサトはセドリックに、こちらには鑑定には劣るが、

身体の状態を視れる『観察』の能力持ちが居るので、

腹痛を訴えている患者の状態を見せてもらえないか。

と話を持ち掛けると、最初は驚き、そして思案していたが、

最終的に了承してくれて馬車へと案内してくれた。


 マサトはハルナとサントスを連れて、セドリックと共に患者の下へと向かう。


 馬車の中には、少しサイズ的にきつそうな、身なりの良い服装をした

若いポッチャリとした女性が背もたれにもたれながら、

具合が悪そうにグッタリとしていた。


「お嬢様、自分はサントスと言う冒険者です。

人や物の状態を視れる『観察』と言う能力を持っています。

お嬢様の症状の確認をさせてもらいたいのですが、よろしいでしょうか?」


 サントスが、少女にゆっくりと語りかける。


 少女は最初、サントスがフードで素顔を隠している事で、

その怪しさから警戒をしていたが、その横に居るセドリックの姿と、

サントスが自分と同年齢と思われる女性のハルナを連れている事から、

無言で頷き許可を示してくれた。


 サントスが少女の状態を『観察』する。

 するとサントスは少し難しそうな顔をしてマサト達の下へと戻って来た。


「お嬢様の様子は、いかがだったでしょうか?」


「一つお聞きしたいのですが、お嬢様は、お酒の(たぐい)を飲んでいましたか?」


「いいえ、お嬢様はまっとくお酒の(たぐい)は口にいたしません」


「そうですか……頭痛と腹痛の原因が別である可能性もあります。

腹痛の方は見当がつきますが、自分は専門家ではないので、

腹痛の薬が頭痛の原因に、どう作用するか分かりません。

馬車を使っている事から、フェレースにお急ぎのようですが、

今日の所は少し戻った川辺の近くに平地があるので、

そこで野営をして、お嬢様の身体を休ませてあげては如何(いかが)でしょうか?

腹痛の方は時間を置けば自然と治ると思います」


「そうですか……」


 サントスの観察結果を聞きセドリックは、お嬢様を心配そうに見守っていた。

そして馬車から出て来たサントスにマサトは訊ねた。


「なぁサントス。実際には何が視えたんだ?」


「それがですね、お嬢様の為にも言って良いものかどうか迷います」


「サンちゃん、どう言う事?」


「う~ん、まず自分の観察が間違えていないかを

セドリックさんに確認してもらった方が良いでしょう。

お嬢様は寡黙病に掛かっていますよね?」


「そうです。間違いございません!」


 サントスの観察結果を聞いて、セドリックは改めてサントスの観察能力に

間違いが無い事を確認し、その先のお嬢様の状態について興味を示す。


「ああ、お嬢様が、ずっと黙っていたのはその為か。

それで、それ以外には何が視えたんだ?」


「一つは酩酊(めいてい)状態が出ています」


「サンちゃん、それって酔っ払っているって事?」


「そうですね。ただ、お酒は飲まないって事なので謎なのです」


「その他には何が出ているんだ?」


「そのぉ……満腹状態です」


「「はぁ?」」


 マサトとハルナは一瞬、頭の中が真白になる。


「つまり、単に食べ過ぎです。これが腹痛の原因でしょう」


 サントスのあまりにもな解答にマサト達は呆気に取られた。


「まーくん、ボク、この子の症状に思い当たるものがあるよぉ」


「そうだな。もう少しだけ話を聞いてみるか」


 マサトはセドリックに、いくつかの質問をしてみる。


 お嬢様は旅慣れをしているのか。

 馬車に乗るのは慣れているのか。

 馬車での長距離移動の経験はあるのか。

 馬車のどの位置に座っていたのか。

 馬車の中で何をしていたのか。


 そして質問の解答からマサトとハルナの結論が一致した。


「まーくん。これって【乗り物酔い】だよね」


「そうだな。馬車での不慣れな長距離移動に加えて、

車輪に近い位置に座っていたみたいだし、

馬車の揺れがダイレクトに伝わって、不意打ちで三半規管が揺らされ続けた結果、

酔ってしまったんだろう。

暇な道中で、常に何かを口にしていたのも良くなかった。

胃に負担が掛かってしまって、乗り物酔いがしやすい条件に拍車を掛けているな」


「あと身体を必要以上に締め付けるような服を身に付けているのも原因かもだよ」


「なるほど。

まぁ、お酒に酔うのと乗り物酔いは、脳と自律神経の違いがあるから

メカニズム的には違うんだけど、サントスの観察結果の酩酊状態が、

どちらも『酔い』って事で、同じものとして出てしまっているって事で

間違いは無いだろうな」


 セドリックは、マサト達の会話を聞いても状況が良く理解出来ていなかった。


 ただ、この若輩の冒険者二人が、

セドリックやその回りに控えている護衛達では判断がつかなかった事を

理解していると言う事実だけは分かった。


「それで、お嬢様の症状を治す事は出来そうなのでしょうか?」


 セドリックは最優先事項の確認をする。


「まーくんが、さっき飲んでいた物で良いんじゃない?」


「まぁ、下手な薬を使うより良いかもな。

ただ、念の為に一度サントスに『観察』してもらってからだな」


 マサトはカマドで沸かしていたお湯を持って来て、

セドリックの前でカップにお湯、そして小分けにしておいた梅の果実水を注ぎ、

梅湯を調合していく。


 その様子を視てしまったサントスが、

フードの下で思わず顔をしかめていたのだが、

幸いにしてセドリックに気づかれた様子は無かった。


「材料はこれだけで、作り方も簡単な物です。

毒見としてまずオレが飲みます。

その後、セドリックさんにも確認で飲んでもらって、

サントスに『観察』をしてもらおうと思います。

この果実水は毒では無いのですが、原液は刺激が強く、

あくまでオレ達の地域で使われている民間療法なので、

こちらの方の体質に合わない可能性も有ります。

なので、サントスに『観察』で視てもらった方が、

お互いに納得出来ると思いますが、いかがでしょうか?」


「分かりました。それでお願いします」


 マサトはセドリックの同意を得ると梅湯を飲んで見せる。

それに続いてセドリックも口に含んだ。

 セドリックは、最初こそ戸惑いを見せていたが、その清涼感のある匂いと、

酸味を持ちつつも心地よい飲みやすさを気に入ってくれた様子だった。

 そしてサントスによって、セドリックの体調に異常が

現れなかった事を確認すると、お嬢様の分の梅湯を再度用意して手渡す。


 後は念の為に、サントスをセドリックと一緒にお嬢様の下へと向かわせる。


 そしてハルナはセドリックに、

お嬢様に、ゆったりとした衣装への着替えをさせるようにと

アドバイスをしていた。


 ちなみにマサトが梅湯に期待したのは、

梅の持つ疲労回復の効果と、その清涼感のある匂いがもたらすリラックス効果。

 そして、梅を口にした時に分泌される唾液によって誘発される整腸効果で、

食べ過ぎの状態を緩和する事であった。


 ともあれ、お嬢様には梅湯を飲んでもらう。

ついでにサントスが、水筒を取り出してお嬢様に手渡す。


「自分も最近まで寡黙病に掛かって居たので、

多弁草を煎じた薬湯を飲んでいました。

これも民間療法の(たぐい)なのですが、よろしければお飲み下さい。

寡黙病になると、上手く話せなくなって、話すのが嫌になってきますが、

次第に良くなっていくので、お気を落とさずに、ゆっくりと療養して下さい」


 そう言うとサントスは、セドリックに採取依頼の分とは別に取って来ていた

多弁草の一部を手渡す。


 サントスとしては、自分も苦労させられた寡黙病に対する

同情があっての事だったのだが、

お嬢様とセドリックは、サントスに大いに感謝をしていた。


 セドリックが言うには、最近、多弁草の入手が困難な状況だった為、

用事を兼ねて、採取依頼が盛んに出ている狩猟都市へと

足を伸ばして向かっていた。と言う事だった。


 マサトは、立派な馬車を引き連れている事から、

もしかして今回の採取依頼の依頼人の関係者か? 

と言う考えが頭を()ぎったが、

それはこの後、サントスの視た観察結果を聞いて、

依頼書にあった依頼主との差異から、すぐに払拭される事となる。


 ともあれマサト達は、出来る事はやったので、

事の推移をセドリックに任せて自分達の野営陣へと引き返す。


 その後セドリック達は、マサト達の近くで野営の準備を始めた。


 少し戻った川辺まで行けば、水の確保も容易だろうに、ここに陣取ったのは、

また何かあった時に、マサト達の手助けを期待しての事だったのであろう。


 予定外の野営に護衛達は、水と食料の調達にチームを分けて行動をしていた。

 それが容易に出来てしまえるのは、人数の差であったり、

馬車が使えるからであったりと、要因はいくつかある。


 マサトは馬車をテント代わりに使えると言う贅沢さを羨ましく思うも、

現状、林間部を活動のメインとしているマサト達にとっては、

移動の足かせにも成り得るので、

一概に有れば良いとは言い切れない物だよなぁ、と思いながら眺めていた。


 ◇◇◇◇◇ 


 夕刻を迎える。

 今日の夕食は、食材の在庫処分を兼ねた鍋物と川魚の塩焼きとなった。


 マジックバックなどを得た現状だと、食材の在庫処分に意味は無い。

 しかしながら、これをやっておかないとマジックバックの中で

いつまで経っても、クズ野菜などが収納内の肥やしになってしまいそうなので、

整理を兼ねた夕食と相成った。


(まぁ最悪、雑食のアルバトロスのエサにしても良かったんだけどな)


 そんな事を考えながら挑んだ鍋だったが、

なんだかんだと料理上手が多いパーティな為、普通に美味しく仕上がっている。


 その内の半分は、マサトが前日に用意していたおにぎりを投入し、

雑炊として仕上げてボリュームの増量を計る。


 その際に梅干が一緒に投入された事で、

ベス、サンディ、ダーハから非難の声が上がったが、

ハルナがまっとく気にする様子も無く食べた事で、三人も渋々と口にし始める。

 

「あれっ、美味しいかも」


「酸味でサッパリとしていて食べやすいのです」


「匂いが良いにゃ」


「オレが食べ物で遊ぶと思っているのか。

ちゃんと種は取っておいたから食べやすいだろ。心外だぞ」


「ボクは、まーくんが作る梅肉入りのチャーハンも好きだよ」


「リクエストだとしても、今は小さいスキレットしかないから作れないぞ」


「これがあの極悪な梅干と同じだとは信じれないにゃ」


「まぁ、ボクの所為(せい)でもあったけど、出会い方が最悪だったからね。

梅干ってのは、疲労回復や殺菌、解毒能力ある最強のアルカリ性食品だからねぇ」


「あのあの、アルカリ性食品って、なんです?」


「簡単に言うと、肉や魚やパンに米と言った食べ物ばかり食べていると、

身体が酸性って言う状態に傾く。このような食べ物を酸性食品って言う。

身体が酸性に傾くとケガや病気に成りやすくなる。

その身体のバランスを直すのがアルカリ性食品だと思ってくれれば良い。

それに当たるのが野菜や果物や海草、キノコに動物の乳と言った物だな。

梅は果物に分類される物で、梅干なら一日に一粒で良いと聞いた事がある」


「え~、あんな物を食べるくらいなら、他の物を食べるにゃ」


「この鍋一杯分の野菜を毎日食べるか?」


「「「えっ?」」」


 ベスのまともな反論ではあったが、マサトからの切り返しに、

ベス達三人が思わず鍋と梅干を見比べた。


「つまりイメージとしては、大量の野菜と

梅干一つが同じ効果を発揮すると思ってくれて良い」


「まぁ、まーくんは大げさに言ってるけど、

あながち間違った事は言って無いよぉ。

あとサンちゃんは興味が無いかも知れないけど、

老化防止の作用があるって言われてたね」


「これってそんなにスゴイ食べ物だったのです?」


「だから食べたとしても死にはしないって言っただろ」


「まぁ普通は、まーくんみたいに大量の梅干を食べさせたり、

原液をそのまま飲ませたりもしないんだけどぇね」


「あれは、お仕置きだから止む無し」


「おにいちゃん、ヒドイのです」


「オレもダーハが、あの熟した梅の柔らかい食感の誘惑に負けて、

ハルナ達に味方するとは思わなかったよ」


「ご、ごめんなさいなのです」


「あの果肉って柔らかいから、取り出した後でハチミツや砂糖と一緒に煮込んで

甘い梅ジャムにも出来たんだけど、実に残念だ」


「ええーっ、そうだったのです!」


 マサトが大げさに残念がり、梅ジャムの存在を告げると、

ダーハは大いに驚き、そして後悔に(さいな)まれていた。


 そしてマサトは最後に、梅湯を食後のお茶代わりに皆に配り、

そう悪い物では無いだろと言ってテントに引っ込み、

夜間の見張りに備えて仮眠を取った。

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