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191話

ご覧頂ありがとうございます。

 先行したおっさんを追い越す様な速度を出しながら、あっと言う間に件の石像の場所まで着く。確かにおっさんの言う様に、粉々になって散らばっている元は石像だったであろう石の破片が、其処彼処に転がりその台座だった物だけが地面に残っているような有様だ。

 俺とおっさんは乗っていた狐とバイクから降り、足元に散らばる石の欠片を手に取り、何の力も感じなくなっている事を確認した後、詳しく話を聞く事になった。


「本当、伊周は派手にぶっ壊したもんだな~。遠慮なんて欠片も見当たらない破壊痕だ」


「そこは感心するところでは無い! 全く貴様らがこれ程破壊しなければ……今更言っても詮無きことであったな、許せ。それで貴様も知っての通り、ここでは媒介となる物が在れば、力に見合った範囲であれば大抵の物は作れる」


「まあ、今一どこまで出来るもんなのか分からんけど、何となく理解はしたよ。実際色々と試しに出した後だしな、想像力というか思い浮かべる事が大事なんだろ?」


「そうだ、だから我を媒介にしこの石像を修繕してくれ。このまま我が居た所で、菅生の者に裁かれるのは最早決定事項だろう。ならばいっその事、この身を役立てようと考えたのだ。少々面倒だとは思うが我の願い頼まれては貰えんか?」


 何となく予想はしていたが、おっさんは俺にこの石像を修繕して欲しいと頼んで来る。一応管理者として軽い修繕くらいは時間を掛ければ出来るらしいが、流石にここまで粉々にされてしまうと、おっさんの手には負えないそうだ。


 何と言ってもこの空間の維持費の中には、当然管理者のおっさんが居続ける為の維持費も含まれれば、おっさんが飼っている(使役)二匹の分も勿論必要で、その収支を賄っている機構が門の役目も兼ねており(実際に門が在る訳では無いみたい)、その為この狭間に門を通って入った時点で、誰彼かまわず俺の腰にも刺さっていた糸のようなモノを強制的に繋なぎ、滞在費を支払わせる機能も備わってるらしい。

 これが若しかすると寿命的なナニかを削られると言う意味かも知れず、伊周に斬って貰っていたらどうなっていたか、やらないで良かったと少しだけ肝を冷やす。


 この狭間は、元々菅生の家で生み出された術式を使って作られた修行場だそうで、普通にここを利用しに来た者であれば、試練が在る事を理解していて当然であり、決して暴れたりする事など在りえない訳だ。

 だから最初からおっさんは、破壊の限りを尽くした俺達を勝手に入り込んだ妖怪の類と決めつけ、対処しようとしたと言われてしまえば、仕方がない……された方は納得いかないけどな。

 更に言えば、俺がここに入れば寿命が削れると言う話を聞いて驚いた事で、菅生の人間とは関係ないある意味“異常な強さを持った迷子”と、今は認識されてしまった訳だ――


「それは、本当にやって良いのか? おっさんを媒介にしちまえばそこの二匹はどうなる? それに菅生の者に裁かれるって言うけど、頻繁に俺以外に誰か入って来たりしてたのか? もしそうなら勝手にそんな事をした俺は、確実に怒られるんじゃないか?」


 ここが本当に菅生の家の者が扱っているのだとしたら、どうも変と言うか辻褄が合わない。だいたいあの符がここに来る原因だったとして、持っていたのは菅生とは関係の無い箱根崎で、しかも恭也さんが言うには《身体再生》の符は独占されていた筈だ。

 だが、既に覚悟を決めているらしいおっさんには悪いが、俺としてはもう少し状況の整理をしたかった。

 もしここが頻繁に菅生の者が出入りしているのだとすれば、俺は勝手な事をして余計な恨みを買いたく無いし、目を付けられ睨まれたくはない。

 そう思って返事をしたのだが、おっさんは何やら考え込んでいる様子だ。


「……そう言われてみれば、菅生の者が以前来たのは外の時間の流れで換算するならば三十年は前になるか。その間何度かこの狭間に入り込もうとした妖を排除したが、どれもこの石像が撃退していたのだ。だから先ずはこれを修繕しようと考えた訳よ」


「三十年!? 今から三十年前って言えば余裕で俺なんか生まれてないよ……。それってもう菅生の家は関係無くね? と言うか、忘れられているんじゃないのか?」


「なっ!? 馬鹿な貴様は何を言うか! この修行場での試練を全て突破すれば、術式を覚えられるのだぞ! 忘れるなど在る訳なかろう!」


「そう興奮するなって、良いか? 普通に考えて三十年も放置って有り得ないだろ。……あれ? でも管理人を置いているから、逆に放置だったのか? 代償が寿命だし危険物扱いされたとか?」


 おっさんの話を聞いて疑問を感じたからこそ、詳しく確認しようとしたのに何だか自信がなくなって来た。

 ……だがどっちにしろ、菅生の家の者はもう来ないんじゃなかろうか? と最終的な結論が俺の中で纏まった所で、石像の足首だけが残っていた台座から最近よく知った“嫌な気配”を感じ取って、慌てて距離を取る。

 これはそう、十字路の悪霊や火鼠に襲われた時に感じた物に近い。

 石像の立っていた場所に、まるでヘドロかコールタールのような液体に似た何かが、ゴポゴポと泡を立てていた。


「おいおい、これ石像の在った場所から湧いて出て来てないか? こんなの相手にするなんて冗談じゃないぞ!?」


「むむ、これまで封じ糧にされていたモノが、押さえが消えて混ざり合い溢れ出したか……済まぬな。どうやら間に合わなかった様だ」


「間に合わなかったって事は……絶対知っていて連れて来たんだよな? くそっ嵌められた! おっさん後で覚えてろよ! 伊周起きろ、何時まで不貞寝してる。お前の望んでいた出番だぞ!」


 石像の在った場所から更に滲み出るようにして、得体の知れない物が溢れ出しながら、近くに居た俺とおっさんまで取り込もうと、大きな腕の様に形成された塊を伸ばしてくる。

 おっさんの言う様に、何かが混ざり合ったって言うのは間違い無いようで、腕や足に顔や目など凡そ人間換算で、大きさの不揃いな五体と半分(腕が十一本と足が九本ある)が融け合い、三メートルは在りそうな形に凝り固まっていく。

 どうやら“そいつら”は意思統一が成されてなく、あちこちに在る口のような開口部から不気味な呻きを上げ、今にも倒れそうな不安定さを感じさせつつ立ち上がる。

 目に映るだけで不快感を覚え、気持ち悪さと悪寒で肌を粟立たせる様な、出来そこないの巨人が其処に現れた。


「くっ、こやつら既に元の姿が無いではないか、これが青面金剛と三尸にやられた末路か」


「うえっ、こっち見んじゃねーよ! ギョロギョロ目玉動かしやがって! 気持ち悪っ」


 更に距離を取りながら、十二の視線を感じ俺は思わず叫ぶ。

 アンバランスさが目立つその体躯は、無理やり足のある部分に腕が在ったり、頭部に当たる箇所には乱杭歯を見せる口が三つ分重なって、目に当たる部分は片側の眼だけに三つの眼球があり忙しなく動き、腕に当たる部位の方が足に該当する所より、更に大きい為に地面に引き摺っている形だ。

 俺の悪態に答えるかのように、全身に在る口に似た開口部が同時に開き叫び声を発した。


「おおおおおぉぉぉぉぉん」


 音程の狂った合唱団が呻くと、こんな風に聞こえるだろうか? そんな表現し難い怒りなのか悲しみなのか分からない叫び声を上げ、それに続きヌチャリと嫌な音を立てその巨腕を振り上げる。


「なんとっ! あの図体で速い!?」


「やっぱり俺狙いか、来ると思ってたわっ!」


 先程頭頂部に在る目とも視線が合い、俺の声に反応して口が開いたので、来ると思ったが予想通りだった。

 距離を更に一歩後退したぶん避けるのは簡単だと思ったら、腕の根元が千切れかけながらぐんっと伸びたせいで、拳の迫る軌道が俺の予測と違い、脇腹を掠りその威力で吹き飛ばされる。


「あがっ!」


「大丈夫か! ……そう言えば、我は奴の名を知らん!」


 すっかり名乗るのを忘れていたなと、おっさんの声を耳が捉えてそんな事を思ったが、背中から地面に叩きつけられたせいで、左脇腹と背中が痛む。

 一瞬折れたかと思ったが、よく考えれば今の俺は魂だけの存在と思い直した途端、呼吸が楽になり息苦しさが消える。

 どうやらまだ俺の意識は、肉体の感覚に引き摺られていたようだった。


「いってぇな、おいっ! いい加減出てこい。これは契約主足る俺の命令だ! さっさとそこの図体だけデカい出来損ないを叩き斬って、お前の力を示せ!」


「フン、何が力を示せじゃ。どうせ都合が悪くなればまた儂のせいにするんじゃろ? 今朝だとて折角手助けしてやったのに褒めるどころか、文句ばかり言いおって! 儂だって慣れぬ女子(おなご)の体を動かして頑張ったんじゃぞ!!」


 鞘を叩いて中に収まったままの伊周を呼んでみたが、ダメだ伊周の奴本気で拗ねていたらしい。

 しかも今朝の事故の時に、杉浦さんに憑りつかせていた事を根に持ってたようだけど、あれは緊急事態だし仕方ないだろ!? 俺だっていっぱいいっぱいなんだよっ! ……くそっ、言いたかないけどやるしかないのか。

 こんな所で、あんな奴に取っ捕まって合体なんてしたかないしな。


「ああもう! 分かった分かったよ! お前は十分役目を果たしてくれてる偉い俺の大事な守り刀だよ! これが終わったらちゃんと磨いてやるから、な?」


 こうして無駄口を聞いてる間も、出来損ないの巨人はその大きな腕を使い前進し、再度殴りかかって来てまるで野生のゴリラみたいだ。

 とは言っても、この歪な巨人は大きさがゴリラじゃ済まないので、距離感が狂う。

 しかも徐々に体が慣れてきてるのか、各部位のぎこちなさも段々修正されているみたいで、全く違う生き物を相手にしている様な印象を受ける。

 こりゃ早めに勝負掛けなきゃ、こっちが負けちまうな……。


 おっさんが野次を飛ばし、二匹の獣も応戦する様に炎を吹きかけたり、氷の矢を放っているが、醜い巨人はどれも構わずに矢が刺さり肉を焼かれながら、俺を執拗に狙ってくるので少しも気が抜けない。

 と言うか、おっさん仕事しろ! 二匹の獣ズの方が役だってんぞ!!


 再度来た右拳を、纏った風の要素で体を避けたい方向に加速させ回避する。

 魂なんだから息切れもしないし、軽いはずだ言う意識を持つ事で、ジャンプと風を当てる向きを操り、攻撃は行わず回避を高め逃げの一手だった。

 実際現実でこんな動きが出来たら、まるで忍者だなと苦笑する。


「……日本酒を三升。それに椿油、それが最低条件じゃ! これは絶対負からんからの!」


「おまっ、こんな時に! 日本酒は分かったけど、椿油は何処で手に入れりゃいいんだよ!? っぶねぇ! くそっ死ぬかと思ったわ」


 伊周の出した条件を聞いて、一瞬だけ気を抜いた所に低空飛び上がりキック&ストンピングが来て、大きさが大きさなので範囲が広く避けるのがギリギリだった。

 危うく潰され掛け、冷汗が背筋を通って流れる。

 潰されても魂なら大丈夫じゃね? とは思ったが脇腹に食らった痛みを思えば、リスクが高すぎてとても試す気にはならない。


「ああああああぁぁぁぁおおおおおおぅぅぅぅぅ」


「だーっうっさいわ! 鼓膜が破れるっ! で、どうなんだよっ!?」


「それを調べて用意するのも、契約主の甲斐性では無いのかのう?」


 最初のヒット以外を何とか躱し、避け続ける俺に怒りの感情が湧いたのか、大きな咆哮を上げ醜く歪な巨腕を、まるで太鼓をたたくドラムロールの様に激しく乱打し地面を震わせ、局地的な地震を引き起こした奴のせいで、俺は踏み込みが確りできなくなりバランスを崩してしまう。


「どわっ! わ、分かった! 約束だ。だけど時間は貰うからなーっ!」


「フン、最初から素直に儂の条件を飲んでおけば良かろうに。全く世話の焼ける主じゃのう。安心せよ儂が斬って捨ててくれようぞ!!」


 俺は揺れる地面に転がりながら、何とか絞り出した答えに伊周は満足そうな声音で喋り、最後の方は喜んでいるのが駄々漏れの返事だった。


 全身を嫌でも震わせる振動のせいで、無様に転んだ後は身を起こす事が出来ず、それだけを伊周に伝えると、俺は土塗れになり転がったまま腹の中身を戻しそうな振動に耐えるが、もう喋る余裕も無く体を守る様に腕で抱きしめ、この異常な攻撃のせいで指一本動かせない。

 おっさんや支援してくれていた二匹の獣ズも、地面に転がり俺と同じような状態になっていた。

 当然だけど、俺のバイクも倒れ派手に揺さぶられ地面にシェイクされている。


「目を開き儂の雄姿を見て居れよ? 儂の手に掛かれば、あのようなただ大きいだけの独活の大木など、簡単に三枚に下ろしてくれるわ! 刃っ!」


 伊周は鞘ごと勝手に俺の腰から抜け出し、仮の姿である伊周の形を取ると宙に浮き(こいつズルい!)、階段を上っていた時に話したように更に浮き上がり、その手に持った鬼人大王・波平行安を気合の籠った声を上げ、鞘から一気に抜刀し再度キンッと涼やかな凛とした音を辺りに響かせ、己の本体たる刀を鞘に納める。

 直後に巨人が奏でるドラムロールの乱打の音とは違う、ドドン! と地面に立て続けに重なった音が鳴った。


「うおおおおあああああああぁぁぁぁぁ!!」


 先程の音の後、巨人が苦しそうな声を体の各所から上げ、ブシューっと液体の噴き出す様な音がその叫びと二重奏(デュエット)を奏でる。

 先程の伊周の抜刀で巨人の二本の巨腕が断たれ地面に落ち、その断面から黒い体液を今もシューシューと噴出させていたのだ。

 ……何かもう、お前が主人公でいいよ。


「クカカカ! 主よ見たか儂の働きを! これで椿油と日本酒三升は確実よな? 良い働きであろう? しかと褒めるのじゃぞ!」


 とても満足そうな顔でそう声を上げる伊周に、何だかテストの点数で満点を取り、母さんと俺に笑顔で見せに来る明恵を思い出してしまった。

 うん、奴は男前だがよく考えると余り人と接する事無く、ただ存続させる為だけに瀬里沢の家を守り、それこそ機械の様に過ごしてきたのだろう。

 もしかすると、俺や静雄達と触れ合う事でより人間ぽくなってるのかな? そう考えると伊周は嗜好が大人だけど、中身はまだ子供と言っても良いのかも知れないと、地面に転がったまま何となく思った。


「あひっあひっ……あああああああおおおおぅぅぅぅ!!」


「むっ、何じゃ折角の儂の手柄を気持ちよく語っていたのに無粋な奴よのう。図体ばかり大きく邪魔じゃし、いっそ細切れに刻んでやろうかの」


 伊周が何時になく物騒な事を呟き、顔にイラつきを隠しもせず巨人を睨む。

 俺も手を突き体を起こしながら、喚き声を上げる巨人を見て自分の眼を疑った。


 それと言うのも腕を落とされ、体液を噴出しながら土と混ざった泥に埋もれ、残った足を動かしもがいていたと思ったら、奴はグチュリと音を立てミチミチと何かを引き千切るような異音を出し、その大きな頭部に在る口の頬肉をブチブチと裂いて顎を胸の辺りまで開いた。

 そして断たれて落ちた自分の腕に齧り付き、ゴリボギュと噛み砕き咀嚼して物凄いその勢いから、まるで誰かに命令されているかのようだ。

 自らの二本の腕を早く腹に収めよとばかりに貪り、土も体液も混ぜながら飲み込む様は、まるで飢えに餓えた獣のようだった。


「なっ!……何だこの化物は!? 火弧(かこ)氷蛇(ひだ)! 止めを刺せ!」


「コン!」「シャー!」「お前ら名前あったのかよ!」


 地面シェイクから立ち直ったおっさんの声に即対応し、カコとヒダと呼ばれた二匹の護法夜叉(ペット)は、得意の炎と氷で止めを刺そうと動きを止めた巨人に、今放てば必中なせいか先程よりも威力が在りそうな赤では無い青い炎と、地面からパキパキと音を立てさせ、巻かれた体液ごと凍らす勢いで放たれる吹雪が、巨人の居た辺りを一気に覆い尽くす。


「おごぉあああああああぁぁぁぁ!!」


 炎とその熱で氷の結晶が空気中に舞い、巨人の苦しむ叫び声が先程よりも大きく大気を震わせ、思わず耳を塞ぐと地面からズン! と大きな振動が一度だけ伝わった。

 辺りにはそのまま叫び声が轟き、それも消えると静寂が包み込んだ。

 二匹の猛攻を受けた巨人はぐずぐずに焦げ、煙を上げていた。


「……今のは流石のアレも一溜まりもないだろう、よくやったな火狐に氷蛇。護法夜叉たるお前達の力、見事だったぞ」


「主よ、ああやって褒めるのが契約主の務めぞ? よく見て学ぶが良い!」


「お前は何でそんなに偉そうなんだよ。あの二匹みたいに頭でも撫でて貰いたいって言うのか? 勘弁してくれよマジで」


 若干腑に落ちない物を感じながらも、俺は勝ち誇った様な顔で寄って来る伊周を引き剥がし、倒れたバイクを立て直そうと立ち上がる。

 こうして石像を壊したツケが片付いた事で、やっとここから出る為の話が出来ると、伊周に絡まれながら俺は思っていた。


つづく

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