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第4話:再開

「着いたぜ、ここがお前の家だ。」




目の前にはドラキュラ城みたいな城が聳え立っていた。




「ゼロ…俺の親父は吸血鬼か何かか?」




ゼロは唖然とした表情で俺を見ている。



「何言ってんだ?お前の親父さんは悪魔界最強の王じゃないか、ついでに言っとくがお前の母親と妹は悪魔界の三大美人に選れるくらいの美人さんだ。羨ましいかぎりだよ。」




[羨ましい?まぁ家族の事を誉められるのは嬉しい…けど、その中に俺なんかがいていいのか。]




「親が心配してるぞ、早く顔見せてやれノワール。」




ゼロに背中を押され中に入る。




城の中に入ると言葉を失った。

絵に書いたような、まさに豪邸そのものだ。




「兄様!!どうなさったのその傷。母様大変、兄様が。」




美しい女性が走って来て心配そうに俺のことを見つめている。




「ノワールどうしたと言うのですこの傷は?すぐに手当てを…」




もう1人女性が来たかと思うと俺の手を取り、優しく撫でてくれた。




俺は応急室に連れていかれ応急処置を施してもらった。




だいぶ疲れていた俺は

「少し休みたいんですが…」

と他人行儀で言った。




「そおね、マリー部屋まで着いていってあげなさい。」




「はい母様。」




妹のマリーに部屋まで連れて行ってもらい、着替えている時に、



「ノワール…無事でよかった。お前が行方不明と聞いた時は頭が真っ白になったが、本当によかった。今はゆっくり休みなさい。」




「あ…ありがとう。」



多分父親だろう。こんなに俺のことを相当心配している。




俺はベッドになだれ込んだ…と同時に深い眠りに入っていった。

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