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側近タカハシ  作者: こんてな
9/40

『側近高橋 〜伊達にギャルはやってない☆独眼竜の血涙統一記〜』

【登場人物】






伊達政宗(1567〜1636)

 奥州の独眼竜。若くして家督を継ぎ、戦国の美学を体現したカリスマ武将。

りん

 伊達政宗のギャル娘。眼帯に憧れるファッションモンスター。「義眼って盛れる!?」が口癖。

側近・高橋

 胃から政宗色の汁を吐く常駐型書記官。今日も派手に気絶寸前。











【第1章:独眼竜、眼帯ギャルを育てる】






政宗、生後すぐに天然痘で右目を失明。


凛(5歳)「パパ〜! うちも“アイパッチ女子”になって戦国バズりたい〜!」


政宗「お前に片目はまだ早い……高橋、片目の尊さを教えてやれ」




高橋「フゴッ……(尊さってなんですか……)」




→ 凛、「視界を半分にしても世界は盛れる」と謎理論で眼帯生活へ突入。


→ 幼少期から“伊達ファッション道場”を開き、奥州で局地的バズを巻き起こす。










【第2章:家督相続と地獄の親子ゲンカ(1584)】






政宗、18歳で家督を継ぐや否や、叔父と敵対。


母・義姫とも対立。


→ 凛「うちもママとケンカした〜い!てか、“義姫VSギャル”とか絶対映える!!」




→ 義姫、凛に対してだけめちゃくちゃ甘く、「凛ちゃんは違うのよ〜」と言いがち。


→ 高橋、板挟みで泣く。




高橋「フゴ……政宗公の実母とギャル娘が毎日バトるとか胃が死ぬ……」










【第3章:奥州統一戦争(1585〜1590)】






政宗、怒涛の侵攻で奥州を支配下に。


→ ただし、敵将の首を大量に取りすぎて秀吉から睨まれる。




凛「え〜、首とか無理〜! てか、もっとおしゃれに統一できんの?


“踊ってみた統一”とか、うち出るけど〜?」




→ 高橋、ついに奥州初のダンス統一戦イベントを企画(※完全創作)


→ 敵大名、「もうこの親子と関わりたくない」と降伏。




→ 実際、政宗は見事な政治手腕で多数の豪族を従えた。










【第4章:豊臣政権と“死に装束事件”】






1590年、小田原征伐。政宗、秀吉に遅参。


→ 許されるため、死を覚悟して白装束で出頭(※史実)




凛「え〜!? パパの死に装束、もっと盛れるやつがいい〜〜!


ピンク×金とかヤバくない!?」




→ 高橋、「フゴォオオ!!(派手に出頭して秀吉に逆に斬られるやつーー!!)」




→ だが政宗、堂々たる態度で逆に秀吉を魅了。命を救われる。




凛「やっぱパパって、戦国のインフルエンサーって感じ〜!」










【第5章:関ヶ原〜徳川政権下のサバイブ術】






1600年、関ヶ原の戦い。


政宗、様子見を決め込み、最後は徳川側に立って大名として生き残る。




凛「え〜、うちなら迷わず勝ち馬乗るけど? てかパパ、リアル戦国ステルスマーケティングじゃん!」




→ 高橋「フゴッ……(戦国で一番バランス感覚に優れてるの、ギャルかもしれん……)」




→ 江戸時代になり、政宗は仙台藩主として城下町を整備。


→ 洋風文化も取り入れ、西洋船“サン・ファン・バウティスタ号”を建造し、ローマに使節を送る(史実)




凛「世界に“ダテギャル”発信しよ☆」




→ 高橋、ついにヨーロッパで吐血










【最終章:晩年とギャルの決意】






1636年、政宗死去。享年70。


凛、政宗の墓前でこう語る。




「パパさ、戦もバズも、やりきったよね。


うち、これからは“平和に生きるギャル”として、戦国の終わりに光さすわ」




→ 後に凛が作った“伊達スピリチュアルギャル講座”は、


仙台藩士の嫁教育にも使われたとか使われてないとか。










【エピローグ】






高橋「伊達政宗公は、生き様が一大デザインでした。


その血を受け継いだ凛様もまた、盛ることに命を懸ける……真の“伊達者”でございました。




……私はもう、血ではなくラメを吐きそうです」














〜完〜

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