『側近高橋 〜キャメロット☆ギャル伝説と聖剣の宴〜』
【登場人物】
アーサー王:若き王候補。聖剣エクスカリバーを抜く宿命を持つが、ギャル娘の無茶に翻弄されている。
ギャル姫・アーサリア(17歳):キャメロット最強のインフルエンサー系ギャル。「聖剣?抜くより映えでしょ☆」が信条。
側近・高橋:時空を超えてなぜかブリテン島に仕えている日本の忠臣。血を吐きながら伝説を成立させる係。
【本編】
中世ブリテン——
聖剣エクスカリバーが岩に突き刺さり、誰も抜けずに時が過ぎた。
その前で怒号が響く。
「高橋ーーーーーーーッ!!!」
「はいッ!!!」(土下座)
「アーサリアが……また……聖剣を抜くセレモニーのコンセプトを変えろと……!」
アーサー王は震える指で、置き手紙を差し出す。
『聖剣抜くだけとか、地味すぎじゃん?
どうせなら、“エクスカリBAR☆伝説のDJナイト”やろ?
ギャルも王も踊ってナンボでしょ?あと抜くのは深夜0時、マジ運命感じる時間でヨロ〜!』
「ブフォアアアアアア!!!!」
高橋、血を吐いて倒れ込む。
「高橋、頼む……わしにはもうどうすることもできぬ……聖剣を抜きつつ、深夜イベントを成立させよ……!」
「これはもう伝説ではなく、狂宴……!」
【準備開始】
泣きながら働く高橋。
岩をステージ化、LEDライトで「聖剣抜きゾーン」に改造
円卓の騎士には蛍光ペイントアーマーを支給
聖剣はスモークとフラッシュ演出付きで「抜けるとバチ映え」
さらに、時報に合わせて「カウントダウン・聖剣ナイト」が始まる。
【運命の夜】
「きたぞ……アーサリアPresents——」
「キャメロット☆聖剣FESッッッ!!」
カウントダウンとともに観客(民衆)と騎士団が「抜け〜!抜け〜!」コール!
アーサーが手をかけると、聖剣がスルリと抜け——
「抜けたーーー!!!マジで映え〜!!!」
煙と光が空を舞い、伝説の王が誕生する。
【エピローグ】
「アーサリア……この聖剣の意味、わかっておるのか……?」
「え、あの光とスモーク?神演出だったね!てかさ〜、次は“聖杯巡礼☆ギャルと行く地獄バスツアー”とかどう?」
「グエアアアアアアア!!!!(血吐)」
〜完〜




