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側近タカハシ  作者: こんてな
40/40

『側近高橋 〜キャメロット☆ギャル伝説と聖剣の宴〜』

【登場人物】




アーサー王:若き王候補。聖剣エクスカリバーを抜く宿命を持つが、ギャル娘の無茶に翻弄されている。

ギャル姫・アーサリア(17歳):キャメロット最強のインフルエンサー系ギャル。「聖剣?抜くより映えでしょ☆」が信条。

側近・高橋:時空を超えてなぜかブリテン島に仕えている日本の忠臣。血を吐きながら伝説を成立させる係。









【本編】




中世ブリテン——


聖剣エクスカリバーが岩に突き刺さり、誰も抜けずに時が過ぎた。




その前で怒号が響く。




「高橋ーーーーーーーッ!!!」




「はいッ!!!」(土下座)




「アーサリアが……また……聖剣を抜くセレモニーのコンセプトを変えろと……!」




アーサー王は震える指で、置き手紙を差し出す。








『聖剣抜くだけとか、地味すぎじゃん?




どうせなら、“エクスカリBAR☆伝説のDJナイト”やろ?




ギャルも王も踊ってナンボでしょ?あと抜くのは深夜0時、マジ運命感じる時間でヨロ〜!』








「ブフォアアアアアア!!!!」


高橋、血を吐いて倒れ込む。




「高橋、頼む……わしにはもうどうすることもできぬ……聖剣を抜きつつ、深夜イベントを成立させよ……!」




「これはもう伝説ではなく、狂宴……!」








【準備開始】




泣きながら働く高橋。




岩をステージ化、LEDライトで「聖剣抜きゾーン」に改造

円卓の騎士には蛍光ペイントアーマーを支給

聖剣はスモークとフラッシュ演出付きで「抜けるとバチ映え」





さらに、時報に合わせて「カウントダウン・聖剣ナイト」が始まる。








【運命の夜】




「きたぞ……アーサリアPresents——」




「キャメロット☆聖剣FESッッッ!!」




カウントダウンとともに観客(民衆)と騎士団が「抜け〜!抜け〜!」コール!




アーサーが手をかけると、聖剣がスルリと抜け——




「抜けたーーー!!!マジで映え〜!!!」




煙と光が空を舞い、伝説の王が誕生する。








【エピローグ】




「アーサリア……この聖剣の意味、わかっておるのか……?」




「え、あの光とスモーク?神演出だったね!てかさ〜、次は“聖杯巡礼☆ギャルと行く地獄バスツアー”とかどう?」




「グエアアアアアアア!!!!(血吐)」








〜完〜

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