『側近高橋 〜ギャル、恋と天下を盛る〜』
【登場人物】
諸葛亮孔明(181年?〜234年)
劉備に仕え、蜀の丞相として活躍。圧倒的知略と不眠不休の努力で数々の戦を動かす。天才。ガチで天才。
こうめ(通称:陣形盛りギャル)
孔明の娘(設定)。「恋の戦もガチで勝ちたい☆」と口にしながら、兵法書にキラキラペンで“LOVE”と落書き。
陣形=推し配置と勘違いしがち。
側近・高橋
三国志の世界に転生した和風サラリーマン。ギャルと兵法の板挟みで五丈原より五臓が限界。
【第1章:ギャル、『天下三分の計』を恋人三択に改造】
孔明「今こそ天下を魏・呉・蜀の三国に分けて――」
こうめ「ウチもさ、推し3人に分けて、どれが本命か試す計画立てた☆」
→ 高橋「それ“計”じゃねえ!浮気未遂だああああ!!!」
→ゲフゥーー!(三分された胃が全滅)
→孔明、『隆中対』にて天下三分の計を提案(史実)
→こうめ、「でもウチ的に“推し三分の計”のが重要☆」→高橋「推しで戦国つくるな!!」
【第2章:ギャル、『赤壁の戦い』にライブ感を持ち込む】
孔明、東南の風を読み、火計を仕掛ける(史実)
こうめ「ねーパパ!このタイミング、ウチの告白に“火つける”のにベストじゃん☆」
→ 高橋「赤壁で恋燃やすなァァァ!!魏も呉もびっくりだわ!!」
→ズバアア(恋の火計で焼け焦げる内臓)
→赤壁の戦い、連合軍の勝利(208年ごろ)
→こうめ、「ウチも“推しと連合”組みたい☆」→高橋「その“連合”浮気だから!!」
【第3章:ギャル、『木牛流馬』にカート機能を求める】
孔明、兵糧輸送のために木牛流馬を発明(史実)
こうめ「ウチもそれで“推しグッズ”運びたい☆ 重くてムリ〜☆」
→ 高橋「兵糧運搬の結晶をライブ帰りの荷物持ちに使うなァァァ!!」
→ブシュッ(木牛の荷台に血がべっとり)
→孔明、発明家としても超有能
→こうめ、「あと木馬の方は“映え乗り”に改造したい☆」→高橋「それただの撮影用!!」
【最終章:ギャル、五丈原で告白を試みる】
孔明、五丈原で病没(234年/史実)
こうめ「パパが死ぬ前に、ウチの推しにラスト告白したい☆」
→ 高橋「戦場で告白すなぁああああ!!空気読んでえええ!!!」
→ゲフゥゥ!!(天の時より人の血)
→孔明、「死しても蜀を思う」
→こうめ、「でもウチは、死んでも推しに“いいね”欲しい☆」→高橋「三国志の終末感ここに極まれり!!」
【エピローグ】
「ウチの恋、蜀より短命だけど、炎上力は魏超え☆」
——こうめ(陣形盛りギャル)
「孔明よ……来世ではギャルと縁を絶ってくれ……」
——側近・高橋(五丈原より前に散った)
完




