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側近タカハシ  作者: こんてな
33/40

『側近高橋 〜ギャル、恋と画風を盛る〜』

【登場人物】






パブロ・ピカソ(1881〜1973)

 スペイン出身の画家。青の時代、バラ色の時代、キュビズムなど次々と画風を変え、美術史に革命を起こした伝説的人物。

ピコ(通称:色彩盛りギャル)

 ピカソの娘(設定)。「ウチ、失恋したら画風変わる系女子☆」と豪語。

 基本的に恋愛の失敗をキャンバスにぶつけるが、時々キャンバスにチョコをぶつける。意味不明。

側近・高橋

 パレットと応急処置セットを常備する男。もはや彼の血液もアクリル絵具。











【第1章:ギャル、青の時代に共鳴しすぎる】






ピカソ「失恋と友の死が、私を青の世界に導いた……」


ピコ「ウチもね、推しが他の子と歩いてるの見て、マジでブルーな気持ちになった☆」


→ 高橋「お前の“青の時代”、2時間で終わったろうが!!」


→ゲボオォォ!(心に絵の具爆発)




→ピカソ、『青の時代』の代表作『人生』など発表(史実)


→ピコ、「でもウチ、ネイルは常にピンク☆」→ 高橋「統一感!!」










【第2章:ギャル、キュビズムに恋の断面図を描く】






ピカソ「物をさまざまな視点で再構築する、それがキュビズムだ」


ピコ「ウチの恋もさ、表面だけじゃわかんないの。断面、爆エモ☆」


→ 高橋「お前の恋、切ってもドロしか出てこねええええ!!」


→ブシュアア(飛び散る感情と血液)




→ピカソ、キュビズムをジョルジュ・ブラックと発展させる(史実)


→ピコ、「ウチの彼氏も、角度変えたらマジ神☆」→ 高橋「角度詐欺だろそれ!!」










【第3章:ギャル、『ゲルニカ』にラブ落書き】






ピカソ、『ゲルニカ』を描く。スペイン内戦の悲劇を叫ぶモノクロの巨作。


ピコ「これさ、ちょっと暗すぎない?ウチのハートつけたら映えそ☆」


→ 高橋「戦争画にピンクのハート入れんなぁぁぁああ!!!」


→ブシャァァ!!(真っ赤な吐血でモノクロが台無し)




→ピカソ、「これは政治的叫びだ」


→ピコ、「じゃあウチの叫びも描いていい?“推しに既読スルーされました”って☆」→高橋「それテロだわ!!」










【最終章:ギャル、遺言をカラフルに改ざん】






ピカソ、晩年も創作を続け、91歳で他界(史実)


ピコ「パパの遺作、ウチがデコって“伝説☆”って書いといた☆」


→ 高橋「やめろぉおお! 遺作にプリクラ文化持ち込むなぁぁぁ!!」


→ゲフゥゥ(作品より早く燃え尽きる命)










【エピローグ】






「ウチの人生、パレットに恋と情熱しかない☆」


——ピコ(色彩盛りギャル)




「俺の人生、だいたい赤。しかも自前の血色……」


——側近・高橋(人体から出る三原色)










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