『側近高橋 〜ギャル、万有愛を盛る〜』
【登場人物】
アイザック・ニュートン(1643〜1727)
イギリスの物理学者・数学者。万有引力、運動の法則、微積分などを発見し、自然界の法則を言語化した天才。
人付き合い苦手。りんごが落ちて物理が始まる男。
アポロニア(通称:恋落ちギャル)
ニュートンの娘(設定)。落ちるものすべてにトキめくタイプ。
「恋に落ちるって、それ重力じゃん☆」などと意味深なギャル理論を炸裂させる。
側近・高橋
ケンブリッジに流れ着いた東洋人官僚。
物理用語を理解するたび、血管が破裂する生きた“人間ラボ”。
【第1章:ギャル、恋と重力を混同する】
アポロニア「ねーパパ、ウチさ〜、この前屋上で恋に落ちたら物理の授業思い出して泣いた〜☆」
ニュートン「……ふむ、それは引力か恋愛か、確かに難しい」
→ 高橋「混ぜるなッ!感情と自然法則を混ぜるんじゃない!!」
→ゲフーッ!(血で床がすべる)
→ニュートン、恋と重力を思索→『万有引力の法則』着想(史実)
→アポロニア、「恋って距離の二乗に反比例しない?☆」と勝手に相関グラフ作成(非史実)
【第2章:ギャル、微積で恋の進行度を分析】
アポロニア「ウチさ、好きな人との“好き”の変化率、微分したらエモくない?」
→ 高橋「おまえは何をしてるんだァァァアアア!」
→ゴフゥッ!(高橋のノートが赤い液体でべしゃべしゃ)
→ニュートン、微積分の基礎理論を整理(史実)
→アポロニア、「気持ちの傾きはいつも不連続☆」と黒板に謎の心情関数を描く
→高橋「俺の感情は常にマイナス傾きじゃあああ!」
【第3章:ギャル、第三の法則で失恋に立ち向かう】
アポロニア「“作用・反作用の法則”ってさ、ウチが告白したら絶対返事くるってことでしょ?」
→ 高橋「来るのは返事じゃなくて、心の反動ダメージだよォォ!!」
→ドバアァッ!(鼻から物理)
→ニュートン、運動の第3法則を記述(史実)
→アポロニア、ラブレターに「※物理的に返事ください」って書く(地獄)
→高橋、そっと反作用で辞表を用意
【最終章:ギャル、プリンキピアを読み解く】
→ ニュートン、代表作『プリンキピア』執筆中
→ アポロニア「パパの本、文字ばっかでギャル無理だけど、愛は感じた☆」
→ 高橋「物理書を読んで“愛を感じた”ってどういう読み方!?」
→ゲフーーーッ!(書斎が赤く染まる)
→ 完成したプリンキピア → 科学革命を決定づける(史実)
→ アポロニア、「ウチも“恋の法則”をいつか書くね☆」
→ 高橋、「頼むから本の前に答えのある恋をしてくれェェ……!」
【エピローグ】
「恋も重力も、落ちた時がスタートなんだよね〜☆」
——アポロニア(恋落ちギャル)
「俺の命は今、自由落下中だ……」
——側近・高橋
完




